倉敷からの距離 99Km
登頂日 ’96/04/21 ガイドブック C
F
神社10:15−11:00尾根−11:03山頂11:20−11:53神社
湯原温泉のすぐ東側のそびえる山、標高889mである。二つ星の山。
久々に朝から晴天で気持ちが良い、今日は山登り、温泉、そして花見とご機嫌の一日であった。神社の横の道から登ってゆく(10:15)、山頂まで急登が続く。結構勾配が厳しいイワウチワに出会う、可憐な花を咲かせている、山もいよいよ春である。
30分程登ると一時勾配の緩やかな斜面に出るがすぐまた急登となる。笹の葉や手頃な木々の小枝をつかみながら滑らないよう登ってゆく。木々の合間から湯原ダムや大山の冠雪した様子をのぞき見る事が出来る。
二度目の急登では結構バテた、もう30分位登ったのかと思い時計を見るとまだ10分程であり、前の疲れが結構残っているのだと思いながら、一歩一歩急登をゆく、そのままの姿勢でいると足元がずるずると下がってゆく。木につかまりながら足元を確保し登る。やがて尾根に出る(11:00)草原で西側の眺望が一気に開ける、草原の踏み跡を右に進むと三角点に到着(11:03)。
写真を撮ったりしながら登ったが約50分 ちなみにガイドブックの所要時間は110分 結構急登であったが休み無しで登ったので早かったのか?
下山
山頂で食事をしたり、一息入れ出発(11:20)。急登であった事から、滑っても大丈夫なように、カメラはリュックに入れ、軍手をはめ体勢を整える。時々スリップするが、木につかまったり、小枝をつかんだりししりもちはつかずに下る。笹の小枝はこうした時大いに助かる。足を踏ん張りながら下るので汗も出てくる。大きなスリップも無く無事下山(11:53)。所要35分弱、ガイドブックでは60分と記載。
湯原温泉 湯原温泉で温泉に入る。湯原温泉街に入り、川沿いの駐車場に車を止め、町内を歩くと、町営温泉場があり入浴料140円と記載してあり、そこに入浴する。浴場ではタオルや石鹸を販売している。家族風呂なるものもあり、そこは1時間1850円。湯上げタオル等持参していたので、140円ポッキリで入浴。余り浴場は広くないが それでも5、6人は入れる。残念ながら外は見えない。結構高温の湯が豊富に出る。すでに入浴していた白髪の方 福山との事、結構あちこち訪れているらしい 倉敷からと話したら ここより湯郷の方がいいのではとのコメント 連休に米子自動車道を走って渋滞で大弱りしたなど話がはずむ。
そうこうしていると若い2人連れ 一人は大阪、一人は地元 でも露天風呂はどこか聞いたが、地元と言っても外れで知らないとの事。4月末には倉敷の美観地区に行くと、これまた楽しい会話。
湯船に浸かり、唄を歌ったりしてご機嫌で出る。
温泉の受付での会話 もう20年以上温泉浴場をやっている ここが湯本、町内の人も入湯価格は一緒という話や 雨乞山に登ったと話したら イワウチワを見たでしょうと花の話 つい先日見に行った由 イワウチワの花の時期は結構短いので丁度良い時との事 一面に咲いているのを見たが今年はポツポツで少ない きっと渇水の影響だと思う(昨年は渇水だった由)との話 露天風呂の事を聞いたらここから200m程先に行った所と教えてくれた
140円で温泉と会話と結構楽しめた
教えられた露天風呂を見にゆく 更衣室が用意されており、自由に入浴出来る(無料)近くで宴会をやりながら 浴衣姿でいたので、飲んでは風呂に入るなどと楽しんでいる様子 中年の女性も一緒に入浴している ここも楽しみな所
ダムの上まで登り、水が蓄えられている事を確認し帰路につく。
国道429から県道30で落合に出、313号で目的地にゆく。吉備路は桃の花が、旭ダム周辺は桜が満開で、旭川沿いのドライブ約20分程楽しませてくれる。勝山では菜の花が川沿いに一面咲きまた趣を異にする。帰路には写真を撮ろうとスイートスッポットを頭に入れながら走る。
櫃ヶ山が堂々たる容姿を見せる。登山口には3台ほど駐車しており、登っているなと思いながら先に進む。登った事がある山は思いもひとしおである。
湯原の温泉街に行かず新道を行き、トンネルの手前の神社の側に駐車する。