荒戸山


標高 761m    難易度 ☆     登り25分 下り30分   岡山県
倉敷からの距離   102Km        登頂日 ’96/07/21   ガイドブック   F

車11:00−11:25山頂11:35−12:05車

登山
 荒戸山(あらとやま761m)は鯉が窪湿原の近くにあるトロイデ型の山 約70年前に花崗岩層を貫いて噴出したが、噴火せずそのまま固まったとの事。

 標高761mの山 登山口は標高600mあるのであまり高度差は無い。簡単に登れる山と記載があり 観光ガイドにも荒戸山が紹介されている事から 短パン 半袖でハイキングがてら出掛けた。 登山口から良い道が出来ており なんら迷う状態ではない 木々も予想に反し大きな木が生育し 登山道はひんやりと心地が良い しかし 短パンはいけなかった 草にトゲがあるものが結構茂っており あちこちがチクチク ズボンであれば何でもない事が失敗である。知らない山は きちんと支度して行かねばならない事を反省材料に戴いた。

 ゆっくりと家内のペースで登る 11:00に登り始め 11:25には山頂に 汗もわずかであった。山頂は展望がきかず 早々に下山する 11:35に下山開始 12:05着。

 下山ルートは別の道を選択した TVアンテナがあり広い登山道が出来ており このルートであれば短パンでも充分だった。 中腹まで車で登れるようになっていた。その道を下って 下の林道に出たは良いが方角がわからない 地図を出し 磁石で確かめ ルートを割り出す 磁石や地図を用意しておいて良かったとほっとする。

 登り口に咲いていた花がトチバニンジンとの事 真紅の実が可愛らしい。


アプローチ
 国道180号で新見に行き国道182号に入る 鯉が窪の案内に従い鯉が窪へ そこから荒戸山方面6Kmの表示があり 表示に従い進んでゆく わかりにくい所もあるが 左手方向に道をとり荒戸神社にゆく 神社には駐車場が整備されているのでそこに駐車する。

 鯉が窪湿原には結構沢山の車が駐車していた事もあり 立ち寄る 入原料200円

 オグラセンノウやコバギボウシが咲いていた ノハナショウブやハンカイソウは時期が少し遅かった ピンクのシモツケソウが可愛らしい。鯉が窪には以前訪ねた事がある 尾瀬のミズバショウのイメージから大きく異なる事から 随分失望した思いがある。しかし 山の花を訪ねた経験からすると これだけ自然に育っているのは貴重である事を見直した これも山のおかげである。