二上山



標高 689m    難易度 ☆     往き150分 帰り110分   岡山県

倉敷からの距離   66Km        登頂日 ’97/01/19   ガイドブック   F


 誕生寺10:23−西谷10:55−是里池11:10−境(宮の乢)11:40−道間違い−境11:55−滝谷池12:15−山道12:30−両山寺山門12:43−12:55山頂13:15−両山寺13:30−二上温泉14:17−誕生寺15:08

登山  
 二上山(ふたかみやま)689mは久米郡内の最高峰との由 ルートの案内に誕生寺へ自然歩道を歩くのも良いとの記載があり 誕生寺を起点とした往復コース20Kmを選んだ

 誕生寺内を見学し、出発 二上山へ行くのに同じ道を往復するのでは面白くない ガイドブックによれば二上山(両山寺)から誕生寺へのコースは道標が整備されている由なので、帰路そのコースを選ぶ事とし 往路は異なったルートを1/25,000の地図で選んだ

 誕生寺から北西方面に伸びる自然歩道を誕生寺の案内に従って進む 登りにかかってから二つ目の曲がり角を左に曲がり自然歩道から離れる 西谷の部落に向かう道である 自動車道であるがかなりの急勾配を登る 左手に高原のパノラマが広がり太陽の光が心地よい 全面に目的の二上山が姿を表す あの頂上に立つのだと思うと雄大な気持ちになる 道を少し間違えたが間違えに気づき軽傷でもとのルートに戻り西谷に入る 地図を頼りに高房山に向かう道を探し進む舗装はされているが細い 標高も300mから450mと高度を増す 高原のハイキング 約1時間で是里池に着く 昭和62年完成と記載されている 高房山526mの北に位置する

 ここからは比較的広い舗装道路に従って宮の乢(標高300m)に下ってゆき境に着く 少し近道をしようと思い日向の部落を抜ける道を選び 進んでいったが途中で道を見逃したのか違った方面に出てしまい 境まで戻り 今度は自動車道の両山寺の案内に従って進む 20分程進むと滝谷池に着く 滝谷池は昭和43年完工と記載がある 比較的大きい人工池である

 自動車道は大きく迂回して両山寺に伸びているが 滝谷池から大垪和東を抜けてゆく道が記載してあるのでその方向に向かう 幾つか分岐があり、地図を参考にしエイヤット道を選び北の方面に進む その内舗装が無くなり道も細くなる 小さな水たまりがありここが地図に記載の場所だと少し東寄りにずれたかな しかし目的地はそう外れている様子でもない 山道になったとは言え道は続いているので どんどん登る やっと山道が歩けたと落ち葉に埋まった小径を楽しみながら登る 10分と少々でいきなり目的地の両山寺の山門に出る予定では自動車道に出て そこから東に200〜300m進むと両山寺に着く計画であったが 少しずれた道を来た為 山門に直接出る結果となった(地図には記載が無い山道である)

 両山寺に二上杉と記載の大杉がある 名木百選とのよし 推定樹齢1000年 周囲7m 一見の価値がある 1000年もの間何を見てきたのだろうか

 両山寺から木道を登ってゆくと10分余りで二上山の山頂に着く 三角点のある場所は電波塔に囲まれた横町と言う感じ 三角点手前から眺望が得られ泉山など県北の山々が雪に覆われた冬景色を見せてくれる 

 帰路は誕生寺の案内に従って自動車道を進む 標識が整備してあるとの記載なので地図は不要かと思っていたが それほど整っていない 本来なら道標があって良いと思われる場所に無く 地図を見て判断して進む まだ先に道標があるのかと思い本来なら曲がる道をそのまま道なりに進む 内穴川に出るが道標は無い 新しい道路が出来地図と様相を異にしている 二上温泉(入浴料400円)と記載した場所に案内図があり自然歩道の記載がある 川に沿い北東に進み有藤で左折し自然歩道を登ってゆく 交差点に誕生寺と両山寺の道標があったが倒れて反対向きになっている あまり整備が行き届いていない状態である

 自然歩道とは言うものの単なる自動車道にすぎない 通行量が少ない点救われるが歩いて楽しい感じがしない 自然歩道と言うのであれば歩道専用にし自然とももっと近づく事が出来るようでありたい 両山寺からここまで下りの道であったがここから少し登りとなり溜め池を見てから下りの道を誕生寺に向かう

 往きと帰りの道を比較すると 往きの道の方が起伏もあるが楽しみの多いルートであった



アプローチ
 誕生寺は国道53号でよく通過する 走り慣れた道である 気温3℃の表示今日は冷え込みはさほどでもない 誕生寺の駐車場に駐車させて戴く