御嶽駅10:48−滝本駅(ケーブル乗り場)11:13−ケーブル山頂駅からの分岐11:54−12:04武蔵御嶽神社12:15−12:20長尾平12:25−天狗岩12:36−綾広の滝13:05−ケーブル山頂駅への分岐13:35−滝本駅13:56−御嶽駅14:20
御岳山(みたけやま)929mは東京都青梅市の山 東京駅と有楽町駅の間に出来た東京国際フォーラムにあるインフォメーションルームを見ていたらたまたま青梅市の紹介があり遊遊青梅(ゆうゆうおうめ)と記載しているリーフレットに御岳山の1/18,000の地図と共に紹介があった事から 東京での一日を利用し登った御嶽の駅からバスが出ておりケーブルで山頂近くまで登れる それでは詰まらないので地図を見ながら駅から歩き出す 標高が929mであるから雪が心配である 運動靴での山登りであるから足元がしっかりした場所でないと心配である 御嶽の駅から御岳橋を渡り吉野街道を行く 標識に従ってケーブルの乗り場である滝本駅に曲がるとそこからは登り道となる
ケーブル乗り場からも舗装された道が続く 但し比較的大きな石が舗装面に埋め込まれ滑り止めになっている 歩いていたら郵便屋さんの単車が走って降りてきたり 帰路では軽トラックが降りて来たので 日常の生活道路として利用されている 道の両側には見事な大杉が生育している 600本以上あり山の上が1番で順番に700何番かが付けて有る 番号を見ると あとどれだけあるか目安となる 大杉は見事である ギギギギーギーと木と木がこすりあうような音がする 静けさの中に異様な音である
あれほど強かった風も山懐に入った為か無くなり 時々穏やかな日射しが射す 寒いとは言え山登りでは汗が出てくる 上に着ていた毛糸のセータを脱ぐ
御嶽駅に標高231mと表示してあったので山頂までは約700mの標高差になる登山道が上記のとおり単車や軽トラックが往来出来る傾斜なのでさほど急勾配ではない テンポ良く足が進む 歩いて登っている人がいるが 日頃の鍛え方が違う?のか どんどん追い抜いてゆく 軽やかな足取りで と声をかけられいい気になりぐんぐんと足を伸ばす
ケーブルの山頂駅からも舗装があり 山頂にあたる武蔵御嶽神社へは石段が続く 石段は登りは大体一段飛ばしで登る 一段一段ではまどろっこしい 標高900m程度となると雪があり道路の脇に寄せられている わらぶき屋根の宿舎もありそれなりのたたずまいである 山頂に神社があるが三角点は無い 神社の人に聞いたらここが一番高い所との事であった
地図によると 大岳山1266mが比較的近い またロックガーデンと称して岩場の景観が楽しめるとの案内が記載したあるので そちらに向かう やっと舗装から解放され土の道を行く 長尾平には数分で行ける 大岳山の眺望や東京方面の眺望が得られ良い場所である 休憩所やトイレなどが整備されておりパーテイで昼食を楽しんでいた 七代の滝の方面は滑り易くしっかりした靴を用意するよう記載があったのでそこのルートを避け 天狗岩から綾広の滝に向かう 所々雪が凍結しており滑りやすい状態となっているが平坦な道であり用心しながら進む ロックガーデンでは雪がかなり残っており 景色を楽しむのと足元を注意するのと半々程度 写真もパチパチ なかなか構図が難しい
綾広の滝に着た 滝は氷結し 岩場に氷が着いている程度 そばにいた人にこれが滝ですかと尋ね確かめた 滝から先の道が登りで雪面が凍結している 登りかけて足元が怪しいのでこれ以上は危ないと思い断念しようとしたら そこにいた人はほんの少しだけですよ そこさえ越えれば南面で雪はありませんよと教えてくれたので再度挑戦する 特別傾斜が急と言う訳ではないものの何せ足元が運動靴では確保が怪しげである 這うようにして 手と足で少しづつ登りなんとかクリアーした 登りは良いものの下りは危ない
そこから大岳山の方面に向こうとしたら そこは雪面で降りてきた人に聞いたら雪面の連続であり下りはとても危険との事なので それ以上は危ないと判断し戻る 戻りは先ほど教えてもらった南面の道をゆき問題無く帰路へ
新宿駅から中央線で青梅に向かう 中央快速で行けば良かったものの知らないものでやり過ごし、わざわざ青梅快速に乗る 立川の手前で後続の中央快速に抜かれる 登山口にあたる御嶽(みたけ)駅は青梅より先であり、接続に20分駅で待つ 今日は一番の冷え込みとか 春一番よろしく風も吹き駅での寒空の元での待ち合わせはこたえる 青梅線は単線である 東京都とは言えここまでくるとのどかな風景に出会える ホームで行き交う列車を待ち合わせるのものどかさを感じられる 青梅マラソンの時はそぐそばの街道を走る 多摩川の渓流や梅の花を窓越しに見る事が出来る吉野梅郷は梅の名所として有名であり、かなりの人が降りた 列車での会話で今年は花が良くない 紅梅はそこそこだが白梅は良くないそれも知らずに沢山の人が来ているわい と話していた 梅がそこそこであっても東京の街中から自然を楽しみに来るには良い所と思う 私の実家の梅ヶ丘ですら梅祭りとかで結構なにぎわいであったが・・・