三国山



標高 1130m    難易度 ☆☆     登り70分 下り60分   岡山県
                      
倉敷からの距離   100Km        登頂日 ’97/04/26   ガイドブック   F

9:55養殖場−10:03カーブミラーのある三叉路−10:11営林署小屋分岐−10:28登山口10:35−10:58稜線−11:05山頂道標「32」11:25−11:35稜線−11:55登山口−12:25養殖場

登山
  三国山(みくにやま・さんごくざん)1130mは岡山・鳥取・広島県の県境の山ガイドブックにより名前も違う 国土庁の地図に三角点表示が無い為か標高の表示も違っている 三室峡のしゃくなげの時期に近づいているので事前調査を兼ねて尋ねた 

 ヤマメの養殖場で三室林道を聞くが要領を得ない 三国山(みくにやま)と山の名前を呼んでいたが このあたり一帯の呼び名であるらしく 登山口がどこかもご存じない様子なのでお礼を言い自らの判断で登る事とした

 ガイドブックには全山ヤブコギであり悪戦苦闘の上山頂に到達すると記載がありそれなりの覚悟をしていた ヤブコギに対して林道を少々歩くのは気持ちが楽である 狭い林道に入って車が動かなくなったらそれこそ大変である 駐車場所はそうした判断でかなり手前で停める事にしている もう少し進み未舗装の林道に入る三差路付近に駐車したら良いと思う(ガイドブック記載の場所は充分駐車場所があるが そこに行く途中に不思議なワゴン車が駐車しており通行出来ない状況であった)

 そうこうする内に登山口に来る ガイドブックの記載から取り付き口をどうやって確認するか 車を駐車出来る場所や 谷筋を行くルートが所々にあるがガイドブックと状況を異にする事からみおくりながら進む そうして心配しながら進んでくると 何の事は無い 三国山登山口の標識が立てっいた 大安心である 登山口に入る前にヤブコギを覚悟して身支度する

 登山ルートは谷筋を行くようにガイドブックに記載があるが 谷筋ではなくいきなりの急登である 登山口と記載が無いとルートの見分けが出来ない可能性がある 登山口の位置を良く探すとそれらしいルートが見え足跡を伺う事が出来たので木の根などに掴まりながら登って行く 取り付き口の数メートルが一番の急登である その後は尾根筋にルートが続いている 覚悟していたヤブコギの心配は全く無く県境の稜線に出る 稜線は軽いヤブコギである 右手の道後山のなだらかな山容が見える 鬼林山と思われる山が背後に見える あまり苦しむ事無く道標32に到着する ここが目的地のようだ 1/25,000の地図には三角点表示が無い

 少し拍子抜けしないでもないが目的地に無事到着出来何よりである



アプローチ
 国道180号で新見の市街地を過ぎ、国道182号に乗る。トンネルを過ぎてから県道8号線に右折し北上する。足立で左折し上油野に向かう 良い道が出来ている 上油野を右折し三室峡沿いを走り抜ける しゃくなげはまだ時期が早いようだ こぶしの花だろうか白い花が咲いていた 三室峡を抜け三室の村落を過ぎる この辺りの道路はどの道が順路なのか判断が難しい 1/25,000の地図を参照し磁石を取り出し方向を確認しながら進む バス停が見つかりガイドブックの記載と合致し間違っていない事が確認出来安心する 少し行くとヤマメの養殖場がありそこに駐車させてもらう 
 鯉が窪

 道の駅鯉が窪が4/20オープンの案内があった事から道の駅を尋ね 鯉が窪に立ち寄った 道の駅は通る車が少ない為かにぎわいは無く淋しげ これで採算が合うのか心配である

 鯉が窪ではリュウキンカが黄色の美しい花を咲かせていた 鯉が窪のパンフレットの表紙にはリュウキンカの写真があり尋ねてみたかった かなりの広さにリュウキンカが咲いておりそれなりの良さがある またコバノミツバツツジが咲いておりその清楚な彩りにも興を覚えた 出来てくる写真が楽しみだ