登山口→20唐獅子→35山頂→10梅谷→20鍋谷→35駐車位置(数字は所要時間:分)
今の時期はツツジが良いのではないかとの家内の発案で「鳥取県の山」に記載があった滝山を尋ねた 日野町にある滝山(たきざん)617mはミツバツツジが美しい 滝山公園で有名花見山1188mはその帰り道に立ち寄った ロッジのそばにはシバザクラが山の斜面の色をピンクに見せる程咲いていた ラッパ水仙が林やスキー場のゲレンデの脇などに咲き乱れていた 今日は沢山の花の歓迎を受けた
ミツバツツジが満開であり 山全体が赤紫色を呈している 大きなカメラをかかえ写真を撮っている人が結構いる
ガイドブックに従って公園の北の端から登りに入る 足元にはイワカガミが群生しておりそれも素晴らしい 高さをかせぐと眼下にツツジのベールが広がり新緑の緑と調和し春の暖かさを感じる事が出来る
登ってゆくと次第にツツジは少なくなるが俯瞰を楽しむ事が出来る 道なりに進み ピーク617mと思われるところ(三角点は無い)を過ぎると急な下り 注意しながら降りる 飛び出してきた所が滝の上の工事現場 竜王滝の真上に道路を作る工事をしている
現場の人に下山ルートを聞いたらけげんな顔をして ここからは降りる道は無い 滝にはこの道路を下って園地から入ってゆくとの説明 ガイドブックに従い登ってきたらここに出てきたとガイドブックを示したが不思議そうであった つい少し前には松茸を取りに入ったお爺さんがころげて死亡したようだとの話 あまり人が来ないらしい
現場の周辺を見ると見事なしゃくなげの花が咲いていた 大きな木でそれは見事であった
下山ルートは工事により取り壊されてしまったようだ 仕方がないので自動車道路に沿って降りてゆく こんな所に自動車道路など何の目的で建設しているのか知らないが無駄な投資に思われる
道路脇を見ていたらイカリソウに出会った 家内が見つけ珍しい花との事で目をやるとなんとイカリソウ このような場所で出会えるとは イワカガミにも出会えたし花が結構豊富である
園地に戻る 来たときは駐車場はがらがらであったが 1時間位の間に満車周辺にある空地にも車々と相当な賑わい 園地には店が並んでおりそこもまた大賑わい 花を求めて多くの人が尋ねてきている
竜王滝へは滝山神社の参道を登ってゆく お祭りの囃子と御輿や巫女の行列にも出会う 最高の日に尋ねる事が出来たようだ
竜王滝は小泉八雲の『幽霊滝の伝説』に取り上げられている滝でその伝説のあらすじの紹介がある このような賑わいの中では想像出来ないが 突然吹き出すようにして音もなく落ちてくる滝の水の流れから 幽霊のイメージを持ったのかもしれない
今日は26度を越す5月下旬の気候とか 暖かな日の中 八重桜の木陰に陣取ってミツバツツジや新緑のもみじ また赤い葉のもみじなどを愛でながら食事をし帰路につきました
花見山 帰路花見山に立ち寄る 自動車道から山の斜面がピンク色をしているのが見え何かと思っていたが ロッジまで来ると それがシバザクラである事が解った 斜面一面に咲いており 色艶やかである また周辺にはラッパ水仙が大きな花を咲かせている 雪が解け 春の喜びを表しているようだ
ロッジ前の林の中も水仙で埋めつくされている 人の手によって植えられたものと思われるがここまで徹底するのは相当なものである
ロッジのそばに駐車して登ってゆく スキー場のゲレンデの脇にもラッパ水仙が植えられており見事である ゲレンデを登ってゆくと黄色の小さな花が一面に咲いているミツバツチグリと言うのであろうか? 自然の魅力を一杯に感じる
前回花見山を尋ねたのは95/11であった ロッジから先の道は工事中で車は進めなかったがすでに工事は完了しており かなり上まで車で行ける 上で駐車出来るスペースはさほど広くないが(5,6台可能)車で登るのも簡便である
花を堪能し下山
国道180号で新見を過ぎ 千屋ダムを越えて花見山スキー場の案内に従って左折する 桑平峠越えであるが対向車と充分交差出来る道幅があるので慎重に登ってゆけば大丈夫である 峠を越え花見山入口を通り過ぎ道なりに進む 県道210にぶつかるのでそこを右折する 5〜6Km程度走ったところでツツジの花に囲まれた山が見えて来る そこが目的地である 広い駐車場がありそこに駐車する