駐車場10:30−林道分岐10:43−登山口11:03−11:28山頂11:40−登山口12:05−林道分岐12:25−駐車場12:43
花知ヶ仙(はなちがせん)は岡山県下第3位の高峰(1248m)である。昨年&一昨年共11月に訪れているが雪でルートが解らず断念したところ 人形仙(にんぎょうせん)1004mは昨年5/18と同じ日に来ているがこの山もルートがわからず断念した山
今日は両方の山頂に行く事が出来た 万歳!ガイドブックとこれまで登った二回の記録を良く読み返すとどうも登山口の位置を間違えている可能性が高い 二回目は前回の時の装備不十分を反省してその点に問題を集中させていた 出発点である登山口の確認で間違っている可能性がある そうした反省をもとに三度目の挑戦である そして時期も雪を避けた
林道を行く 林道分岐まで13分で前回と同じペースである ガイドブックには分岐から登山口まで1.2Kmと書いてあるのと1.5Kmと書いてあるのとある 道が大きく右に曲がり左手に小さな沢があり赤いテープが目印と記載がある 前回の記録では林道分岐から登山口まで35分歩いており通り過ぎているきらいがある 地図から見ると右に大きく曲がる地点は峠より大分手前である 前回は峠まで登ってしまった これらから総合するとこれまで登山口と思っていた所より大分手前に登山口があるはずである
道が右に曲がる都度目印は無いか 足跡が無いかなど留意しながら登ってゆく 見つけました 赤いテープがしてありおまけに岡山TOHOの会と記載した小さいが木片がぶらさげてある 林道分岐より20分要しており1.5Kmはあろう これまでとは大分手前になる
そこから入って行く要所要所に付いている目印を追いながら進んでゆく 道がぬかるんでいたり目印を見つけ難かったりするが着実に追ってゆく ほどなく鞍部に出る 鞍部からの道は分かり易く迷う心配は無い 鞍部が標高1000mであるから標高差248mの一気の登りである 急斜面を草や木に掴まりながら登ってゆく これまでルート探しで迷っていた事を思うとこのまま登れば山頂に行ける実感があり気が軽い
山頂まで登山口から25分であり物足りない感じがする 山頂には低い灌木が繁っており充分な展望は得られない 冬の積雪時期は積雪が木々を覆い隠すので見事な眺望が得られると記載がある
三度目にして山頂に立つ事が出来て目出度い限りである 思い返せばルートを間違えたとは言え樹氷の美しさに接する事が出来たしそれなりの思い出とする事が出来た
花はあまり見られなかったがオオヤマザクラと思われる白い花が咲いていた また林道脇でホウチャクソウと言う花を見つけたユリ科の花でお寺の塔の屋根先につり下げる飾り物の事をホウチャクと言いそれに似ている事が名前の由来らしい 品の良い花である 芽を出していたワラビを道々採りながら駐車場に
尚,林道は非舗装ではあるが自動車で走行するのに特に支障は無い 林道分岐を右折し駐車出来る場所が幾つかあるのでそこまで車で入る事も可能
国道53で津山に出て国道179に乗る 奥津町を経由して国道482に入る 恩原高原スキー場入口を過ぎてまもなく遠藤の集落に入る これまでは雪景色であったが今回は新緑の時期である 昨年同様林道の舗装の終点付近の空地に駐車する