選果場9:48−モミの独立樹10:08−ルート見失い−大根畑10:30−11:20頂上(電波塔のある場所)11:40−選果場12:35
五輪原(ごりんばら1069m)は名前からして高原のひびきがあり期待していたが ガイドブックにかつては岡山県の秘境といった感があったが、近年では開発の波にさらされ・・・と記載があるとおり 頂上付近は一面の大根畑 林道の整備が出来車でも登れ期待はずれであった選果場で作業していた人がおり 登山道を聞く 車でも行けると聞いたが車ではつまらないので ガイドブックを示し 道を教えてもらう 五輪原はどう行くのかと尋ねても、ここら全体が五輪原だ五輪原のどこにゆくのかと聞かれ 一番高い所と説明上に行っても大根畑しかないがとの事であったが兎に角出掛ける事にした
選果場の周辺に車を置かせてもらい 準備をしていたら そこの人が近づいてきて帰りは夕方になるのか と聞かれ 何の事かと尋ねたら 下のゲートが締まってしまうからとの事
登る道は旧林道なのであろう 幅は結構広い 選果場より先は未舗装 側を五輪原川が流れており渓流の流れる音を聞きながらの登りは心地良い 20分程でモミの独立樹の所に来る ガイドブックに従いそこを左に行く小径に入る 入口部分は小径とわかるが次第に草は伸び ルートが見分けにくくなる 人が通った事が少ないのであろう カメラをリュックにしまい手袋を出し ヤブコギ体制に 山頂には林道が通っている事を聞いていたので 兎に角上へ上へと登る ガイドブックに記載してある事はモミの独立樹が確認出来ただけで 湿原すらどこにあるかわからず仕舞い 木々の間の急坂を登ってゆくとなんと大根畑に飛び出した
飛び出した所がどの位置かわからない 周辺を見ると先の方に 軽トラックがあり人がいる様子なので そちらに向かう そこで出会った人がなんと選果場で道を教えてもらった人 林道経由では相当迂回する形になる そこを真っ直ぐ登っていったものだからえらい早いね とビックリされた 頂上は林道を戻って 左の道を行くと教えてもらう
左に行く道の目印を聞き逃した 登山道なのか 舗装道路なのか 結果的には舗装道路であった 教える人はそこしか無いと思っているので細かい説明は省略されているが聞く方ではそうした判断力がないので迷いながら進む
そうこうしているうちに大根畑で仕事をしているおばさんがいたのでそこで道を聞く この山を越えればすぐだが へびが出たりするので 林道を行くと管理棟があるので・・・と説明してくれる 聞いているとそこの山の上に続く道がずっと迂回して通じている様子 山歩きに慣れていなさるならこの山を越えた方がずっと近道だと教えて戴き大根畑に沿って登ってゆく ずっと見守ってくれて茂みに入る所を見てそこを登って行けば良いよ と大きな声で教えてくれた
こうした親切にささえられながらなんとか頂上らしき所へ 塔が建っておりそこが一番高い所らしい 三角点を探したが残念ながら見当たらなかった
大根畑の一角であり 山頂に立ったという実感がしない 標高は1000mを越えている為か 木陰に入ると爽やかな感じがするものの 何かイメージが随分と異なる
早々に下山する 今度はヤブコギはいやなので林道を下る
選果場は昼休みなのか賑わっていた人達は見えない それでも数名の方がおられたので会釈をして出る 登る時開いていたゲートの所にきた ゲートが閉まっており女性の方が開けていた 近づくと車が一台ゲートの前に止まっている ゲートを閉められて出られなかった車のようだ 女性の方はカギを持っており丁度良かったどうぞ と通してくれた そのタイミングに会わなかったらいつまでそこに留め置かれたかわからないラッキーと言えばラッキーだが 何の為にそのような管理をしているのかも不思議に感じた
こんな場所なので 尋ねても面白味がない 下手するとゲートを締められ出られなくなるかも
昨年8/25に天狗岩と三十ガ仙を紹介したが そのルートに従って黒木ダムそして黒木キャンプ場を過ぎる キャンプ場を過ぎて間もなく道路案内板があり 右に大きくユータンする林道(基幹林道)があるのでそこを入ってゆく 少し登ってから分岐があり左の五輪原林道に入る 林道を登ってゆくと立ち入り禁止の掲示がある ゲートが開いていたので中に入り 作業小屋を越えた所に大根の選果場がありそこに停める