孝霊山


標高 751m    難易度 ☆     登り25分 下り15分   鳥取県
倉敷からの距離   161Km        登頂日 ’98/03/21   ガイドブック  

駐車位置11:40−12:05山頂12:25−12:40駐車位置

登山
 孝霊山(こうれいざん751m)は大山の北西に隣接している山 前もって予定していた山への道路が通行止めになっていた事から急遽予定を変更し米子まで足を伸ばした

 ガードレールの所に孝霊山登山口とマジックで記載があり下を見るとルートが明確に見える 目前には孝霊山のピークとその右に大山の勇姿がそびえ立つ 生憎の天気で大山は半分程度雲がかかっていて視界がきかないがそれでも至近距離であり圧倒される

 ルートに従い山頂まではあっと言う間 孝霊山のピークが結構堂々としているのでもう少し時間がかかるかと思っていたがほんの一息であった それでも汗をかいていた

 山頂からの眺望は欲しいまま 大山の山並みや船上山からの外輪山を一望出来る また日本海も目の前であり美保湾の弓が浜の景観がくっきりと浮かぶ 天気の良い日を選ぶと良い 尤もここまで足を伸ばしたら大山そのものに登った方が良いだろうが

 帰路もあっと言う間 アプローチで記載したがこの中継塔への舗装道路は侵入禁止のようなので その手前に車を駐車し自動車道を登って行けば丁度良い山登りとなろう 駐車した位置までは3Km程度である

 そうそう忘れていた事がある うぐいすの声を一声だが聞くことが出来た 春告鳥が春を告げる季節になった

 孝霊山にはもう一つ思いがある 昨年の9月13日境港のS氏の不幸があった 法事に尋ねたついでにと考え準備した山でもあった その時は登らないで帰ったがそうした思いもありS氏に合掌


アプローチ
 最初に記載したように目的を途中変更した 昨年の11月に船通山を登った時に登山口まで尋ねた事がある鬼林山を狙った 山頂まで車で行ける山なので車道を登るのでは面白味が半減する この時期であればまだ雪があり 雪を楽しむ事が出来ないかと思い尋ねたのであるが 県道8号を曲がてすぐに道路復旧の為全面通行止めとなっておりかなりの距離を歩く必要があった事と周辺の山を見ても 標高1188mの花見山山頂にやっと雪が見える程度で ほとんどの山には雪の姿が見えないので急遽目的を変更する事にした

 いくつか準備しているカードから大山の近くの孝霊山を選び 米子に向かう この位置から米子に向かうのは始めてである 183から180に乗り米子市内に入る 登山口へは国道9号経由で淀江のJR駅を目指し そこから地図を参照して広域農道に入り孝霊山中継塔の案内を右折し中継塔への自動車道を登る 途中侵入禁止の標識があったが標識の向きが判断しにくく(未舗装の枝道がありその事かと思った)そのまま進んだ 帰路に再度読み直して見るとどうもこの道であったらしい 侵入したい時は電話連絡するよう記載があった ガイドブックにはルールに従ってと記載がありルールとは何だろうと思いながら走ったがどうも電話連絡の事のようだ

 登山口がわかりにくい ヘアピンカーブが目印である 最初のヘアピンカーブの位置を調べると踏み跡が見られるのでここかと思ったがどうも怪しい 迷い道のようだ 確認の為,中継塔のある頂上まで登る やはり間違っており,中継塔手前のへアピンカーブの位置が登山口であった カーブの空地に駐車させてもらい出発