森林公園管理棟10:10−奥ぶなの平10:50−すずのこ平11:20−12:00県境三叉路12:25−登山口12:40−熊押し滝−おたからこう湿原13:20−森林公園管理棟13:40
4月17日森林公園オープンの報道を家内が見て,早速一緒に出掛ける 先月尋ねた雪景色を回想しながら春の山を楽しむ今年は雪解けが早く 公園のオープンも早いらしい 例年は連休に尋ねるのだが果たして,花はどうだろうか 早速管理棟にて現在見る事が出来る花のメモを取る そして,歩きながら見つけた花をチェックしてゆく
何と言っても 一月前の雪景色との相違が大きい 管理棟のツララはもう無い この橋には1m以上も雪が積もっていたのに・・・・・管理棟の廻りにはショウジョウバカマ キンキエンゴサクが出迎えてくれる ザゼンソウもあちこちに見える ザゼンソウはすでに葉が出ており例年より生育が早い
カラマツ園地に向かいミズバショウを見る ザゼンソウと同様葉が出ている包はまだ残っているものの時期遅し 今年は随分と早い カラマツは若葉をほんの少し覗かせうっすらと薄黄緑色に色付いてきている リュウキンカが丁度盛りである ほんのひとかたまりではあるが鯉が窪と違い,足元で見る事が出来るのでうれしい
樹齢500年と言われるオオヤマザクラはツボミを付け数輪の花を咲かせている これも随分と早い 大樹の足元にはコミヤマカタバミが可愛い花を咲かせ,周辺にはオオカメノキやタムシバが白い花を付け目を楽しませてくれる
タタラ遺跡から奥ぶなの平へのルートは雪の中で迷った所だ そうか、この看板を見つけこの位置から飛び出してきたのか するとこのブッシュを登ってきた事になるのだがと雪の世界とは一変している山の姿に驚く 奥ぶなの平のこのルートは急な斜面をトラバースしたところにあたるが,雪が無いと難コースであったことを想像しにくい なるほど,この道が雪に覆われてしまうと確かに急な斜面が出来るなと想像を膨らませる ピークに来ると、この辺りの根曲がり竹は雪の下で視界が開け見晴らしが良かったのに,今はほとんど見通す事が出来ない また,この根曲がり竹をヤブ漕ぎして霧ヶ峰に行くのはとても行く気がしない などなど 雪景色を思い浮かべながらその違いに感激しながら進む
春霞のような天候ですずの子平からの眺望はきかない 近くの山ですらぼやけて見える状態で大山は望むべくも無い
すずの子平からの下り斜面に イワウチワの群落があり 可愛い花を一面に咲かせていた 今日の最大の収穫である ここには何度か尋ねているが、これほど見事に咲きそろったイワウチワを見るのは初めてである
尾根道にもコミヤマカタバミが顔を覗かせる エンレイソウが葉の割には小さな花を恥ずかしげに咲かせている
県境三叉路で昼食を取り下山する 下山の途中にイワカガミの群落が花を咲かせていたが先ほどとは規模が異なり 感興は涌かない 最初にここを見つければ喜んだのにと苦笑する 下山の途中にイワナシを見つけた 小さな花で下を向いているから注意して探さないと見つける事が出来ない
熊押し滝でボタンネコノメソウとサンインシロカネソウを見つけた 花の感じが似ているが良く見ると葉の状態など違っているので 記憶にインプットして,管理棟で確認した
おたからこう湿原からまゆみ園地への道筋にはいろいろな花が顔を出している キンキエンゴサクが目立つ 一面に咲いているので薄い青色が全面に広がり面白い感じがする 面白い形の花を見つけた,調べたところハシリドコロというナス科の花 これも管理棟で確認した キクザキイチゲが花を咲かせ バイケイソウが緑の葉を伸ばしている タチツボスミレを初めとするスミレ類も幾種類か花を咲かせている
管理棟に紹介してあった花でゼニバサイシンとサンカヨウは見つける事が出来なかったがその他の花は見つける事が出来た 花を見てもなかなか名前が出て来ないのだが 名前を予めメモし 花の写真をインプットしておく事でかなりの数をカバー出来るようになり 進歩したものだと自己満足する どのような写真が撮れているか楽しみだ
家内は録音テープで小鳥の声を録音 きれいな小鳥の声は心をなごませてくれるボランテイアで音の拾い歩きとか 自然の音が好評だとの事 喜んでもらえる事が何よりのはげみになる
あれほどあった雪はすっかり姿を隠している 先月はここから通行止めだったと話てもピンとこない 駐車場にはすでに多くの車が来ており手前の駐車場に