若杉山



標高 1020m    難易度 ☆☆    登り40分 下り30分  鳥取県
倉敷からの距離   128Km        登頂日 ’98/05/31   ガイドブック 

 駐車位置10:25−10:30登山口−10:40分岐−10:58頂上を示す道標−11:07山頂11:43−11:49道標−12:02分岐−12:11登山口−12:15駐車位置

登山
  若杉山(わかすぎやま1020m) 登山GuideBook 中四国・兵庫の山百選に記載の鳥取の山 草原のおおらかな山と紹介されている 二ツ星の山

 二つ星と紹介されているが難しい所は無い ただ道を笹が覆っている部分がかなり有り、笹を分けて行く点があるので二つ星としているのだろうが ルートは明確だし笹の高さもせいぜい膝程度である 子供連れで登って来ているパーテイーもあり気楽に楽しめる

 駐車した場所から少し登ると 駐車場があり すでにワゴン車が2台駐車していた 1台は登山準備をしており お先にと先に進む 駐車場のすぐそばが登山口になっており 若杉山の案内がある 登山道は車の轍があり広幅である 結構草が生えているので車は滅多に走らないのであろう 10分程行くと分岐があり 右の細い道に入る 曲がる方向にテープが巻いてあるのでテープのある方に行けばよい

 そこから道が細くなり 笹が道を覆う このルートで良いのか心配していたら 丁度降りてこられたパーテイーに出合いこのルートで良い事が確認出来た 所々テープがついているし道も一本道なので心配ない

 分岐を過ぎて10分程度行くと視界が開け 山頂を望む事が出来る 周辺は笹山であり 視界をさえぎるものは無い 津黒山が後ろに見える 視界が開けた中を進むのは気持ちが良い

 なだらかな登りでピッチを上げて登る ルートも平坦で足元もさほど気にせずに歩ける 山頂を示す道標の所からやっと山道らしい傾斜になるが10分もしない内に山頂に着いてしまう 登山と言うには物足りない 森林公園の方がまだ登りが急で負荷がかかる とは言うもののうっすらと汗をかいていた

 山頂を示す標柱を中心に10名程度のパーテイーが昼食を取っていた 山頂は広々した笹原で 標柱を中心に座を取らなくても良いと思うが無神経である 標柱の前で写真を撮ろうかと思ったが場所を開けてもらわないといけないので 断念した

 三角点がどこにあるか分からなかった 地図に三角点のマークがあるが山頂の標柱がある場所にはどうやらそれらしいものは見られない 周辺をウロウロしたが見つからなかった

 山頂に出ると 森林公園が北東の方向に見える 地図から見てそのようだ その反対側は大山や蒜山など森林公園の千軒平から見える景観と同様な景観を見る事が出来る 千軒平から大山を結ぶ線上にこの山もある 泉山は森林公園に隠れて見えない 南の方角には津黒山 そして不溜山や大空山が見えているはずだが 山の形に特徴が無く また見る位置により形が変わるので特定出来ないが多分そうであろう

 山頂を少し過ぎた所に岩がある ガイドブックにはいくつかの巨岩があると記載されているが巨岩というほどのものでは無いが 笹山のアクセントになっている

 花は余り見られない タニウツギが所々で咲いており ヤマツツジがポツポツと見る事が出来たが訴えるものは無い 笹山は花が育ちにくいのだろうか 日射しには不足するところはないのに残念である

 くだりはあっと言う間 道標のあたりで駐車場で準備していたパーテイーと出会う 高齢の方も一緒に登っていた 活き活きとして登っておられほほえましい   


アプローチ
 ガイドブックに湯原から313を行き 中和トンネルを抜けて482を行き下西谷で大谷方面に右折すると記載があり 高速は利用しなかったもののガイドブックに従って登山口に行く 大谷の集落を過ぎると分かれ道がある 若杉山の案内があるのでそれに従って行けばよい 民家がある所まで舗装がある 未舗装になって200mも行かない所に5,6台駐車出来る空地がある 私はそれを知らなかったので舗装の切れ目の草の生えた空地に駐車させて貰う

 帰路は179経由を選び奥津を通ってきた 135Km と若干距離は長いが 482の峠越えが無く走りやすい 人形峠は難所との記憶があったが実に快適な自動車道が出来ていた