駐車位置9:55−10:10取り付き−10:50ピーク−11:07山頂11:15−11:30ピーク−12:00駐車位置
湯岳(ゆだけ1058m)は奥津温泉の北 泉山の南東に位置する 岡山の山百選に記載の三ツ星の山支度をして道路を登ると 登山口にあたる方角から登山者が降りてくる これ幸いと登山口を尋ねると その方もこれから湯岳に登るところで このあたりから入ってゆくようですねと 同じガイドブックを持ちルートを探しているところであった 奥さんとご一緒 倉敷から来られた由 こんな山にお互い物好きですねなどと話を交わす 岡曽山に登ったか伺ったら3時間かけてヤブコギして登ったとの事 すごいパワーである
湯岳は正面に見えている ガイドブックに記載のとおり左手の尾根をピークまで登り そこから右にとれば良さそうだ ルートを確かめる事が出来ると大変心強い ご夫婦連れはお先にどうぞ その後を行きますと言い別れる 地図とガイドブックを比較すると左手に進む方が良さそうなので小川を越えて左手に登ると牧場のフェンスがあった どうやらガイドブック記載の柵沿いの道のようだ 先ほどのご夫婦に,ここに道がありますよと大声で叫ぶと ありがとう と 返ってきた
帰路登山道を確認する 牧場の設備の右手から入り 設備の外周を左にフェンス沿いを廻ってゆくと良い 尾根沿いにフェンスがあるのでそのフェンスに従って登って行けば良い 取り付き口が難しいが右手方向を探すと良い
フェンス沿いの道が見つかり道に沿って登ってゆく 間もなくフェンスがとぎれる 左に巻く道があるが 左の道に入らず尾根に取り付き 尾根沿いに登ってゆく 尾根はフェンス沿いに登ってくる途中正面に見える その尾根を登ってゆくと良い
私は左の道に惑わされて 左を進むが尾根が次第に遠くなり,このまま進むのでは方向が違うと判断し尾根に取り付く 先ほどの尾根と一筋違った位置になる 右方向に巻いてヤブコギをしながら登ってゆく ピークの近くになりやっと最初に目印を付けていた尾根筋にたどり着く ヤブコギでも見通しが良く 牧場の設備を見降ろす事が出来るので方向を失う心配は無い
ピークからは主稜線をゆく ルートはすぐに笹ヤブに突入する 進むに従い笹の背丈が高くなり首のあたりまで埋まってしまう 今度は根曲がり竹が待ちかまえる ここの根曲がり竹は真っ直ぐ伸びておりたおれていない たおれているのをくぐるのに比べれば楽ではあるが それでも手で竹を分け身体が進む事が出来る空間を作ってゆく必要があり結構ハードである
具合が悪い事に天候が崩れ 小雨が降り出した ヤブコギの時の雨は直接自分に降ってくる雨に加え数倍もの草木に溜まった雨で全身が濡れてしまう レインコートを着るにはすでにかなり濡れてしまったのでそのまま進む
幸い10分程度で笹と根曲がり竹のヤブを越える ヤブを越えると稜線沿いにルートがたどれる 所々テープのマークがある ルートを登ってゆくと 山頂三角点に到着する
雨はほとんど止んだが 周辺はガスに覆われ視界がきかない ガスの切れ間に奥津温泉の街並みや泉山や花知ヶ山がちらほらする 反対側も同様視界がきかないが時々牧場や泉源キャンプ場 森林公園の山々を見る事が出来る 天候が良ければ素晴らしい眺望が楽しめるのに残念である
身体が冷えるといけないので早々に下山する ピークまでは主稜線沿いを行き ピークからの下りは牧場設備を目印に降りてゆく ツツジがかなり見られた ツツジの時期は素晴らしいだろう 結構急斜面で且つデコボコがあるので足元に注意が必要尾根から飛び出した地点が丁度フェンスの切れ目であった
車に着いたのはまだ12時 時間があれば岡曽山を狙っていたが 靴や手袋も結構濡れてしまっているので 今日は一座のみにて帰宅する
森林公園の近くである 429を経由し 院庄から179に 179は又新しいルートが開通し走りやすくなった 179から左折し森林公園に向かう 泉源キャンプ場を通り抜けてから1Km程登ると十字路がある そこを右折して舗装道路を走ると道は右にカーブして登ってゆく 登り詰めた地点で舗装が切れ,左手に牧場の設備がある 牧場は使われているのかいないのか不明 家畜や人影は無い 登りきったところに駐車スペースはあるがもし牧場の方が利用されていると悪いので少し戻り道路脇の空地に駐車