駐車位置10:45−10:58大久留美山山頂−11:25三谷山山頂11:35−11:43peak11:45−12:03大久留美山山頂12:07−12:15駐車位置
三谷山(みたにやま846m)は「岡山県百名山」に紹介されている美甘村の山 一つ星三谷山は谷口さんのホームページに記載があるのを読ませて戴いた 早速「岡山県百名山」を購入する 「中国百名山」でもそうであったが 谷口さんは情報を得るのが早い
記載してある百名山のうち75座は他のガイドブックに紹介されておりすでに登った事がある 残り25座のうち 3座は訪ねた事があるので打率78%であった 紹介戴いた中島氏に敬意を表し 足を運んでみたい
中島氏が選んだ山はヤブコギの山は避けているようだ 歴史がある山等,登って楽しい山である事に主眼を起き紹介されている 山に登って何かを感じて貰えたら良いとの思いが込められている
さて登山に移ろう 登山準備をしていると中年の男性の方が一人 登山姿でやってくる 少し先に車を駐車してきたとの事 三谷山に登るとガイドブックのコピーを見せたらご一緒させて貰って良いですか?との事 こうした経験は初めてだが 一緒に登る事に
登山口に向かってその左手を見ると毛無山を含めた一連の山並みの向こうに雪化粧した大山が望まれる 真っ白な頭がちょこんと見える 山頂に行けばもっと視界が広くなろうと期待を持ちながら登ってゆく
登山口に案内図があり,大久留美山から三谷山にかけ遊歩道の図があった ルートは2mは充分ある広域登山道 良く整備されており 小さい子供連れでも心配ない 登山口の標高が750mで標高差は100mもない 汗が出る間も無く大久留美山山頂に 三等三角点がある 眺望を楽しむのは後にして三谷山に向かう
整備された遊歩道に従って 東の方向に進む 軽いアップダウンを繰り返す 途中別の登山口からのルートと合流する 1/25,000の地図(平成6年版)を見ると遊歩道に該当するルートが記載してある 合流するルートはあそこから登って来たもののようだと推測出来る
成羽から来られた方で,天神山には良く登られるとの事からあれこれ天神山の話をしながら登る あっと言う間にルートが行き詰まる 山頂らしいマークもあり三谷山のようだ だが山頂を証明するものが無い ご一緒した人にここらしいでは迫力に欠ける 谷口さんが紹介している倒れた大日如来の石碑をなんとか捜そう ヤブに入ったりウロウロするが,何と言う事はない ルートを少し下り気味で10m程進んだ所にころがっている石の表面を見ると大日如来と書いてある ここなら最初にルート捜しで来たのにと苦笑い でも証拠が見つかり ここに山頂の証拠がありますよー!と声をかける 倒れているのを戻そうとするが安定が悪い また元の状態にする
山頂から星山が随分大きく見える 星山から見る櫃ヶ山よりずっと近い距離にある 星山山頂と山頂に繋がる縦走路が見える位置にあり 縦走出来そうなルートを尾根筋に見つけられないか勝手に楽しむ
眺望は大山の方角は今一 途中のピークの方が良さそうだ 簡単に山頂に着いてしまったのでその足ですぐに引き返し 途中のピークでの眺望を楽しむ事に
三谷山の手前のピークに向かう 途中分岐があり森林コース?だったか標識が出ている そのルートを行くと少し小高いピークに出る 1/25,000に記載のある842mピークだ そこから降りてゆくルートがある ご一緒した方が遊歩道の状況をスケッチしておられた その図と地図とを照合すると 地図にあるルートと一致する それならここを周遊しようかと思い どうですか と話をかけたが 道路をかなり歩くのは大変そうなので取りやめ 戻る事に
大久留美山に戻る途中で ご一緒した方がもう戻られるのですか 私はここで休んでゆきますと別れる そう言えばここまで休む事なく歩いてしまったな 昼だと言うのにと反省させられる 何時も家内にこの点注意されるのだが どうもすみません 私も休みますと言うのもおかしいし もう一山訪ねようと思っていた事もあり別れる
大久留美山山頂に戻り 眺望を楽しむ 冠雪した大山は視界が少し広がったとは言え 中国山脈から頭を出す程度 谷口さんの言う鉄塔のある山が目前に見える 地図にある866mピークだろうか 181から見えていた山のようだ
下山途中に風力発電のプロペラが目前に現れる 登る時は気がつかなかったが 自然エネルギー発電所は風力発電だったなとガイドブックを見直す 大きなプロペラは風が無く 止まったまま 北海道のどこだったか TVで小さなプロペラを集合させた風力発電をしていた放映を思い出す 少ないエネルギーをどうして集めるかが鍵だと改めて思った 展示館には施錠がしてあり入館出来ない 折角の設備が勿体ない
美甘村は毛無山に行く途中である ガイドブックの説明を読みあそこを曲がれば良いなと判断出来る アプローチがある程度読めると初めての山でも気が楽である429を走る 今日も加茂川辺りから濃いガスがかかる 旭町から県道30を行き落合に出る 落合の気温が1℃ ガスがかかり冷え冷えとしている 313に乗ると県北の山が見えるのだが今日は全く見えない 勝山あたりからガスが消え青空が覗き,次第に暖かくなる 沿道の気温も9℃を示す
勝山から313と分かれ181を行く 美甘村に入る このあたりは山懐を縫うように走り標高の高い山が多い 果たしてどの山だろうか? おおくるみやまの標識があったがそこは見送り 信号のある交差点を右折し県道湯原美甘線に乗る
篠ヶ峠の左手に二本松と六地蔵がある 峠を右折し約3Km程走ると自然エネルギー発電所に出る 発電所の約1Km手前にトイレがある この一帯は大久留美山森林公園として整備されており トイレのある場所も登山口の一つになっている
発電所は標高の一番高い位置になっており眺望も良い 発電所周辺に駐車可能なスペースがありそこに駐車