天狗山



標高 394m    難易度 ☆☆     登り66分 下り51分   岡山県
倉敷からの距離    64Km        登頂日 2001/01/08    ガイドブック    F

駐車場所10:22−10:31八幡宮−10:37寒河配水池(タンク)−10:54共同アンテナ−11:20山頂手前ピーク−11:28山頂11:55−12:03手前ピーク−12:14展望シダ切れ−12:19展望シダ切れ−12:22展望シダ切れ−12:28共同アンテナ−12:40配水池(タンク)−12:43八幡宮−12:46駐車場所

登山
 天狗山(てんぐやま394m)は「岡山県百名山」に紹介されている日生町の山 小豆島や日生湾の眺望を楽しめる ニつ星

 登山口は八幡宮から境内を行き 境内の左手にある登山道を行く 寒河配水池を右に見送ってと記載がある 池ではなく タンクだ だがタンクの前に寒河配水池と記した標識がある まぎらわしい名称だ

 尾根に出 100m余りの急登だ 後を振り返ると鹿久居島が正面に見え 高度をあげるにつれ小豆島が顔を出してくる 傾斜がゆるくなってくると共同アンテナの地点に着く 展望が一段と開けてくる

 これから先はルートが狭くなりシダコギを強いられる ガイドブックにシダコギがあると記載されておりスパッツを着けてきたが 結構良く育ったシダが足にまとわりつく 登ってゆくにつれシダの背丈が高くなり 腰の位置までくるところもある シダに水滴が付いており足元はグシャグシャ 途中でシダが切れ歩き易くなる所がある これでシダコギは終わったのかと思うと そうは甘くない またシダコギである ピークに出てここかと思うが その先にピークが見える 山頂付近に岩が見える もう一息だ シダを漕ぎながら山頂に出る 

 山頂には大きな岩が2ヶ所にある 瀬戸内方面の景観が広がり 小豆島の全体を眺める事が出来る 山頂でガイドブックを読む 江戸時代から明治中期にかけて旗振の信号所となり大阪の穀物相場の情報が送られていたとか 天狗山から熊山に送れられていた由で西の方角に熊山と思われる山を望む事が出来る 旗振による情報伝達手段を持つ事で利益につなげられたのだろう インターネットの時代となり情報伝達の手段の競争も大きく変革をとげてきている

 下りもまたシダコギと戦う シダに付いていた水滴はもう無くなっている その分随分と楽だ シダが切れると展望が開ける 何箇所かそうした場所があったので工程に記録しておいた

 シダコギの時間が長く シダの深いところがあったので二つ星とした ルートはしっかりしている この状況から推測すると夏のシダが元気の良い時期は避けた方が無難だ



アプローチ
  2号を岡山方面に走る 岡山バイパス 吉井川を過ぎ 伊部で右折し250に入る 夕立受山登山口は懐かしい 日生の市街地を抜け JRのガードをくぐり右にカーブするところにバス停 寒河(そごう)八幡がある あいあい橋を渡り寒河横断歩道橋の位置で左折し 国道と並行するように走ってゆくと 西願寺そして八幡宮が左手にある

 八幡宮を越えた地点に日生信用金庫お客様用駐車場がある 信用金庫と少し離れた場所にあるので駐車させて貰えるだろう

 私はわからず国道を寒河駅付近まで走り 国道沿いの空地を見つける 近くの人に駐車可能か尋ねたが自分の土地ではないが地主は不在だし 時々駐車している車もあるとの話で そこに駐車させて戴いた