駐車位置:柵原西スクールッバス停13:53−13:58鷺橋道標−13:59平賀元義歌碑−14:05道標2Km−14:17山道入口−14:21林道−14:36高圧線−14:39道標0.5Km−14:41林道−14:44ニ分岐−三分岐−14:47月の輪古墳14:50−14:53三分岐吉ヶ原へ−15:02山頂15:10−15:16道標−15:25林道−15:32舗装道路−15:40道標月の輪3Km−16:20駐車位置
畝山(うねやま338m)は吉井川と吉野川が合流する久米郡柵原町の山 「岡山県百名山」に紹介されている 一つ星吉野川にかかる鷺橋を渡ると渡り終えたところに月の輪古墳への道標がある 道標に導かれ進み 平賀元義の歌碑のところを左に進む 道なりに進むと道標月の輪古墳2Kmの標識があり標識に従う
次のポイントは標識があいまい 月の輪古墳と書いていない 分岐している道は未舗装なのでそちらでは無いのではと判断し舗装道路を行く 地形図との様子が腑に落ちない 丁度庭先におばあさんがおられたので古墳への道を尋ねると 先程の分岐の未舗装の所を行くと教えて貰う
少し戻り 先程の未舗装の道を行くと行止まりとなる どこかルートが無いかと戻ると右手に伸びている山道がある だが道には笹が茂っており 今まで広い道だったので不安ではあるがそれ以外にルートが無いし おばあさんがその道だと教えてくれた事もあり山道に入ってゆく ガイドブックに記載している右上に斜面を登る山道が分岐する と記載しているところなのかと半信半疑で進む
笹が茂っている部分はほんの一部 茂っているとはいえ軽く払えば良いので問題になる程ではない 快適な山道となるがすぐに林道に出る 林道のだいぶ先に高圧線が見えるどうやらガイドブック記載のとおり進んでいる 次のポイントは高圧線のところだと判断し 林道を登ってゆく
高圧線が近くなってきたところに左に分岐する道があったがガイドブックの記載と違うようなので見送り 少し行くと 高圧線が真上前方に見える位置で左の斜面に戻るようにして工事中の斜面を登ってゆくルートがありそこに入る
道標0.5Kmの標識が現れ 安心しているとまた工事中の林道に飛び出す 中島氏が訪ねてから更に開発が進んだようだ 周辺で工事をしている重機器の音が聞こえる ルートらしきものが見当たらないので工事中の林道を登ってゆく
すぐに 工事中の左手斜面にルートが見えてくるのでそちらに向かう どうやらガイドブックのニ分岐点のようだ 月の輪古墳へのルートを行く すぐに三分岐点に着く ここも月の輪古墳にルートをとり ぬかるむ林道工事中の道をゆくと 左に進む分岐がある 分岐を入ってゆくと月の輪古墳に出る
月の輪古墳は高さ約10mの円墳となっており円墳の頂上には出土した様子を説明したものがある 5世紀初頭のものとされている 古墳の発掘を村民総出で行われ「月の輪方式」といわれる成果を上げたとガイドブックに記載されている 吉野川の渓流を見渡す事が出来 この登山で一番眺望のきく場所である
月の輪古墳を後にして三分岐点を吉ヶ原に向かう このルートは中国自然歩道となっている ニ分岐からの道とも合流する 尾根を行き一つ峠を越え進み 次のピークと思われる場所の右手に三角点がある 三角点の前にベンチがあるが眺望は全くきかない 三角点の位置は右手を見ていれば容易に見つける事が出来る
この山は柵原鉱山があり硫化鉄鋼の鉱床だったとか 硫酸の原料として昭和35年には70万トンを生産し東洋一の規模を誇っている 昭和6年に柵原と片上間を走る片上鉄道が開設されたそうだ この山は昭和の前半には産業の基幹となる原料を生産する重要な役割を果たしていた 片上鉄道が何故このような地域を繋げる鉄道として開設されたかその理由がわかった
また、期せずして硫酸原料が硫化鉄鋼から原油に変わる 産業構造の変化を知ることになる これまで仕事をしてきた石油化学産業もこうした変遷を経て成長してきた これからも成長を続けるためには新たなる成長の視点を見つけて欲しいと願う
三角点での記念写真を撮り 吉ヶ原方面に下山する 尾根から降りる位置に道標がある 道標に従い左に下る 義木の階段が続く 足元に注意しながら降りてゆく 今度は広い道に出る 林道なのか 標識もあったように思う 今度は大きな構築物の所に出 そこから舗装されている 舗装道路を降りてゆくと月の輪古墳3Kmの標識に出る 中国自然歩道とそこで別れ 地形図を参照しながら駐車位置に戻る
畝山へのアプローチも湯郷に向かう途中で、わかり易い 吉井川と吉野川の合流地点にあたり 吉井川の橋脚が台風によって壊れてしまった所にあたる2号を岡山方面に走り 伊部で左折し374に乗る 吉井川沿いを走り 吉井町で吉井川を渡り484と合流する また 吉井川を渡る 渡ってすぐに津山・柵原方面の標識に従って県道26へ左折する 左折してすぐに大きな標識がある スクールバスの停留所となっており駐車可能な空地があるのでそこに駐車する