駐車場10:37−10:52林道分岐−11:04カンジキ11:11−11:34登山口740m−11:42尾根600m−12:24山頂13:00−13:20尾根600m−13:24登山口−13:46林道分岐13:49−14:02駐車場
まだ雪が残っているか、花知ヶ仙(はなちがせん1248m)を尋ねるフキノトウが顔を出し マンサクが薄黄色の花を咲かせている ウグイスの鳴き声も聞こえてくる 遠藤川は雪解け水で水量が多い 防砂提が新しく出来たりして様子が変わっている ここを尋ねるのは2年振りになる
林道を行くと路面に雪が残っている所があり雪の上を歩いたり土の上を歩いたりしながら林道を行く 林道分岐に来ると 路上の雪は連続するようになる ズボーと沈み込まないようルートを選ぶが雪は随分柔らかくなっており時々沈む この分ならカンジキを履いた方が良さそうだと判断しカンジキを履く カンジキを履いてすぐに雪の無い路面が現れたが左程支障なく歩けた
登山口に出る 登山口を入るとすぐに渓流が流れており そこを越えてゆく 部分的に雪が覆っている所があり足場があるかとストックで突くと何も無い 危なく踏み落ちる所だった 渓流を境に雪解けが進み 雪の層が出来ている 渓流をなんとか飛び越え雪の層によじ登る もう一度渓流を渡り尾根に出る
尾根からの登山道は随分と雪解けが進んでいる 雪が全く無い所もある 雪が無い所をカンジキで登るのはなんだか変だが ルートは土でカンジキの爪が土に食い込み割と楽に登れる 登ってゆくにつれ雪の部分が多くなる 後を振り返ると白い部分を残した恩原高原に連なる山々が見えてくる ブナの樹林も目を楽しませてくれる
山頂に出る 春霞のような天候で墨絵のように山々が連なって見える 地図を出して山座同定を試みる 吉井川の流れに沿って眺望が開けており 妙見山 天ヶ山 扇山 大空山 不溜山と思われる山々が広がる 近くには泉山 そして三ヶ上や妹山を見る事が出来る あれ、大山が樹木越えに浮かぶように見える 思わぬ発見をした感じだ しばらくすると見えなくなってしまった
昼食休憩をして下山 下りはあっと言う間に登山口に そして林道の雪道を行く 林道分岐地点でカンジキを外し 雪の無い地面を歩く その足の軽いこと 随分と違うものだ
帰路恩原湖を廻り白樺樹林を楽しむ
ヤマツツジ 桃 ヤマブキ 桜と一気に花が咲きドライブも楽しい 倉敷ICを過ぎ山手村に入るとヤマツツジがちらちらしピンク色の桃の絨毯があちこちに見えてくる 今度は、足守の近水園(おみずえん)の桜 次の圧巻は旭町 旭川渓流沿いの桜を愛でていると前方に三休み公園の桜とミツバツツジが美しい(標高差200mの山の斜面に5000本の桜 ミツバツツジも彩りを加える)429を経由して院庄に出る 泉山はもう雪は見えない 奥津渓の桜はさすがにまだつぼみ 奥津温泉を過ぎ三ヶ上や妹山を望む やはり雪は見えない 179から482に右折する 恩原スキー場に行く分岐を過ぎると間もなく遠藤の集落に出る そこを右折し遠藤川沿いに登ってゆき 舗装の切れ目の空地に駐車する 正面に雪を抱いた花知ヶ仙の山頂が顔を出す