龍護峰



標高 425m   難易度 ☆     登り44分 下り41分  山口県
アプローチ  309Km        登頂日 2001/11/02   ガイドブック   写真

駐車場12:04−12:06登山口_2.2Km−12:20草原−12:33分岐−12:41御鉢山−12:48山頂12:56−13:02御鉢山−13:10分岐−13:24草原−13:35登山口−13:37駐車場 


登山
 龍護峰(りゅうごほう425m)は『中国百名山』に日本最大のカルスト台地・秋吉台を俯瞰する丘と紹介されている 九州に行くついでに立ち寄る 一つ星の山

 駐車場を少し戻り龍護峰登山口の案内に従いルートを行く 道幅は広いが石がゴロゴロしており結構歩き難い 樹林の中を登ってゆくと15分程で視界が開け 草原が広がる カルスト台地で有名な秋吉台だ 左手に見えるピークが御鉢山で龍護峰はそのピークに隠れている 右手方向に秋吉台があり サファリパークがあるようだ

 なだらかな草原の丘にはカルスト地形特有の石灰岩のかたまり(カレンフェルトと言われる)が点在する また石灰岩が溶け地面がへこんだ場所(ドリーネと言われる)には金網による柵がある

 草原には晩秋とは言え シオン ミヤマアキノキリンソウ リンドウ ムラサキセンブリなどが顔を出す リンドウがあちこちで顔を見せてくれ嬉しい

 カルスト台地の景観を楽しみながらなだらかな丘を登ると御鉢山のピークに出る その先に龍護峰が顔を出す なだらかな尾根をくだってから登りなおし龍護峰山頂に立つ

 山頂の先に見えてきたのがセメント鉱業の採石場 切り落とされ山肌はこれまでのなだらかなカルスト台地とは異質な表情を見せギョッとさせられる

 山頂から360度の展望が開ける 周辺を取り巻く山々を見渡す事が出来るがどれがどの山かわからない 残念ながら20万分の一の地図を持ってくるのを忘れた 山頂にもドリーネがあり金網で囲まれていた 二等三角点があるようだが山頂の標識がそれなのか 秋吉町と書いてあるのがそうなのか廻りを探してみたがわからなかった

 一息入れて下山 帰路も同じルートを戻る 秋吉台に繋がるなだらかな草原がやさしさをかもし出してくれる



アプローチ
 玉島から山陽自動車道に乗る 美祢インターチェンジまで296Km 高速道料金6550円を支払う 韓国だと幾らだろうな?と思いながら高い料金を支払う 国道435を中国自動車を戻るようにして走り 秋吉台の案内に従って進む 秋吉洞の駐車場を見送り秋吉台家族旅行村駐車場に 駐車場料金は管理棟事務所にと記載があり事務所に行く 登山だけなら無料で良いとサービスして戴いた