駐車位置_4Km10:30−10:40林道雪道−10:59登山口_2.2Km11:04−11:39_1Km−11:50山道−11:56_0.5Km−12:05ロープ−12:19山頂12:35−12:44ロープ−12:48_0.5Km−13:18登山口13:19−13:34雪道終わり−13:43駐車位置
三ヶ上(さんかじょう1062m)は苫田郡上斎原村の山 国道に車を置いてゆけるので雪山に登ってみたいと思っていた山森林公園で雪の重さを体験した 今日も結構気温が高い 雪質が心配になる 国道からブルーバードラインの案内に従い村落に入ってゆく 路面には雪は無い 橋を渡り林道を登ってゆく 10分程登ってゆくと雪道になってきた その直前に車が一台駐車している もしかしたら登山者の車かもしれない
雪道には沢山の足跡で結構固められている それでも気温があがってきた為かズズズと幾らか靴が埋もれる でも森林公園のような事は無く順調に歩が進む
林道から分かれて登山道に入る 足跡は山に向っている この分なら足跡を追って行けば山頂に行けそうだ ここで輪カンジキを履く
ルートは草原の中を登ってゆく 雪景色が広がる 後を振り返ると山並みが見える 今日は高気圧に覆われているとは言え 薄雲が広がり 上空は薄黒い雲で覆われている これで太陽が顔を出したら さらにベタ雪になる 太陽が顔を出さない事を良しと考えよう
渓流の音が良く聞こえる 雪解け水がザーザーと流れているのだろう ♪うたいはじめたせせらぎにききみみをたてる♪ という高梁川賛歌の歌詞がよぎる もうこのまま春に向ってまっしぐらなのだろうか 小鳥のさえずりもにぎやかだ
先方からパーテイが下山してくる5名だ 状況を伺う 山頂まで登ってきた 雪は大したことは無い 登りは雪が締まっており輪カンなしで行けるが下山時は柔らかくなり履いている と教えてくれた 5人の人が足元を固めてくれているのでこの先は何ら心配無さそうだ
4名の後から少し離れてひとり降りて来られた 輪カンなしである ズボーとはまりませんでしたか? と伺うと ところどころでと答えておられた
このパーテイに出会うまで、ルート上の足跡は今日のものか判断に迷っていた 輪カンの跡はかなりぼやけている 靴跡が時々明確に見え これは今日のようだが? と 思っていた 輪カンなしの方が踏み込んだ靴跡だったようだ
今日は誰にも出会わないのではと思っていたが結構登山者がいるようだ アプローチが容易なのが魅力なのだろう
今日は足跡があるが 足跡の無いケースも当然あろう テープナビを確認したり 間違えそうなところは無いかを確かめながら足跡を追って行く 一番の難所は500m表示を過ぎてロープのある場所に向うところだ 今日は足跡があり積雪量も少なく 山裾を巻いているルートを読める ここが1m余りの積雪となるとルートの段差は無くなり斜面をトラバースする事になる そう長い距離ではないので 頭に入れておけば大丈夫だろう
ロープのある場所は雪の階段が出来ている ラッセルするのは結構大変だろうなと思いながら雪の階段の恩恵に預かる ロープは雪面から出ているので積雪量は大した事は無いのだろう
ロープを過ぎるとあとは平坦な登り ところどころにズボーと抜けた足跡がある ああ苦労されているなと輪カンの無い方の苦労を思いやっていると ズボーとやられた 木の枝がからみなかなか抜く事が出来ない ひとごとでは無く我が身に降りかかってきた事で思わず苦笑い 雪面は随分と柔らかくなってきている 輪カンを履いていても埋もれる所があり一歩一歩確認しながら登ってゆく
山頂近くになると雪が溶け 土が露出している所がある 雪解けはかなりのスピードで進んでいる
山頂から三角点のあるピークへは石のある急斜面を降りて行かねばならない 先の5名のパーテイーはここで戻ったようで足跡は見られない 急斜面を降りてから三角点に向けての斜面にはルートのようなものが見える あれを追って行けば良さそうなのだが 石のある急斜面を降りるのが恐い 下手に石の上に立つとやばいのではないかと判断し 先のパーテイー同様 ここで戻る事に
山頂からは花知ヶ山 妹山が目前に聳える 雪解けが進んでいるのだろうか白さは今一である その右手に泉山 遠望がきかないので雪の状態はわからない 国道を挟んで湯岳 少し遠くに見えるのが森林公園に繋がる霧が峰 人形仙だろう
着替えと昼食を取り下山する ズボーと足をとられる所もあったがカメラに雪を被せることも無く降りてゆく 下山の角度により湯岳が正面左手方向に顔を出す 山を見ながら降りてゆけるのは嬉しい
せせらぎの音が聞こえる辺りで登ってくる親子連れに出会った お父さんと中学生程の息子さん 今日は思いがけず7名の方と出合った
上斎原村は奥津温泉の少し先になる429経由で旭町を抜け 181を経由し院庄で179に乗る 雪の姿が全く見えない 雲井山トンネルの出口の気温は9℃ 随分と気温があがっている 奥津中学周辺もすっかり雪が無くなっている 泉山の尾根道も随分と雪が少なくなっている 雪が深ければ泉山を登ろうと思っていたが この状態では三ヶ上にアタックしてみよう
上斎原村の信号機から数十メートル戻ったところにブルーバードライン入口と書いた標識がある これが登山ルートである 標識の所に墓地がありその空地に駐車