駐車位置10:23−10:28管理棟10:33−10:37花10:44−10:49休憩所−10:53おたからこう湿原−11:02もみじ滝−11:11花11:17−11:33千軒平11:49−12:02もみじ平−12:12県境分岐−12:22分岐−12:31花12:39−12:45すずの子平−13:00奥ぶな平−13:16熊押し滝−13:23登山口−13:41管理棟−13:43駐車位置
4月14日にTVでミズバショウを紹介していたとの事 例年と比べ随分と早い渓流に沿って道路を登ってゆく 左手にザゼンソウ キクザキイチゲを見つけた 昨日毛無山山頂付近で見つけた時はすごく感動したが ここではどういう訳かそれ程の感動が無い 余りにも簡単に見つかると希少価値が無いからなのか 実に勝手な奴だと思いながら登ってゆく
いつものとおりまず管理棟に行き 今咲いている花をメモに書き留める 21種類程書き留めた その中で名前と花とが一致しないのがサンインシロカネソウ スミレサイシン ゼニバサイシンの3つ 果たしてこれらの花に出会う事が出来るだろうか?
管理棟を出 園地をミズバショウが咲いている湿地に向う ショウジョウバカマが土の中から頭を出そうとしている すでに花を咲かせているものもある ザゼンソウもあちこちに頭を出している 包と並んで葉が出てきている 這いつくばるようにして写真を撮っている人がいる ミズバショウが咲いている場所は人だかり 湿原に板を渡し 花の近くまで近寄れるように配慮してくれている 花の数は随分と増えたように思う 包と同じ位の高さまで葉が育ってきていた まだ包は活き活きとしていたので写真に収める
ミズバショウの咲いている場所のすぐ近くの湿原にはリュウキンカが咲いている ここもカメラを持った男女が取り囲んでいる 花のすぐ近くまでレンズを近づけ写真を撮っている人がいて邪魔になる 順番待ちのような形で なんとか写真を撮り先に進む
キンキエンゴサクが薄紫の花を咲かせていた ミヤマカタバミもあちこちで白い花を咲かせている そうこうするうちに休憩所に来る 2月訪ねた時は管理棟からここまで1時間かかったのに 今日は写真を撮りながらでも15分 歩いたのは正味8分 雪道の歩行が嘘のように思える
休憩所からおたからこう湿原に向けて進む バイケイソウ コチャルメルソウ タムシバを見つける おたからこう湿原にザゼンソウが沢山見られたものだが今年は余り姿が見えない 湿原からもみじ滝に向かう オオカメノキが白い花を咲かせ 足元には ボタンネコノメソウ タチツボスミレを見つける
もみじ滝から登山道を登って行く このルートはイワナシが群生しており イワナシが目当てだ 登りながら斜面を見てゆくとイワナシの葉をあちこちに見るが花を見つける事が出来ない 花がすでに枯れてしまったものを見つける 今年は遅かったのかと半ばあきらめ気味で登ってゆくと 急な登りがもうじき終わるという場所にイワナシの小さな可愛い花が咲いているのを見つけた こうして探して見つけられると実にうれしい ちなみにイワナシの花言葉は恋のうわさ 小さな花が寄り添っている所はひそひそ話しをしているようだ
急な登りを終えるとシャクナゲが群生している中を抜ける シャクナゲはまだ花芽も育っていなかった 美しいブナ林を行く タムシバが白い花を咲かせているのが木立の間からチラチラと見える やがて最後の急登にかかり千軒平に出る
千軒平に出る斜面は結構花が多いのだが今の時期はほとんど見つける事が出来ないショウジョウバカマが頭を出そうとしているのを幾つか見つけるに終わった
千軒平に出る 2人の男性が昼食休憩をされていた 話をしているのを脇で聞いているとイワウチワが咲いている様子 それは嬉しい すずのこ平まで足を伸ばす事にしよう 千軒平にはミツバツチグリが黄色の花を咲かせていた この花は管理棟で紹介されていなかった
尾根道をすずのこ平に向かう 尾根道では ショウジョウバカマ ミヤマカタバミ スミレ フキ エンレイソウなどに出会う もみじ平だったか県境分岐だったかにミヤマカタバミが群生して咲いているのに出会った記憶があるが今日は出会えなかった
イワウチワの咲いている場所に近づく 見覚えのあるブナの木がある ブナの木を中心にしてイワウチワが大きな花弁を開いて出迎えてくれた 花言葉は春の使者との事 春を告げる花にふさわしい名前だ リュックを降ろし三脚をセットしカメラに収める
イワウチワを堪能してからすずのこ平を抜け 奥ぶな平に この辺りのルートは腐葉土で実に心地よいクッション またブナの大木の景観も素晴らしい
奥ぶな平から熊押出し滝に出るここはコチャルメルソウを初めて見つけた場所だ 渓流沿いに特徴のある姿を見せてくれた
熊押出し滝から園地に向う 途中県境分岐に向う登山道入口を通る この辺りからまた種々の花が顔を出す キンキエンゴサク ミヤマカタバミ エンレイソウ ハシリドコロ キクザキイチゲ タチツボスミレ ボタンネコノメソウ ザゼンソウなど まゆみ園地を抜け駐車場に戻る
結局 名前と花とが一致しなかった3種類の花以外はすべて出会う事が出来た
昨日に続き429を走る 萌えいづる新緑の美しさは何度見ても美しい 太陽光線の加減で濃淡が出来 また新しい美しさを見出す 旭川沿いの桜はすっかり花を落とし新しい葉が出てきている まだ花の面影を残し そこに淡い萌黄色の葉が顔を出す こうした景観も魅力がある429から181を経由して院庄に出 院庄から179に乗る 森林公園の案内に従って左折し公園に向う キャンプ場手前の渓谷沿いには八重桜か?まだ花を咲かせていた
もう雪は全く見られない 2月ここを訪ねた時は森林公園入口まで2時間もかかったのにと思いながら あっさりと駐車場に着く 管理棟に近い駐車場は満車 車を戻し下の駐車場に入れる