三ヶ上



標高 1062m    難易度 ☆☆    登り66分 下り40分 三角点探し30分  岡山県
倉敷からの距離   103Km        登頂日 2003/12/02   ガイドブック  F 写真 音訳日記削除

駐車位置10:20-10:24_3.6Km−10:40登山口_2.2Km−11:02_1Km−11:07山頂正面に−11:09山道−11:13_0.5Km−11:19ロープ−11:26山頂…11:33右ピーク…山頂11:57−12:00ロープ−12:06_0.5Km−12:12_1Km−12:25登山口−12:34_3.6Km−12:37駐車位置

登山
 国道179の奥津の道路が開通したとの事 今日はそこを走り抜け三ヶ上(さんかじょう1062m)を訪ねる

 登山道はブルーバードラインと呼ばれており所々に標識がある 吉井川にかかっている橋を渡り山に向って歩いてゆくとブルーバードライン3.6Kmの標識があるのを確認し舗装道路を登って行く 素手では肌寒く感じるので軍手をする 心地よいピッチで登って行く このピッチであれば時速5〜6Kmは出ているかなと思い計算してみると時速5.3Kmと低目の数字だった それだけ登りがきつかったのだろうと慰める 汗の出方も大部時間がかかり登山口に入る頃になって額から汗が落ちてきた

 登山口まで車で登れる ここまで車で来ると山頂まで2.2Kmであり気楽に登れる 登山口から少し入ったところに2台トラックが駐車しておりチェーンソーの音が聞こえてくる 人の姿は見えないが仕事をしているのだろう 車はこの辺りに結構駐車出来そう 登山口から土の道になり歩きやすい、場所によっては水が出ている所もあるがそう難しい所はない 左手に湯岳を見る事が出来るポイントがあり以前登った時を思い出させてくれる

 山頂1Kmの標識を見て草原を登ってゆくと山頂が顔を見せる それから樹林帯に入る 足元が滑り易くなっている所があるので注意しながら登る 0.5Kmの標識を過ぎると美しい樹林が右手に広がるのだがこの時期は落葉しておりすっかり冬支度を整えている 雪の時は斜面をトラバースするようにルートをとる ロープのある岩場が見える 雪の時の目印に確認しておく 岩のある所にロープがありそこがルートになっている ロープに頼る事なく登って行ける ここが唯一の少し難しいところ

 ロープを過ぎると斜度はゆるくなり 視界が開けてくる 三ヶ上の手前のピークが見えてくる 手前のピークから山頂まではすぐ

 山頂は風が強い そうだ再度三角点を探しに行ってみようと岩場を降り向かいのピークを目指す ルートが出来ており前回のようにヤブコギする事なくルートを登って行ける これなら見つけられるかなと思いピークと思われる場所を探すがそれらしきものが見つからない ピークとおぼしき所に石があるが半分壊れているし三角点では無さそうだがどうなのだろうか 1/25,000の地図に記載されているのだからどこかにありそうだが 今回ももやもやが残ってしまった

 今まで雲っていたが太陽が顔を出し廻りが明るくなる だが長続きはしない 山頂に戻る間に雲に隠れてしまった 山頂は風が強い 三脚をセット出来ない程 身体が冷えない内に下山し奥津温泉にでも浸かろうと登ってきたルートを降りる

 足場がしっかりしており 斜度も適当 とんとんとんとリズム良く降りて行く 舗装道路ではもうジョギングペース リュックを揺らせながら走り降りる 知らない人が見たらどうしたのだろうと思われるかも知れない

 距離表示があったのでメモした時間をベースに時速に換算してみた 登るにつれ落ちている 疲れからではなくその分歩きにくい所があったのだろう

 駐車場に戻ったら 工事をされていた方が昼休みで車の中に居られた もう登ってきたの? と声をかけて来られた お聞きすると山には登られた事がないようなので登山口まで車で行ける そこから1時間程で山頂に出られます 気持ちがいいですよと話す 早くそういう身分になりたいものだと言われてしまった

  登り(Km/Hr) 下り(Km/Hr)
3.6Kmから2.2Km 5.3 9.3
2.2Kmから1.0Km 3.3 5.5
1.0Kmから0.5Km 2.5 5.0
0.5Kmから山頂 2.3 3.3


  帰路奥津温泉の無料の湯に入る ここに入るのは初めてだ お1人の方と入れ違いに入浴 しばらくは1人で歌など歌っていたが お1人入って来られる 兵庫からで温泉めぐりをしているとあちこちの温泉の話を聞かせて戴く またおばさんが洗濯に来られいろいろと会話が弾む 1時間余りゆったりと湯を楽しむ事が出来た


アプローチ
 今日は天気予報は曇り 降水確率が低いので出かける事に 曇り空のドライブは景観の色が無く淋しい 429経由で旭町を抜け休み乢トンネルを抜ける 泉山はなんとかぼんやり見える程度であまり視界がきかない 181を経由し院庄で179に乗る 奥津渓谷沿いを走っていたルートが新しくなりトンネルを抜けると奥津温泉街入口に出る 距離にして2〜3Km短縮されずっと走り易くなった 奥津渓谷は車の流れから開放されゆったりと観光出来るようになった事と喜ばしい

 奥津の道の駅を過ぎ上斉原村に入る トンネルを二つ潜り最初の信号機(点滅信号)の右手の墓地の空地に駐車 今日は工事があるのか2台駐車していた