角ヶ仙



標高 1153m    難易度 ☆☆     登り69分 下り35分   岡山県
倉敷からの距離   100Km        登頂日 20004/07/24   ガイドブック   F  写真

駐車位置9:29−9:44写真9:47−9:49ベンチ−9:54ベンチ−10:08ピーク−10:10コル−10:16ピーク−10:34写真10:36−10:43山頂11:00−11:27ベンチ−11:34登山口−11:35駐車位置

登山
 今日は角ヶ仙(つのがせん1153m)を訪ねる 夏休みに入ったのでキャンプ場はにぎわっているかも知れない

 駐車場の前に管理棟がある 管理棟の周りは新しいフェンスで囲まれている キャンプシーズンと言うのに営業している様子が見られない どうしたのだろう

 管理棟フェンスの右脇を抜け登山口に向う アジサイ ナデシコ ネジバナが咲いていた

 登山道を見つけ登って行く 随分草が繁っている あまり登山者がいないのだろうか? いきなりの急登である 角 ヶ 仙 登 山 道と一字一字書いた標識の横を登って行く 草の繁りは無くなるが静かな樹林の中の登り ウグイスやホトトギスの声が時々遠くから聞こえてくるがセミの鳴き声が無い ガスが出て太陽が顔を出していない為かも知れないがセミの声が聞こえてこないのは不思議な感じがする

 急登を登って行くとベンチがある 一休みしてくださいと言うのだろう また登って行くとベンチがある その近くにゴミ籠が用意されており ゴミが七分目ほど溜まっていた ゴミ籠を準備する方もどうかと思うがゴミ籠があるからそこに入れると言うのも如何なものだろう

 ルート脇にオカトラノオ キキョウの蕾 ナデシコ ノアザミが所々に顔を見せるルートは少し下る 山頂手前のピークが見えてくる 山頂までの標高差が200m程あり鋭角の山頂が凛々しく見える

 コルから擬木の階段を登って行く 急な登りに耐えると登りは緩やかになりルート脇にヨツバヒヨドリ オカトラノオ ヤマジノホトトギス ヤマサギソウ ウツボグサ ハギ ホツツジなどが顔を出す

 また急登が始まる 地図で見ると標高差120m余りある ルートは笹の葉が繁り、笹の葉に露がついている 笹は肩の位置ほどある シャツはすでに汗でぐっしょり ズボンも露に濡れびっしょりになってしまった そして山頂に出る

 山頂からの眺望はガスで何も見えない セミの鳴き声が聞こえ ウグイスやホトトギスの声が近くに聞こえる カッコーの声も聞こえてきた 山頂にはオカトラノオ ヨツバヒヨドリ ハギが花を咲かせ ユウスゲが蕾を膨らませていた

 周遊するルートを降りようと当初考えていたがこんなに草が繁っており露で濡れている おまけにガスで視界がきかない状況で周遊ルートを降りるのはいやらしいので登ってきたルートを降りる 急斜面の下りは足元が見えないので一歩一歩注意しながら降りる 擬木の階段からはトントントンとテンポ良く降りてゆく

 降りた時間は丁度昼時ではあったがキャンプ場には人の気配が見られなかった



アプローチ
 429を走る 旭川ダムは川底が見える程水位が下がっている 水位の下がったダムは淋しい 休み乢トンネルを抜ける 今日はガスが出全く山並みを見る事が出来ない

 181を経由し院庄で179に乗る トンネルの手前の信号を右折し香々美川沿いに県道392を行く 越畑まで約20Kmある 香々美ダムを越え三叉路を左にとる 越畑キャンプ場の案内に従って右折する キャンプ場の駐車場に駐車 車は1台もいない