10:23駐車場所−10:32登山口−10:38分岐−10:58林道−11:18林道終点−11:23ルート−11:32反射板ピーク11:34−11:49手前ピーク_展望台11:50−12:03かしわ樹林−12:08山頂12:25−13:18道路−13:20国道−13:37駐車場所
313で湯原に抜けられる事がわかった 雨乞山(あまごいせん 標高889m)を訪ね 湯原温泉にでも入って来ようと気楽に出かけたものの倒木との戦いだった登山口の標識に従い林道を登って行く 下湯原からの道路と繋がっているようだ 平成6年版の1/25,000の地図ではこの部分は記載されていない 車でも走れそうだが結構急である 車で行くなら下湯原からの方が良さそうだ 予想通り前回登った登山口に出る 登山口まで所要9分 下湯原からでは15分要しているので歩くならこちらが近い
林道を歩いていて結構倒木が眼についた この様子だと登山ルートは樹林の中を登って行くので大変になりそうだ 櫃ヶ山のように整備されていればいいのだがと思いながら幅広のルートを登って行く 早速倒木に出合う 潜ったり跨いだりしながらなんとかルートを登って行けた
すぐに分岐があり雨乞山こちらですと書いた標識を見て、案内に従い右に登って行く ルートにはスミレが一輪ひっそりと咲いていた 花どころでなく間もなく倒木の山 ルートを追うのは難しい状態 前回登った時この尾根から反射板のあるピークに出た事を思い出し 山肌に取り付き尾根を目指す 山肌はいたるところに倒木 歩ける所を探しながら兎に角高度を稼ぐ そうこうしていると幅広のルートに飛び出す 前回登った時は人1人が歩ける程度の狭いルートだったが どこからどこへ行くのだろうか? 山肌を登っているのでそのルートを追う事とした
ルートは幅広 作業車が走れるほど キャタピラの跡も見える でもルートを追うのは容易では無い 山側は道路にする為削られており段差も大きくそちらには取り付けない 谷側の斜面を選びなんとか障害物を巻きながらルートを追って行く 帰路同じルートで降りれる保証は無い こちらに降りないでも済むと良いがと願いながらひとつひとつクリアーしてゆく
あれ? 林道は行き止まり 仕方が無い そこから尾根を目指す この付近は樹林が少なく倒木している樹木は少ない しかし急な斜面 腐葉土のクッションで足元がしっかりしており登って行ける 人の足跡らしい跡を時々見つける事が出来たのでそうルートを外していないだろうと思いながら登って行く
5分程登ったところでテープナビを見つけ ルートを発見する これで一安心 ここからは倒木による大きな障害は無く反射板ピークに向う 登山口から反射板ピークまで所要1時間 前回の記録を見ると31分で登っている 30分は倒木との戦いだった
反射板ピークからは櫃ヶ山を正面に見、星山に繋がる山並み 旭川の流れとなかなかの景観 後を振り返ると二つのピークがあり右が展望台 左が山頂 景観を一望して展望台に向う 反射板を設置しているフェンスの近くでカワラナデシコがまだ花の色を残していた 最近暖かな日が続いているためなのだろうか
反射板からのルートは特に大きな支障なくルートを登れた 反射板ピークから展望台までに3ヶ所 展望台から山頂までに1ヶ所ルート上に倒木があったが容易に迂回出来、それまでのようなハードな所は無かった
展望台への登りの途中左手を見ると大山から蒜山の山並みを見る事が出来た 大山には雲がかかっていたがそれ以外はよく見る事が出来た そして展望台に出ると展望が更に広がり目前に霰ヶ山や大空山等の山並みを見る事が出来る
展望台から90度左に方向を転じ山頂を目指す 尾根道の歩きを楽しむ スミレがここでも2,3咲いていた 今度はかしわの樹林が続く 足元に柏餅に使うかしわの葉が積もっている カサカサと枯葉を踏みしめる音を立てながら登ってゆくと山頂に出る
山頂には三等三角点と”やったー雨乞山山頂”の標識がある 標識が倒れていたので立てかけたが少し強い風が吹いたらすぐ倒れてしまうだろう 山頂からの展望はあまりきかない 大山の方角は桧の樹林で視界が遮られ 櫃ヶ山山頂も見えない 霰ヶ山の方角が見える程度 山頂付近の桧の樹林は4.5本倒木していた
(山頂にて赤田とラベルを貼っているストックを見つけた 預かっていますので心当たりの方はご連絡ください)
昼食をとり下山する 登ってきたルートを降りるのは倒木が待ち受けており避けたい 前回下山したルートは潅木樹林が主体で倒木は少ないと思われるのでそちらに降りる事とした
下山ルートはヤブ道 テープが所々にあるのを追いながら尾根沿いを降りて行く ルートの左手は桧の樹林となっておりあちこちで倒木している 一方潅木樹林はほとんど倒木しておらず大きな支障なく降りてゆける 急な斜面のところがある 斜面に腐葉土が堆積しているが立っているとズズズと滑る 斜めにルートを選びながら降りて行く テープのナビをどこかなと探し、見つける事が出来るとここまでは大丈夫と一つ一つ確認しながら降りてゆく
313の国道が見えてきて自動車の音も聞こえてくる しかし そこから桧の樹林帯が始まる あともう少しという段階で倒木のバリケード ここから先は通行止めとでも言うかのように倒木している 周りを見回し降りてゆけそうな所を探す 数本倒れていない樹木がありその辺りを通過出来そうだと判断し斜面を降りて行く 予想通り抜ける事が出来一安心 樹林帯を抜けると幅広のルートに出た 前回降りた所だ
ここまで来れば大丈夫と降りて行くと 道路に出る直前でまたバリケード 今度は山側に取り付き倒木の塊をクリアーする そして舗装道路に出る
獅子戻しをまたぎすぐに313に出る 国道沿いを歩いて下る 歩きながら山の斜面を見るとあちこちで倒木しているのを見る事が出来る 車で走っている時は気が付かなかったが実に大変な被害だ
汗を流しに湯原温泉に浸かる 毎日放送が入浴状況を取材していた
青空の下429を走る いつも加茂川の辺りでガスが出て来るが今日はガスは無く青空が続く 旭町で県道30に乗り落合へ 落合の気温は7℃ 太陽の陽射しが心地よい落合で313に乗る 久世 勝山と北上する 勝山も7℃であった 湯原に抜けるまでに3ヶ所片側交互通行となっている 道路脇の斜面を見上げると倒木した樹木が見える この状態では少しまとまった雨が降れば崩れてきそうだ湯原のインターチェンジを過ぎ湯原の温泉街に向う 前回登山口に選んだ下湯原の登山口を過ぎ 温泉街に向う三叉路から100m程坂を登った右手に雨乞山登山口の標識がある 道路脇の空地に車を置かせて戴く