駐車位置10:30−10:58登山口_2.2Km11:04−11:35_1Km−11:44山道−11:50_0.5Km−12:04尾根−12:17山頂12:35−12:45_0.5Km−12:57_1Km−13:07登山口−13:20雪なし13:23−13:30駐車位置
今日は三ヶ上(さんかじょう1062m)を訪ねる輪カンジキと軽アイゼンと両方準備し出発する 道路には雪が無い 道路脇の墓地には40,50cm程の雪の層が残っている 吉井川にかかる橋を渡る 河川敷にはちらほらと雪が残っている 見上げると三ヶ上の雪山を仰ぐ事が出来る これからそこに向かうぞと声をかけたくなる
林道を登ってゆく すぐに民家がとぎれ雪道となる 積雪量は20cm程度だろうか 恐る恐る雪の上に立ってみる 雪は締まっており靴が埋もれる事がない これはいいぞと輪カンジキも軽アイゼンも履かずに雪道に入る 実に快適だ ほとんど足を取られない 昨年1月の時と全く違う 足が埋もれる事が無いのでテンポ良く登ってゆける
そろそろ登山口になるな この様子なら軽アイゼンを履いた方が終わりの方の急登に都合が良いかなと考えていると突然スボーと膝頭まで埋もれる 積雪量はゆうに40,50cmはあろう この様子ならやはり輪カンジキだなと考えを変え 登山口の所で輪カンジキを履く
登山口からきれいな雪面 薄っすらとルートと思われるような跡を追える 夏山ルートが頭に入っているので心配は無い ここからも三ヶ上の山頂を伺う事が出来る 後を振り返ると湯岳や人形仙などの山並みが広がって見えてくる 実に気持ちが良い 雪面には動物の足跡があっちこっちについている 喜んで走り回ったのだろうと勝手に想像する 必死に生きている動物達には失礼かな
雪に覆われた渓流が姿を見せる 普段はせせらぎの音しか聞こえないのだが このシーズンは白い衣装をまといその姿を見せてくれる ルートは大きく左にカーブする そこを登ってゆくと左手の視界が開け、湯岳などの山並みが見えてくる この場所も好きな場所だ
1年前に苦労して登った時が思い出される 一つカーブを曲がる都度あえぐようにしてまだ先かと思ったものだが今日は足が軽い 雪がしっかりしており盛り上がった所を歩いても沈む事なく支えてくれる ここが確か昨年GiveUpした場所だ 3時間半程かかったのに今日は1時間程度だ 実に快適
そこを抜けると山頂まで1Kmの標識のある所 だが今日は雪の中か見つける事が出来なかった 1Km地点付近からまた山頂を望む事が出来る 雪面が広がりどこにでも登ってゆける ルートは確か右に巻いていたと思いながら右方向に登っていったが右に進むのが少し早すぎたようで途中で登山ルートとおぼしきルートに合流する
そして夏場であれば日影のある樹林帯に入るのだが ここも真っ白な雪面 所々にマークがあるのでそれを追いながら登ってゆくと山頂まで500m地点に出る もう一息だ しかし ここからが一番の難コース
夏山ルートは斜面をトラバースするように進み 大きな岩の所にロープなどが準備されている ルートを目で追うが大きな岩の所を登ってゆけるか自信がない そうだ尾根に取り付き尾根筋から登ってゆこう それなら比較的傾斜も楽だし、今のシーズンしか歩けない所を歩いてみようと尾根に取り付く 最初から尾根伝いを登って行けば良かったが途中からなので急な斜面を樹木に掴まりながらなんとか登って行く
そして尾根筋に出る 素晴らしい景観に突然飛び出し思わずシャッターを切る 妹山や花知ヶ仙のピークが前面に聳え右手には三ヶ上の山頂方向を見る事が出来る 振り返ると登ってきた樹林の中の雪面も美しい 雪の時はこのルートに限ると頭に覚えさす
尾根筋のルートはそう難しくない 雪が柔らかいと動けるかどうか不明だが今日は埋もれる事なく自由に歩ける 尾根筋を登って行くとマークを見つける 夏山ルートと合流したようだ あとは夏山ルートと思われるルートを登って行く 山頂は見えているので山頂に向って登り易いルートを登ってゆく
そして山頂に出る 三角点ピークの樹林が樹氷を形成し輝いていた ここからは360度のパノラマ 白く輝く山並み 近くの妹山や花知ヶ仙は樹氷が輝いて見える 泉山の山頂付近も樹氷を形成しているようだがあまりはっきり見えない 森林公園から人形仙 恩原スキー場の斜面 三国山と山並みが続く 人形仙の先に大山が見える 太陽の陽が射しているとは言え流石冷え冷えする ウインドウブレーカをはおり暖をとる 山頂での写真撮影を楽しみ昼食をとり下山する
下山は快適 急な斜面の降りも雪質が良く楽に降りて行ける 擬宝珠山の斜面を降りてきた事を思い出しながら雪面の下降を楽しむ あっと言う間に500m地点 そして登りで少しルートを外した所の修正を確認し降りる
下山時は気温が上昇してきた事もあって大部雪質が柔らかくなっていたが幸い足をとられる事なく登山口そして林道を降りる 雪が無くなった地点で輪カンジキを脱ぐ
帰路奥津温泉の湯を楽しむ 洗濯をされていたおばさんと話をしながら湯に浸かる 雪が無いねと言ったら このところ雨が降ってと話されていた
今日も青空の下倉敷を出発429を走る 14日と同様青空は続く 旭川ダムは水を満々と湛えている 旭町を過ぎて休み乢トンネルを抜ける 雪を抱いた泉山の山頂が顔を見せる その手前の山は色が無い 久米で181に乗り 院庄で179に乗り北上する 179は片側2車線となりまた走り易くなった 雲井山トンネルの出口は1℃と表示されている 結構冷え込んでいる 苫田ダムは試験湛水が終了し水位は随分と下がっていた 水面下にあった道路や橋が顔を見せている奥津中学・奥津町役場を抜けて行くが道路脇に雪が無い トンネルを幾つか抜けて奥津温泉道の駅に出るが道の駅の駐車場にも雪は無い 泉山Cコース登山口に向う広域農道を見ると こちらは路面に雪が残っていた
奥津温泉道の駅を過ぎ最初のトンネル(湯の坂トンネル)を抜けると正面に三ヶ上が見えてくる 道路脇の雪も次第に増えて来る 更に二つトンネルを抜けると雪がぐんと増え畑は一面雪に覆われている 最初の点滅信号のある墓地前の空地に駐車させて戴く