森林公園


標高 1090m    難易度 ☆     登り73分 下り49分   岡山県
倉敷からの距離   107Km        登頂日 2005/10/18   ガイドブック   F写真 山の音

駐車場10:14−10:16管理棟10:25−10:40おたからこう湿原−10:50もみじ滝_1200m10:51−11:15分岐_700m−11:25分岐_480m−11:37千軒平11:38−11:45分岐11:47−12:11園地−12:25まゆみ園地12:50−12:52管理棟12:55−12:57駐車場

登山
 今日は久々に家内と森林公園を訪ね、いつものように千軒平(せんげんだいら1090m)に登る

 駐車場にリンドウが咲いていた 見回すとコマユミも小さな実をつけていた 道路脇にはマユミが赤い実をつけていた

 早速管理棟に行き今見る事が出来る花を調べメモに記入する カマツカ ホクチアザミ ヨシノアザミ クロモジ ツルアリドウシ等が掲載されており アザミを除くと草木の実がほとんどであった ツルアリドウシが赤い実を実らせる事を知った

 管理棟から園地を行く 曇り空で太陽の陽射しが無いのでマユミ園地は後回しにしようとカラマツ園地沿いの道を行く ルート脇にはマユミ コマユミ ナナカマド キセルアザミ オタカラコウ カマツカ リンドウ サワフタギ ヤマボウシなどが顔を見せる カマツカは木に名前が書いてあった 小鳥も時折鳴き声が聞こえてくるものもあまり音は聞こえてこない

 紅葉にはまだ早い この辺りは色づくときれいだがといいながら樹林の中のルートをおたからこう湿原に向かう 湿原ではオタカラコウがまだ花を咲かせているものがいくつかあった

 湿原からもみじ滝に向かう ルート脇の花はすっかり店じまい 小鳥の鳴き声が聞こえてきたのでなんとか収録する

 もみじ滝から山道に入る ルート脇にヤマボウシ ナナカマド ツルアリドウシ クロモジ ツルシキミ ムラサキシキブなどの実を見つける ツルアリドウシの赤い実は可愛い クロモジは黒っぽい実を見つけたのでクロモジと書いたが黒っぽい実はいくつかあり区別がはっきりしない シャクナゲのような木にも黒っぽい実が沢山ついていた おやツルリンドウがまだ花を咲かせていた

 ガスがますます濃くなる 時折霧雨のように雨滴が落ちて来る 尾根道のブナ樹林は幻想的な景観を見せてくれる ガスは固まりになって流れてくる さーあっと消えて見る見る見えるようになってくるのも面白い

 また雨滴がぽたんと触れる 家内は山頂に行っても何も見えないだろうからここから戻ろうと言う あとほんの少しなので 家内には分岐まで先に戻ってもらい私は急いで山頂にあたる千軒平に登る 樹林帯を抜けた地点でリンドウ マツムシソウ ホクチアザミが花を咲かせていた マツムシソウは結構頑張っている 山頂は案の定ガスの中 視界数10m程度か 登ってきたルートもすぐ近くしか見えない ガスの中の写真を撮ってすぐに下山 分岐の所で家内と合流する 家内は寒いと言って防寒代わりにレインコートを羽織っていた

 分岐を園地に向けて降りて行く 森林公園はいくつもルートがあるので違ったルートを歩けるので変化があって良い ここでもツルアリドウシがあちらこちらに赤い実をつけていた また時折シキミの赤い実を見つけることが出来た

 園地に近づいてくると時折太陽の光が顔を出すようになってきた 太陽が顔を出すと急に周辺が明るくなり色が出てくる

 園地に降り ルートをまゆみ園地に向かう 園地にはマユミが何本もピンク色の実をつけている ピンクの房が開き中から赤い実が顔を出しているもの まだ房が開いていないものなど様々である

 名木百選の一つに森林公園のマユミが選ばれており説明を書いた案内板が立ってた 案内板には樹齢推定270年で 岡山県森林公園は「明治百年記念事業」として昭和50年7月に開園された。 本樹は、毎年秋には見事な赤い実をたわわにつける。 この実はかなり遅くまで残り初雪の頃でも赤い実がよく目立つ。 昔、この材で弓を作ったことから「真弓」の名がある。 と記載されていた

 昼食をとりながら太陽の光を待ち 写真撮影を楽しむ マユミ以外にもコマユミ ナナカマド オタカラコウ ガマズミ マムシグサなどが実をつけたり花を咲かせていた



アプローチ
 爽やかな秋の青空の下、429を走る 足守の稲田はまだ黄金色の稲が残っている 旭川ダムを過ぎ休み乢トンネルを抜ける 今日は泉山は良く見える 181を経由し院庄から179に乗り北上する 北上するにつれ雲が増えてきて太陽の陽射しが翳ってくる 苫田ダムを左に見る ダムは大分水位を下げているようだ トンネルを抜け森林公園の案内標識に従い左折する ガスが出てきて随分山奥に入った感じがする 公園に近い駐車場に車を入れる 駐車している車は10台程度か大分空地があった