三ヶ上



標高 1062m    難易度 ☆    登り46分(登山口から) 下り31分  岡山県
倉敷からの距離   109Km        登頂日 2005/11/18   ガイドブック  F写真

登山口10:29−10:50_1Km−10:57山道−11:01_0.5Km−11:06ロープ−11:15山頂11:23−11:33_0.5Km−11:39_1Km−11:54登山口

登山
 奥津渓谷の紅葉見学を兼ね三ヶ上(さんかじょう1062m)を訪ねる

 登山口から100m程入った所に車を置き出発する 太陽の陽射しは隠れどんよりとした天気 周辺の木々は紅葉しているものの色が無い ルートは草原 両脇にはススキ等が繁っている 小鳥や秋の虫の声は聞こえずひっそりとしている リンドウが一輪咲いていた

 少し登って行くと渓流の音が右手に聞こえて来る 足元には色とりどりの紅葉した葉が落ちており鮮やか 木々も色づいており太陽の陽射しがあればと残念に思いながら登って行く

 登って行くにつれルート上に落葉している葉の色の鮮やかさが消えて行く 山頂から1Km地点からまた暫く草原のルートとなり右に巻くように進むと山頂のピークが見えてくる そしてまた樹林に入る ここではもう落ち葉に色は無い

 500m地点も落葉樹林帯のルートであるがすっかり落葉し冬を迎える準備が出来ている 足下にツルアリドウシの赤い実をいくつも見つける事が出来た ロープのある場所を登り 山頂に出る

 山頂からいつもの景観が顔を見せる 三国ヶ山だろうか鳥取県県境付近の山が冠雪している 大山の初冠雪が17日で、昨年より21日遅いとの事だがその時降った雪なのだろういよいよ雪のシーズンを迎える

 風が冷たい 山頂で写真撮影をしてすぐに下山する 下山は登ってきたルートを戻る 途中滑りやすい場所があったので注意して降りる



 帰路、奥津温泉に寄り冷えた身体を温める 湯に浸かった時の気持ち良さは格別 津山から来られた方お二人が入浴されていた


アプローチ
 真っ青な青空が広がる中429を走る 沿道の木々が色づき美しい景観を楽しむ事が出来る 天気予報では中国地方は高気圧に覆われているものの山陰地方に冷気が入り込み雲が広がり易い 県北部ではところにより雨 と報じている 太陽の陽射しに照らされて道路脇の田畑からかげろうのようなものが見える

 旭川ダムに向かう429が工事の為通行止め 新しく出来たトンネルの方に誘導される 誘導に従いトンネルを抜け抜けてから右手方向に向かう 対向車とすれ違うのが困難な場所があるものの特に問題なく 旭川ダムを渡る手前で429に合流する 新しく出来たトンネルがどこに繋がっているかと思っていたが期せずして利用する事となった トンネルを抜けた後の隘路を考えると429をそのまま走った方が良い 旭川ダムは今日は大分水位が下がっていた

 旭町を過ぎ 休み乢トンネルを抜ける 泉山を中心とする山並みが見えてくるが天気予報どおり雲が見える 県道159を経由して久米で181に乗り 院庄で179に乗り北上する 次第に雲が増えて来る 苫田ダムを過ぎ 先に奥津渓谷に向かう

 奥津渓谷入口まで太陽の陽射しが降り注いでいたが奥津渓谷に入り 渓谷を渡る橋の手前の紅葉のスポットにあたる地点では太陽の陽射しはかげってしまい色が消える 紅葉した木々が沿道を覆っているが太陽光線が無いと寂しい そのまま車で通り抜け三ヶ上に向かう

 179を走りいつものように点滅信号のそばのお墓の前に駐車して登山準備をする 雲行きが怪しい 雨雲のような黒っぽい雲も出てきておりひょっとしたら降られる可能性がありそうだ いっそ登山口まで車で行こうと林道を車で登り登山口まで車を乗り入れる