駐車位置10:48−11:13登山口_2.2Km−11:52_1Km−12:05山道−12:13_0.5Km−12:31ピーク−12:42合流−13:02山頂13:18−13:24合流点−13:32_0.5Km13:34−13:42_1Km13:43−13:58登山口−14:17駐車位置
今日は66回目の誕生日 幸い好天が続く 三ヶ上(さんかじょう1062m)を訪ねる登山支度をして出発する 輪カンジキならびに軽アイゼンは必要になるかも知れないので持参する お墓の横を抜け 吉井川にかかる橋を渡る この橋からの景観が好きだ 今日は雪が随分少ない 河川敷はほとんど雪が消えてしまっている 雲一つ無い青空に雪を抱いた山頂がちょこんと顔を見せている
舗装道路には雪は無い 町並みを抜け ブルーバードラインを登って行く 新しく出来た集会所を左に見て坂を登って行く 落水があり飛び散った水が凍っている 太陽の陽射しを受けると暖かく感じるが気温は下がっているようだ やがて林道上に雪が現れる そこに車の轍がついている その轍が曲者 アイスバン状態になっている所があり足を滑らしそうになる 下りは気を付かないといけない 積雪量は登って行くにつれ増えてくる 登山口辺りは15cm程度だろうか 車の轍は登山口までついている
林道から登山道に入る 車の轍はここで戻ったのだろう 登山道入口周辺には沢山の足跡がついていたが山に向うルートには1本の足跡がついているのみ その足跡も人間のものにしては小さいし、間隔も狭い 日数が経過をするとこのようになるのだろうかなどいぶかりながら足跡を追って行く 足跡は登山ルートに沿って ずっと続いている 積雪は15から20cm程度で靴のくるぶし程度 何の支障も無く順調に登って行く
ルートは狭くなり 渓流の音が聞こえてくる そして左に大きくカーブすると左手の展望が開け 湯岳や人形山などの山並が広がり裾野に上齋原村の町並みが見える そしてまた樹林の中のルートになる 積雪は少し増えてはきているが歩みは楽 足を取られることなく登って行く また 左に大きく曲がる 曲がり角は雪が溶けておりアイスバン状態になっている アイスバンの上は滑って歩けないので雪のある場所を選び登って行く この辺りで以前一度ギブアップした事がある 今日は積雪量も少なく軽くクリアー そしてあと1Kmの表示の所に出る
樹林帯を抜け 低い草木地帯になる ルート脇の草木は雪面から顔を出し ルートを読む事が出来る 積雪量は25から30cm程度 歩いている音を聞くと雪に靴が入って行く音がわかる しかし、歩くのに支障は無い 足跡を残しながら登って行く ルートは右にカーブし 前方に山頂が見えて来る また 右手には湯岳から人形山に繋がる山並が見えてくる 足元の雪は太陽光線を受け キラキラ輝いている 実に気持ちが良い
そして樹林帯の登りに入って行く 登山口から続いていた足跡はどこからか見えなくなる 明らかに獣のものと思われる足跡がついている 足跡は登山ルートに沿ってついている 獣達にも歩きやすいのだろうか 私はその上に深い足跡を残し登って行く
頂上まで500m地点に出る この先にロープが設置された勾配の急な斜面がある ロープは雪に埋もれている可能性がある またそこに至るルートは結構急な斜面をトラバースして行く必要がある 2005/2/22に登った時 そこを迂回するように手前の斜面に取り付き尾根筋を行った事がある その時の尾根の景観が素晴らしかった そうした経験から500m地点を過ぎ 登りにかかった地点から尾根に向うべく斜面に取り付く 笹が雪面から顔を出しておりそれに掴まりながら登って行く 前登った時は笹の葉は無かったかな まあいいや と思いながら登って行く 15分程度で尾根筋に出る しかし、尾根は根曲がり竹があり思ったような景観が得られない 手を伸ばして根曲がり竹の上から写真を撮ろうとするがあまりぱっとしない それ以上に参ったのは思わぬ所でのヤブコギ 折角登ったのだからと尾根をヤブコギする 笹の葉の雪が落ち、首筋に直撃を受ける事数度 根曲がり竹が雪に埋もれているとほっとする そうこうしている内に10分程で登山ルートと合流する
合流してしばらくルートを行き、樹林帯を抜けると 前方に山頂ピークが見えてくる 右手方向には県北の山並みが見える その先になんと大山が真っ白に着飾り顔を見せる 大山を見るのは久し振りだ
雪は更に深くなり膝頭辺りまで埋もれる 輪カンジキを履こうかとも思ったが山頂はすぐそこ ズボズボ埋まりながら一歩一歩登って行く こうしたケースではいつ前のめりになって雪面に手をつくかわからないので足音の録音は見合わせる 雪は場所によって埋もれる事なくすーいと足が進む時がある 随分儲けたような感じがする そうこうする内に山頂に立つ
山頂からは360度のパノラマが展開する 大山もはっきり見える 風は無く、太陽の陽射しが心地よい 汗をびっしょりかいてはいるが寒さを感じる事は無い 昼食をとりながら景観を楽しむ 大山の写真を200mmで拡大して撮る 写真を見ると手前の山並みに森林公園の千軒平が白く写っているのがわかった
昼食を終え下山する 下山は登ってきたルートを戻り 尾根のヤブコギは避け ルートを降りる ロープのある場所はロープは雪面から顔を出しており ロープに掴まりながら滑るようにして降りる ロープのある所を過ぎても斜面は急であったが滑ることなく降りて行く 500m地点まで登りに49分要したものを14分で降りる 下りは楽だ
手が冷たく感じるので汗をかいた手袋を履きかえる 雪は足を優しく迎えてくれるので気持ちが良い テンポ良く降りて行く 登山口からの林道は轍を避けて 轍の無い 雪が積もっている所を選び降りる
朝のジョギングを行い、爽やかな日の出を見る 天気は良し インターネットで峠の雪の状態を調べ出発する 週末崩れるという予報がなんとか今日まではもつとの予報 青空が広がり気持ちが良い 吉備路で菜の花が咲いている あれ? いつ咲いたのだろう インターネットで調べるとサウスヴィレッジの早咲きの菜の花が12月中旬から咲き始めたとの事 例年より半月程早いらしい 早くも菜の花が咲くようになったかと驚きながら429を走る今日も青空が続く 加茂川 旭町でもガスは無く 休み乢トンネルを抜けると泉山が見えて来る 尾根にはいくらか白いものが見える 県道159を経由して久米で181に乗り 院庄で179に乗る 片側2車線の新道に出ると泉山が正面に見えてくる 雲井山トンネル出口温度は1℃ 左手に苫田ダムを見ながら車を走らす
甘木トンネルを抜ける 森林公園に向う道路入口には積雪の為 全面通行止めの標識が設置されている ここも冬季はだめなようだ 大釣トンネルを抜けると奥津温泉街に出る 道路脇に雪が少し残っているものの家々の屋根には雪は見られない 道の駅を過ぎ 上斎原トンネル いつきトンネルと抜けて行く この辺りまで来ると畑に雪が残っている これから登る三ヶ上の山頂周辺が白くなっているのを確認出来る いつものように点滅信号の近くの空地に駐車させて戴く