三ヶ上



標高 1062m    難易度 ☆☆    登り87分 下り55分  岡山県
倉敷からの距離   106Km        登頂日 2007/08/27   ガイドブック  F写真 山の音

駐車位置10:11−10:31登山口_2.2Km−11:08_1Km−11:18山道−11:13_0.5Km−11:27ロープ−11:38山頂11:55−12:02ロープ−12:07_0.5Km−12:13_1Km−12:30登山口−12:50駐車位置

登山
 今日は三ヶ上(さんかじょう1062m)を訪ねる

 三ヶ上では7月にカキラン 9月にミヤマウズラに出会った事がある 今月はどうだろう 車をいつものように国道脇に置き出発する 通りすがりの方と挨拶を交わす 山に登られるのですか あの頂上に お1人で と声をかけて戴く 吉井川を渡る ここから見る川と山容は好きな景観だ どこにでもありそうな景観ではあるが心を落ち着かせてくれる

 町並みを抜け ブルーバードラインを登って行く 舗装道路であり車で入って行けるがミヤマウズラはこの道路脇で見つけたので ここを歩くのを楽しみにしている 樹林帯の中のルートであり樹林特有の冷気も感じられ心地よい 足も良く伸び登るペースも心地よい セミの鳴き声を聞きながら 見つけた花をメモしてゆく オミナエシ ウド ? ツユクサ ゲンノショウコ キンミズヒキ ダイコンソウ ツリフネソウ ナツズイセン オトギリソウ ノギク イヌタデ ノブキ ヤマジノホトトギス イヌトウバナ フシグロセンノウ オトコエシ ハナタデなどに出会う ナツズイセンには初めて出会う

 20分程で登山口に着く 林道の舗装はここまで 車は登山道をもう少し先まで入ってゆける ここからは草原の中のルートとなり暫くは陽射しを遮るものは無い 夏草が繁っているがルートは幅広く何ら支障なく登ってゆける ツル状の植物が地面を這い伸びてきている ハギ クルマバナ ママコナに出会う ママコナは結構大きく繁っていた 種類が違うのかも知れない 草原のルートから日影のあるルートになりほっとする ウツボグサ ツリフネソウ ノアザミ クズ クロバナヒキオコシ シラヤマギク コバギボウシなどを見ながら登って行く

 コバギボウシは1Kmを示す標識のすぐ手前に咲いていた ここからまた暫く草原のルートとなるが薄雲が出て 強い陽射しを和らげてくれる 草原のルートを右にカーブすると前面に山頂が見えて来る そしてまた樹林帯に入る

 樹林帯に入ると矢張り心地良い 500mの標識を見て少し行くとロープが設置されている 足場が安定しているのでロープを使わず 岩や木の根を掴みながら登って行く 足元にツルリンドウが一つ花を咲かせていた そして樹林帯を抜け 山頂を見ながら草原のルートを登って行く キンミズヒキ ヤマジノホトトギス オトギリソウ ホツツジ ナデシコ オミナエシに出会ったが珍しい花には出会えなかった

 山頂は誰もいない 風の流れがあり一息つける 近くの花知ヶ仙や泉山ははっきり見えるが大山はガスに隠れて見えない 着替えたり 昼食をとったりしていると太陽の陽が射してきた これは暑いとすぐに下山する

 下山は登ってきたルートを戻る ロープを過ぎ500m標識の手前でご夫婦連れと出会う こんにちはと挨拶を交わしすれ違う 足元がしっかりしているのでテンポ良く、下りのリズムを楽しむ 登山口入口手前に車が1台駐車していた 先程の方のものだろう 林道の下りはつい走ってしまう事が多いので今日は意識して走らないで普通のペースで降りてみた 所要時間を見ると約20分 登りとほぼ同じであった すると登りのペースは結構いいペースだったのかと再認識する



アプローチ
 今日も429を走る 足守 加茂川 旭町と抜けて行く 明日から前線が降りてきて天気が崩れるとの予報だが今日は高気圧に覆われ好天が続いている 太陽の陽が射し今日も暑い登山になりそうだ 休み乢トンネルを抜ける 正面に泉山が顔を出すかと期待していたが山並みは何も見えない 県道159を経由して久米に行き181に右折 院庄から179に乗る 泉山に近づいて来るとその山容が見えて来る 雲井山トンネルの出口の温度表示は28℃ 奥津町役場手前は31℃ 奥津道の駅を過ぎ 湯の坂トンネルを抜けると右手前方に三ヶ上が見えてくる 上斎原トンネル いつきトンネルと二つトンネルを抜け最初の点滅信号の右手に位置する墓地の空地に駐車させて戴く