駐車位置10:41−10:55おたからこう湿原−11:02もみじ滝_1200m11:03−11:17分岐_700m11:24−11:28分岐_480m−11:41千軒平11:53=12:08もみじ平=12:15トラブル=12:28もみじ平=12:34トラブルpoint=12:44もみじ平=13:00千軒平−13:10分岐−13:15分岐−13:24もみじ滝−13:45駐車位置
今日は森林公園へ いつものように千軒平(せんげんだいら1090m)に登る 12月にここを訪ねるのは初めてだここから雪があるのでスパッツを着装し 軽アイゼンをリュックに入れ出発する 森林公園は12/1から4/下旬まで閉園と入口に表示があり 危険防止のため入園ご遠慮ください との注意書きが掲載されている 確かに雪のシーズンはルートが読めなくなるので 公園気分で入園するのは危険だ
園地に入って行く ルートには雪 ところどころ路面が出ている所はあるが数cmの雪で覆われている 管理棟は入口のシャッターを閉じ 屋根には雪が薄っすらと積もっている まゆみ園地は真っ白 園地にかかっている橋にも雪が積もり 足跡がいくつもついている 園地に寄るのは帰路とする事にして、ルートを直進する 今度は右手にカラマツ園地 主のいないベンチに雪が積もっている いつもは足元の花を探して歩いているので、こんなにベンチがあったとは と 新しい発見
ミズバショウが咲くスポットや湿原を右手に見ながら雪のルートを進む かえで園地 おたからこう湿原といつものルートを行く 雪の上にはいくつも足跡がついている 足跡を良くみるとアイゼンの爪跡が見える アイゼンを装着されている人もいる 折角準備してきたのだしどこかで着装してみよう
もみじ滝に出る 周辺の山の斜面は雪が覆っているとは言え 地肌が出ている部分もありまだら模様 登山ルートを見ると地肌が出ている これではアイゼンを着装する必要は無い そのまま登って行く 雪はあるが支障になる状態では無い そして尾根に出る
雪は柔らかくアイゼンを着装する必要は無さそうだが テストを兼ねて着装してみよう 金具の外れている所があり手直しして着装を終え出発する 雪が柔らかく雪玉が出来る 却って不安定だがそのまま歩いて行く ルートには足跡がついており 新しい足跡も見られる 複数の足跡だ姫路ナンバーの方かなと予想しながら進む 雪の中のブナ樹林を楽しみながら、尾根のアップダウンをこなし千軒平に出る
千軒平には予想どおりお二人連れが休んでおられた 生憎の天気ですねと挨拶を交わす 兵庫から来られた由 姫路ナンバーの方だった 景観は、すぐ目前の若杉山は見えるがその先はガスの中 幸い風が無く 寒さは感じなくて済む でも行動を停めると汗の気化熱で冷たく感じるのでウインドウブレーカを着て暖をとる
お二人は食事休憩を終え お先にと下山される 登って来られたルートを戻っておられた 私は昼食を終え いつものようにもみじ平経由で下山しようと尾根を行く アイゼンに着く雪玉を振り落とすように足を振り出したりしながら尾根を行く 尾根脇の根曲がり竹はまだしっかりしているが中には雪の重みを受けて倒れているものもある こうして次第に雪の下に埋もれてゆくようだ 雪に覆われた時を思い出しながらルートを行く
もみじ平を過ぎ 2度目の下りを行くとき 突然軽アイゼンが外れる いつもだと留め金具がゆるみ脱着するのだが様子が違う あれ? どうしたのだろう 良く見ると装着する時に外れていた金具の部分が無い 反対側を外し違いを見ると アイゼンに靴のかかと部分を受け止める部分が無い 4,5cmはあるからこれなら落ちていれば見つかる筈と周辺を探す 下りを降りる時 大分足を振ったからかな? と原因を考えながらもみじ平まで戻る
こんな先ではないだろう 外れたところをもっと探さないといけないのではと考えなおし 再度外れたところに戻る 足跡がついえおりどこまで進んだかはっきりわかる 何度探しても見つからない かかとの部分が無いと装着不能だし なんとか見つけたい と再度戻る 足跡を追い 雪玉があるとけとばし金具が無いかをチェックしながらルートを戻る
千軒平まで戻るが見つからない 外れたまま歩けたのだろうか?と疑問に思いながらどうせなら最後までと装着したところまで戻る やはり無い 見つからないものは仕方が無い これだけ探したのだから 諦めて下山しよう お二人が先に下山されたのでひょっとしたら見つけて 車のところにでも置いてくれたりしているといいな など 淡い期待を胸に秘めて下山する
アイゼンは外れたところからずーっと外したまま 却って歩き易くなり 登り下りもなんら支障ない 余計な事をしたなと悔やんでも仕方がない もみじ滝に降り かえで園地を過ぎてからまゆみ園地に入る
マユミの木にはまだマユミの実がついている 色はうすれ 形もずいぶんとしぼんでいるが こんな時期まで実がついているのかと感動する コマユミも数は少ないものの小さな可愛い赤い実を付けていた 思いがけない歓迎を喜び まゆみ園地を後にする
そして 車の所に 姫路ナンバーの車はもういなかった アイゼンの金具は無かった 機会を見つけて金具を購入しに行こう
翌日は雨 金具の事がなんとなく気になっていた 不思議で仕方がない もう一度良く見てみようと アイゼンを取り出す 異常のない方はかかとを受け止める部分はある おや? これは何だ なーんだ ここが外れただけだったのか 外れた部分をセットしペンチでしっかり固定して ああ良かった でもなんでこんな簡単な事が判断出来なかったのだろう 困ったものだ
明日から天気が崩れるとの予報 曇りの予報ではあるが出かける いつものように429を走る 薄雲が空を覆っている 寒々とした景観はやはりこの季節のものだと思いながら車を走らす 足守 加茂川と抜け 旭川ダムに出る 高梁川水系では水不足が報道されているがこちらも水位を大幅に下げている 旭町を抜け 休み乢トンネルを抜ける トンネル出口は全体ガスに覆われたような景観で山の姿は見えない県道159を経由して久米へ 久米から181で院庄 そして院庄で179に乗り北上する 前方に見える筈の泉山は今日は見えない 雲井山トンネルを抜け 泉山の裾野に近づきやっと右手に見えて来る
雲井山トンネル出口温度表示は5℃ 甘木トンネルを抜け森林公園の案内標識を左折して園地に向かう 民家を抜け駐車場まで2Km余りの地点から日影部分の路面に雪があり轍が出来ている 更に進むと雪の部分が増えてくる スリップするといけないので速度を落としこわごわ進んで行く 入口部分の駐車場は雪に覆われている 駐車出来る場所があるか心配しながら進んで行くと 管理棟に近い駐車場の一部に雪が消えている部分があり無事駐車出来た すでに姫路ナンバーの車が1台駐車していた