三ヶ上



標高 1062m    難易度 ☆☆    登り86分 下り58分  岡山県
倉敷からの距離   106Km        登頂日 2008/07/04   ガイドブック  F写真 山の音

駐車位置10:02−10:28登山口_2.2Km−10:57_1Km−11:37山道−11:10_0.5Km−11:17ロープ−11:28山頂11:50−12:00_0.5Km−12:08_1Km−12:22登山口−12:48駐車位置

登山
 今日は三ヶ上(さんかじょう1062m)を訪ねる

 登山支度をして出発する 墓地の横の道を行くとすぐに吉井川にかかる橋に出る 前方に三ヶ上の山頂が見え 田園風景が展開する 吉井川の流れの音を聞きながら景観を楽しむ 好きな景観の一つだ
 登山ルートはブルーバードラインと呼ばれ 案内標識がある 3.6Kmの標識を見て、林道の舗装道路を登って行く 林道は1.4Kmある ルート脇にどのような花が顔を出すかというのも一つの楽しみ 見つけた花の名前をメモしながら登って行く ドクダミ ヒメジオン ニガナ ノアザミ ホタルブクロ カタバミ ヤマアジサイとメモが続く ドクダミの白い花が結構目立つがその他の花は少ない ウグイスの鳴き声も聞こえてくるが春先の賑々しさが無いように感じる 路面が濡れている一雨あったのだろうか 登って行くと黄色のダイコンソウや ウツボグサ ミズタビラコが顔を見せる そして2.2Km地点の登山口に出る
 ここから砂利道になる ルートの両脇に草が茂り ノアザミ ヒッツキアザミ オカトラノオ ミヤコグサなどが顔を見せる 登山口を少し入って斜面を登ると駐車出来る空地があり車はここまで入って来れる 今日は一台もいない
 砂利道が終わると土のルート 若草が生え芝生の上を歩く感じ クッションが心地よい 秋の虫やホトトギス ウグイス 小鳥などの鳴き声が聞こえて来る ウツボグサ ニガナ ヤマアジサイなどが顔を見せてくれる 風がすうーっと抜けて行く ああ気持ちが良いと こうして感じる事が出来る喜びを持ちながら登って行く
 草原のルートから樹林の中のルートとなるとまた別の爽やかさが感じられる 水場の表示がありブナの木もあるのだろう エゾハルゼミの鳴き声が聞こえてくる そしてまた爽やかな風
 樹林の中のルートから草原のルートになる すぐに1Kmの標識がある コナスビ カタバミの黄色の小さな花が顔を見せる この時期は花は少ない 草原のルートになると視界が開け場所によって山頂が見えてくる そしてまた樹林の中に入って行く
 樹林の中のルートを登るとまもなく500mの標識があり ブナ樹林帯を右手に見るルートになる ギンリョウソウが顔を見せていた ロープのある場所を登る 結構急ではあるがロープなしで登って行ける エゾハルゼミの鳴き声がにぎにぎしい カッコーも鳴いている ツルアリドオシが白い花を咲かせていた 花芽が膨らみこれから咲くぞという状態も面白い アカモノが実をつけていた 樹林を抜け草原の中の最後の登り ヤマアジサイやヤマツツジを見て山頂に出る
 山頂には誰もいない 景観はぼんやり 憂いに沈んでいるかのごとき 周辺を見回すとミツバツチグリ ササユリ ヤマツツジ アカモノの実など見つける事が出来た ササユリはもう勢いが無い 昼食をとり 記念撮影をし ぼおーとしていると友の事が思い出される ♪静かな 夜更けに いつもいつも 思い出すのは おまえのこと・・・♪ おい 音が違うぞと 後ろから声が聞こえてくるような 何回繰り返しても終わらない ハミングをしながら下山にかかる
 下山は登ってきたルートを戻る 足元は良いのだが気持ちが重い 登山口に降り 林道を降り ドクダミが群生している所を見て また感傷にひたり 吉井川を渡って ふと 右手を見ると変わった花 チダケサシのようだ 薄いピンク色をしている ドクダミに囲まれて咲いていた



アプローチ
 太陽の陽が射しているとは言え 青空ではない 梅雨の中休みというところだろうか いつものように429を足守 加茂川と走って行く 旭川ダムの水位は大分戻している 旭町を抜け 休み乢トンネルを抜ける トンネル出口の山並みは全く見る事が出来ない 県道159を経由して久米で181に乗り右折する 院庄で179へ左折北上する 雲井山トンネル出口24℃ 奥津村役場27℃ 奥津道の駅を左に見てトンネルを3つ抜けた最初の信号機のある墓地の空地に駐車する