森林公園



標高 1090m    難易度 ☆     登り60分 下り54分   岡山県
倉敷からの距離   107Km        登頂日 2008/10/31   ガイドブック   F写真 山の音 動画

駐車位置9:48−9:50管理棟9:52−10:10おたからこう湿原−10:19もみじ滝_1200m−10:33分岐_700m−10:37分岐_480m−10:50千軒平−11:05もみじ平−11:15県境分岐−11:27園地=11:33熊押し滝11:35=11:40園地−11:56管理棟11:58−11:59駐車位置

登山
 今日は森林公園へ いつものように千軒平(せんげんだいら1090m)に登る

 登山支度をして出発する 公園入口に お知らせクマに注意 と書いた紙が掲示されている 森林公園でこの標識をするようではクマも相当困っているのだろう

 いつものように管理棟に立ち寄る 現在園地にみられる花・実の写真を確認する その写真の下に2007年のマユミの写真が紹介されている 管理棟の外で掃き掃除をしていた方に今年はマユミはだめなの? と伺うと 今年は実の段階で雨が降らず皆落ちてしまったと教えて戴いた それでも幾つかは残っていないかとまゆみ園地を訪ねたが 沢山あるマユミの木のどこを探してもピンク色をした実を見つける事が出来なかった コマユミも似たようで葉は赤く紅葉していたが実はやっとひとつ見つけるにとどまった

 園地には渓流が流れ 渓流に沿ってルートが作られている ルート上の落ち葉もなかなかいい 秋の景観を楽しみながらルートを行く キカラスウリが昨年同様こぶし大の実を稔らせていた カマツカも赤い実を見せてくれる まゆみ園地を抜け いぼた園地に出る カラマツが紅葉している ヤマボウシも赤く紅葉している いつも花を咲かせているのでヤマボウシと判断できる 今度はかえで園地 樹林が整っており木々の紅葉が美しい 新緑・紅葉ともに美しい園地だ 太陽の陽射しを得られないのが残念だ

 紅葉している木々を楽しみながらルートを行く 今度はおたからこう湿原 湿原には花はもう見られない 艶やかな色は無く 枯れたオタカラコウが秋の風情を見せてくれる おたからこう湿原からもみじ滝へ向かう 滝の手前でルートが狭くなり若干の登り 渓流の流れる音が耳に心地よく聞こえてくる そしてもみじ滝に出る 紅葉した木々に囲まれ、落ち葉が風情に彩りを加えてくれる

 ここから登山道に入る ブナやカエデの紅葉が目を楽しませてくれる 足元は落ち葉が敷き詰められている 動画編集用のスナップ写真を撮りながら登って行く 春にはこの辺りにイワナシが顔を見せるのだなと移り行く季節を思い出しながら登って行く そして尾根分岐に出る

 今度はブナ樹林帯のルート 見事なブナ樹林がようこそと言うように迎えてくれる こんにちは、また来ましたと答えたくなる おなじみの景観だがいつ来てもいい 樹林の中のアップダウンのルートを楽しみ 登って行くと 千軒平に出る リンドウ マツムシソウが迎えてくれた リンドウは太陽の陽が射さないと花を開かないようで今日は閉じたままだった

 千軒平には誰もいない 正面の若杉山は見えるがその先はぼんやりしている 気温は何度位だろうか? 太陽の陽射しも得られずかなり下がっているようだ 汗に濡れた身体ではじっとしていると冷たく感じる すぐに下山する

 下山はいつものようにもみじ平経由で降りる しばらくは尾根ルートを行く ここでもブナの樹林や彩られた落ち葉が優しく迎えてくれる おや! ツルアリドウシだ 小さな赤い実を稔らせている 落ち葉の隙間から顔を覗かせていた ルートは根曲がり竹に囲まれており視界がきかない もみじ平を過ぎたところにルートが下りになりその先にすずのこ平などが見え視界が広がる地点がある 広々とした景観を楽しみながら 且つ足元にも留意し テンポ良く降りて行くのは実に心地良い

 尾根ルートを楽しみ 県境三叉路を園地に降りて行く いつものルートだカエデの紅葉が美しいルート だが今日は太陽はご機嫌ななめのようだ 園地に降り熊押し滝に足を伸ばす こちらを訪ねるのは久しぶりのような感じがする ここの登りは雪が残っていて大変だったなど思い出す そして熊押し滝の標識のところに出る 紅葉の囲まれた樹林の中を渓流が流れている 景色の中に溶け込み落ち着いた風情だ 渓流沿いに登って行けるがここで戻る

 先ほど降りてきた登山口に戻り かえで園地に向かう 春は花が多く楽しみなルートだ 秋は紅葉が良い 渓流と落ち葉が風情を醸し出してくれる かえで園地の休憩小屋の近くでお二人連れがベンチにカメラを置いて自動で撮ろうとされていたので撮ってあげましょうと声をかけ、かえで園地の紅葉を背景にシャッターを押してあげる お二人はこれから登られると話しておられた

 いぼた園地 からまつ園地と紅葉したカラマツを楽しむ 湿原にキセルアザミが一輪ひっそりと花を咲かせていた ミズバショウが咲く場所は猪囲いに守られ遊歩道は外されていた 管理棟にもう一度訪ね カマツカを再度確認し車のところに 駐車場はほぼ満車の状態で増えていた



アプローチ
 月末はホームページ更新の為、山を訪ねる時間がとれない 昨日までに更新の準備を終える事が出来た 天気予報次第では行けるかもと予報に注目していた 午前中は晴れるとの予報 早朝のジョギングを見合わせて倉敷を出発する 予報は晴れとは言うものの青空は見えない ラジオでは各地で青空を迎えている事を報道しており、中国地方は高気圧に覆われているが、霧が発生しているとの事 霧にしては空が高いように思うがいづれ青空が出るだろうと期待しながら429を走る

 吉備路 足守と走り 吉備中央町に入るとガスが出てくる やはり霧だったのだろうかと思いながら車を走らす 霧はすぐに消える 加茂川の市街地を抜け 道の駅円城かもがわを過ぎるとまた霧が出るがそれもすぐに消える 旭川ダムに出る 今日は水位がかなりあがっていた 曇り空だと沈んだ景観だ 旭町を過ぎ 休み乢トンネルを抜ける トンネル出口は全体霞がかかったようで山影は何も見えない

 県道159を経由して久米で181に乗り右折する 院庄で179に乗り北上する 雲井山トンネル出口温度は8℃ かなり気温は下がってきている 甘木トンネルを抜け、森林公園の標識に従い左折する 案内標識に従い、羽出川沿いを登ってゆく 沿道の紅葉が美しい 太陽の陽射しがないのが残念だ 森林公園に近づくに従い 紅葉が近づき 紅葉のトンネルを走って行く 園地に一番近い駐車場がまだ空いておりそこに駐車する 紅葉のシーズンと言うのに車は少ない