駐車場9:50−9:51登山口−10:08標識_1200m−10:26ニコニコ岩10:29−10:35展望台10:37−10:41山頂10:48−11:11倉敷保養センターせとうち−11:36駐車場
今日は王子ヶ岳(おうじがたけ234m)を訪ねる登山口から丸太の階段を登って行く 階段を登りながら振り返ると渋川海水浴場や瀬戸内海の景観がどんどん変わり高度を稼いでいる事がわかる 逆光気味ではあるがカメラに収めながら登って行く ダメなら削除すればいいだけなのでアナログの時代とは随分違う ちょっと登っては振り返って景観を楽しみ写真に収める 短い時間に何枚もの写真を撮った
15分程登ると 傾斜がゆるやかになる 右手におもちゃ王国だろう観覧車が見える 登山口から700m 山頂まで1200mの標識があり 瀬戸内海のおいたちと書いた説明のボードがある こうした説明はなかなかその場でじっくり読まない 写真に撮っておくと後から読むことが出来る 写真に撮ったので紹介しておこう
王子が岳からは、おむすび形をした美しい大槌島を中心に、その奥に四国本土の五色台やお皿を伏せた形をした屋島、さらに西の方には瀬戸大橋がかかる塩飽諸島の島々が見えます。 では、現在のような瀬戸内海の美しい風景は、いったいどのようにしてできたのでしょうか。
説明板から6分ほど歩いたところにそのつづきがある
今から数万年前の氷河期のころは、海面が現在より100m以上もひくかったため森林におおわれた湖の点在する陸地でした。 また、そのころの日本列島は大陸と陸続きであったため、大陸がらの大形の動物が瀬戸内海一帯の原野にも生息していたといわれています。ナウマンゾウなどの化石が漁師の網にかかり、海底から引きあげられることがあります。
このつづきはあるのか気がつかなかったが今度は王子が岳の岩石の説明がニコニコ岩の手前にあった
この地域の岩石は花崗岩といい、瀬戸内海地方の代表的岩石です。この花崗岩が長い年月の間に、風や雨などの作用により風化されこのような大小の岩が重なりあった姿になりました。 また、花崗岩には、長石、石英という白い母岩が多く含まれているので、風化し、海に堆積すると、渋川海岸のような白く美しい砂浜となるのです。
そうして大きな岩のある所に出る こちらから行くと頭の後ろの位置になる 回りこみ正面に出ると ニコニコ岩と書いた手作りの標識がある 標識のとおり笑っているように見える この辺りは大きな岩がゴロゴロしておりなかなかの景観 王子ヶ岳山頂方面の岩や海の景観を楽しむことが出来る
ニコニコ岩から展望台に向かう 振り返るとおむすび型をしたニコニコ岩の顔の輪郭がはっきりわかる そして展望台に出る ここからも大きな岩を見る事が出来る 海と反対側には野外ステージが設置されている
展望台から尾根に沿って岩の間を抜けて行くと王子が岳パークセンターに出る 休日には営業しているのだろうか 今日は開店している様子は伺えなかった パークセンターのすぐ脇からパラグライダーを楽しめる場所があり 飛行についての注意書きがあった 今日は誰もいなかった
斜面を登ったところに三角点がある ここが王子ヶ岳の山頂だろう あずまやがあり 海を一望出来る 家内が喜んでいた場所だ 昼にはまだ早いので写真を撮り下山する
下山はパークセンターのすぐそばにルートがある 標識が無く、取り付き口を見つけにくいが 探せばわかる 海の方へジグザグに降りてゆく しっかりしたルートが出来ているので ルートを追って行けば良い やがて岩峰を下から見上げるようになる 大きな岩がせり出しており、少し揺れれば落ちてきそうだ
大きな岩のあいだを抜けてゆく 岩の面に壁画が描かれていたり 不動の窟と書いた修験場などがある 修験場の扉が壊れており中を覗く事が出来た中には不動明王が祭られていた そして 御嶽山行者窟と書いた石柱の所を通って、倉敷保養センターせとうち入口の看板の横に降りてゆく 結構見るものがあり楽しませてくれる
あとは、海の音を聞きながら海岸沿いを歩き駐車場に
帰路鷲羽山や下津井の街並みを散策する むかし下津井回船問屋は無料で入館出来 見るものが沢山ある 下津井節や下津井音頭が説明と共に流れておりおすすめのスポットだ 近くの祇園神社に寄ったら 梅がもう咲き始めていた 鷲羽山と下津井も動画編集しこちらに掲載している
岡山の山のMLでは県北の情報が次々と入ってくるが 予定と天気とがなかなか合わない 今日も近場の山を訪ねる 県道22を走る 国道2号との立体交差をくぐりすぐの信号を県道21へ直進する 交差点には目的地の王子ヶ岳の案内も見られる 県道21を走りトンネルを抜け水島インターに出る そのまま県道21を走り 稗田(ひえだ)の交差点を左折して県道276を走り 国道430に出る 国道を左折し渋川方面に向かう 国民宿舎王子ヶ岳を過ぎ 渋川港駐車場に駐車