森林公園



標高 1090m    難易度 ☆     登り91分 下り85分   岡山県
倉敷からの距離   107Km        登頂日 2009/05/01   ガイドブック   F写真 山の音 動画

駐車位置10:55−10:59管理棟11:01−11:29おたからこう湿原−11:44もみじ滝_1200m−12:04分岐_700m−12:11分岐_480m−12:28千軒平12:45−13:06もみじ平−13:20県境分岐−13:37園地−14:07管理棟−14:10駐車位置

登山
 今日は家内と森林公園へ いつものように千軒平(せんげんだいら1090m)に登る

 ウグイスや小鳥の鳴き声を聞きながら登山支度をして出発 森林公園入口道路脇にヤマザクラが淡いピンク色の花を咲かせ出迎えてくれる 道路脇の斜面にはショウジョウバカマが幾つも顔を出し キンキエンゴサクも咲いている キクザキイチゲだろうか幾つか固まって咲いている 早速の歓迎を受け写真もメモも忙しい

 園地に入る 早速管理棟に行き 今咲いている花を確認する ザゼンソウ ツクバネソウ サンインシロカネソウ ミズバショウ ミヤマカタバミ エンレイソウ イワウチワ ハシリドコロ サンカヨウ キクザキイチゲ ツノハシバミ コチャルメルソウ ムラサキケマン バイケイソウ オオカメノキ ミツバツチグリ ヤマザクラ オオヤマザクラ ハウチワカエデ クロモジ ブナ ヤマネコノメソウ ボタンネコノメソウ スミレサイシン ショウジョウバカマ キンキエンゴサク リュウキンカ ミヤマキケマンと紹介されている イワナシは掲載されていないところを見ると終わってしまったようだ

 園地をからまつ園地に向かう ルート脇にミヤマカタバミ オオカメノキ ショウジョウバカマが顔を見せる からまつ園地にはショウジョウバカマがあちらこちらで顔を見せている バイケイソウもひとかたまりになっていた 花が咲くのは7月頃だ 緑の葉が出ている そしてミズバショウの咲いているところへ行く

 森林公園は昨年より1週間はやい4/17にオープン 4/22にミズバショウが見ごろとTVで紹介されていた それから9日経過しておりもうすっかり終わっているかと思っていたが まだ花の姿を留め 中にはきれいに咲いている花も見られ大いに喜びカメラに収める

 ミズバショウの隣はリュウキンカ こちらもきれいに咲いていた ルート脇にヤマザクラ コチャルメルソウ キンキエンゴサク ミヤマカタバミ ボタンネコノメソウ キクザキイチゲ ショウジョウバカマ バイケイソウ等を見つけながら いぼた園地 かえで園地の横を歩いて行く ウグイスをはじめ小鳥の鳴き声も賑やかだ この季節が来たのを喜んでいる

 かえで園地から落葉樹林帯の中を行く 新芽が出てきているものもあるがまだこれからだ タムシバは終わりオオカメノキが白い花を咲かせている タムシバに比べ数が少ない 時々ザゼンソウが顔を見せる そしておたからこう湿原に出る おたからこう湿原とは反対側のルートの斜面にイワナシがあるのを知っていたので探してみたが葉は見つけられたが花は終わっていた

 おたからこう湿原からもみじ滝へ向かう オオカメノキが目の前に花を咲かせている ミヤマカタバミ コチャルメルソウ エンレイソウ ボタンネコノメソウなどの写真を撮りながら 渓流沿いのルートを登って行く

 もみじ滝から登山道を千軒平に向けて登って行く ヤマザクラが向かいの山肌に咲いているのが見える ルート脇の大きなブナは若葉をつけている ブナの樹を下から見上げるとその堂々とした姿に圧倒される イワナシの群生地に出る やっと一輪なんとか花の形を残しているものを見つけた もう色は褪せてしまっていた それでも出会える事が出来ほっとする

 尾根に出る ブナの樹林帯が待っていてくれる 大きなブナ樹林は何回見てもいい 景観を楽しみながら尾根ルートのアップダウンを行く 千軒平の登りでお二人連れが降りてこられ、挨拶を交わす 園地では何人も見かけたが登山ルートに入って初めてだ こんな事も珍しいねと話ながら千軒平の標識に出る

 おや? 誰もいない 風も無く天気も良いのに不思議な事にどなたもいない 山頂を独り占めする 大勢いると予想していたものが誰もいないとなると却って物足りない感じがする 今日は大山が見える 春霞の中くっきりとはいかないまでも白いものが残った山容を確認出来る 生憎カメラでは認識出来ていない 足元を見ると ミツバツチグリが黄色い花を咲かせていた よく見る花だが 今年は初めてだ

 昼食をとり 二人で記念写真を撮り下山する 下山コースはいつもどおり尾根をもみじ平に向けて行き、県境分岐から園地に下山する 尾根道はブナ樹林が多い ブナの勇姿や芽吹きを楽しみながら尾根のアップダウンを行く シキミ ミヤマカタバミ エンレイソウなどに出会う ここのミヤマカタバミはうっすらとピンク色をしており花が少し大きいように思える 途中で3名のグループに出会う すずのこ平から来られた由 イワウチワはどうか伺ったが花は少なかったと話しておられた ピークは過ぎたのだろう

 県境分岐から園地に向けて降りて行く 分岐を降りて3分程でイワウチワが咲いているスポットに出る 花はどうかと見るとまだしっかりしたイワウチワの花を見つける事が出来た 管理棟に今咲いている花の中に表示されていたとおりだ イワウチワを見て ルートを降りて行く タムシバが咲いている時期は白い花を楽しめたのだがもうタムシバは終わり 木の枝には若葉が顔を出し新緑の世界 カエデの若葉が太陽光線を受け いい色をしていた そして園地に降りる

 園地の遊歩道をかえで園地に向かう このルートは花が豊富で楽しみなルート 特にサンインシロカネソウが顔を見せてくれるのを楽しみにしている 早速キンキエンゴサク ミヤマカタバミ ボタンネコノメソウと顔を見せてくれる 橋を渡り いつもサンインシロカネソウが咲いている場所を探す やはり咲いていました 小さな花なので注意してみないと気がつかないかも知れない 喜んで写真におさめる ザゼンソウ ハシリドコロ コチャルメルソウ キクザキイチゲなどを見つけた 別の場所にもサンインンシロカネソウが咲いているのを見つける こちらはいくつか固まって咲いている これなら少し注意すれば見つけられるだろう

 からまつ園地を過ぎ今度はまゆみ園地に向かう 渓流の流れに沿うようにしてまゆみ園地に向かう ザゼンソウ バイケイソウ キンキエンゴサク ミヤマカタバミ キクザキイチゲが顔を見せる 今日は穏やかな陽射しのもと沢山の花に出会え良かったねと話しながら帰路につく



アプローチ
 このところ天気が安定している 今日も晴れ 倉敷の空は春霞状態 いつものように429を走る 新緑が美しい 足守を過ぎ黒谷池に来ると新緑が窓際に迫って来る 太陽の陽射しを受け実に美しい 加茂川 旭町と抜けて行く 今日も旭川ダムは水を満々と湛えている 旭町を過ぎ 休み乢トンネルを抜ける 泉山は春霞の中に溶け込んで判別出来ない 県道159を経由して久米で181に乗り右折 院庄で179に乗り左折 北上する 前面に泉山が見えて来る 雲井山トンネルを抜ける トンネル出口は19℃ 奥津役場前も19℃ いい季節だ

 甘木トンネルを抜け 森林公園の案内標識に従い左折する 前を走っていた倉敷ナンバーの車も左折しその後を追う形で走る 途中その車が左に寄られ停まられたのでお先に失礼する 森林公園に向かう道路の工事は終了しており走り易くなっていた ゴールデンウイークでもあり天気もいいので駐車場は混んでいるのではと思っていたが第二駐車場と言うか管理棟から二番目に近い駐車場で半分くらい 一台車が降りてきたので上の駐車場まで走って行く 降りて行かれた車の後か不明だが1台スペースがありそこに駐車