駐車場10:03−10:15三叉路−10:24丸木橋−10:26標識_分岐まで90分−10:30ロープ−10:40ロープ−10:44標識_分岐まで50分−10:53渓流−10:58標識_分岐まで30分−11:02ロープ−11:09標識_分岐まで15分−11:18尾根分岐−11:29大空山山頂−11:43尾根分岐−12:01富栄山山頂12:14−12:26尾根分岐−12:36標識_30分−12:44標識_50分−12:52標識_90分−12:53丸木橋−13:00分岐−13:04駐車場
今日は大空山(おおぞらせん1103m)と富栄山(ふえいざん1206m)を訪ねる この時期に訪ねるのは初めてだ どんな花が出迎えてくれるだろうかどなたとも会わないだろうと思っていたが3台も駐車しており何かいい事があるのではと期待される ウグイスの声を聞きながら登山支度をして出発する 駐車場入口にミツバツチグリが黄色の花を咲かせ出迎えてくれた 花に挨拶して登山道に向かう
登山道入口には富栄山登山道と書いた標識やルート案内図 そして岡山市制80周年記念造林地と書いた石碑がある ここから擬木の階段を登って行く おやチゴユリだ白い小さな花を咲かせている 登りが結構急な角度になっているので下を向いている花を見上げるような形で見る事が出来る 今度はショウジョウバカマ しかし花を終わり 長い花茎というのか伸びており それらが何本も並んでいた
ルートは平坦になったり、擬木の階段があったりする 樹林の中のルートを行く ウグイスを初め小鳥たちがあちらこちらでさえずっている 周辺の緑は太陽の光を受け鮮やか 傾斜がゆるくなると足取りも軽くなる ミツバツツジが光の中に映えている ナガバモチジイチゴを見つけた 花を下に向けているので見つけにくい テンナンショウだ特徴のある花を咲かせている
渓流の音が聞こえてくる そして丸木橋を渡りルートを行く 標識があり分岐まで90分と記載されている ここは標識が整備されルートミスをしないで済むようになった 迷い道だった川沿いはすっかり草が生えそちらに迷い込む事は無さそうだ 山を巻いて登って行く 部分的に視界が開け向かいの山並みを見通す事が出来る 足元にショウジョウバカマが顔を見せる 大きく伸びた根元に新たに二輪顔を見せていた そしてまた樹林の中に入る
ロープが連続している ロープが設置されてはいるが今日は足元がしっかりしておりロープは不要だ 以前足元が緩い時があった時を思い出す そうした時の為のものかも知れない 樹林の中と言う事もありルート脇には花は少ない時折チゴユリが顔を見せる やがて分岐まで50分と記載された標識の所に出る
ここから植生が変化しルート脇にブナ樹林が目立つ 新緑が美しく、写真を楽しみながらルートを行く 所々倒木がそのままになっており倒木の下を潜って抜けて行く 渓流のところに出る 何か咲いていないか探してみたが見つける事が出来なかった 渓流を過ぎてすぐに 小さな青色の花一輪を見つけたどうやらヤマルリソウだ 今度はルートの反対側に幾つか固まってヤマルリソウが咲いていた 矢張りそうだった
ルートはジグザグに登って行く 新緑が更に鮮やかになってくる ユキザサが咲き出した 花の写真を撮っていると男性が一人下山され こんにちはと挨拶を交わす 3台の車の方だろう 倒木がありそこに分岐まで30分と記載された標識がある 倒木を潜り ジグザグにつけられたルートを登って行く 倒木を過ぎたところで再度ヤマルリソウを見つけた ロープが設置された場所を登り 登りをこなすとまた標識がある 字がかすれていてその時はわからなかったが撮った写真をみると分岐→15分と判読される
ここまでくると傾斜はゆるくなる 下り気味になっているところもある これまでも小鳥の声が賑々しかったがここでも結構さえずっている 小鳥の声を録ったり 新緑を撮ったりしながらルートを行く 右手に大空山が見えてくると尾根分岐に出る
尾根分岐を右に下って行く おや? ジジジジジとエゾハルゼミの鳴き声が聞こえてきた 収録しようとしたら鳴きやんでしまった また、鳴いてくれるかなと注意しながらルートを行ったが残念ながら聞こえてこなかった そして軽いアップダウンを繰り返して大空山に出る 途中ミツバツチグリならびにスミレが咲いていたが花は少なかった 山頂には大空山山開き 登頂証明スタンプが設置されていた ぐるりと周辺を見回したが花は見つけられなかった 電波塔ピークを見てすぐに富栄山に向かう
尾根を分岐まで戻り 分岐を今度は左手に登って行く ルートから山頂展望台が見えて来る ズームで拡大しカメラに収める このルートを歩く都度 根曲がり竹の藪コギがきつく 途中で断念した事を思い出す ルート脇の根曲がり竹を見ると よくもこんな中に突っ込んだものと感心する
ルートは切り開かれ 藪コギの部分は全くない しかし足元には根曲がり竹の切り株があるので靴はそれなりのものを履く事が好ましい 私も穴の開いた靴では心配なので冬用としている登山靴を履いて登っている
大空山の標高が1103m 富栄山が1206mだから100m程の標高差の登りになる 尾根ルートはなだらかなアップダウン 足元には根曲がり竹の切り株が随所にあり足を引っ掛けないよう留意しながら山頂を目指す ルートの両脇には背丈よりも高い根曲がり竹が生えている 視界は根曲がり竹の壁にさえぎられる ただルートの前方が直線になっている部分は前方が見える そこに山頂が見えてくる ところどころブナの木があり美しい新緑を見せてくれる そして山頂に出る
山頂には展望台がある 展望台の中に太陽の陽射しを遮るようにして女性お二人が休まれ 会話が弾んでいた お邪魔しないよう軽く挨拶し、展望台に登って景観を見渡してから 少し離れた木陰に移り 昼食休憩をとる 山頂からぼんやりながら大山を見通す事が出来た 山頂は根曲がり竹を切り払って視界を確保している 足元には切り株が沢山あり動き回るのは不自由だ 何か花が咲いていないか探してみたがツルシキミを見つけただけだった
食事を終え 女性お二人に挨拶して下山する 下山は尾根分岐に戻り 分岐から登ってきたルートを降りて行く ルートがしっかりしており滑りやすい部分は無く テンポ良く降りて行く 駐車場には2台の車が減っていた 1台の主は私が尾根分岐を大空山へ往復している間に下山されたものと思われる
倉敷は春霞状態 太陽の陽射しが暑く感じられるようになってきた 新緑を楽しみながら429を走る 緑が車窓に迫ってくるこの季節は爽やかな感じがする 加茂川を抜け 旭川ダムに出る 今日も満々と水を湛えている 川面が新緑を映している 旭町で県道30へ左折 旭川沿いを走り落合に出る 落合入口の温度表示は22℃、今日は暑くなりそうだ 落合から313で久世に出 久世から181を経由して県道65に入り のとろ原キャンプ場を目指す 途中幅員が狭くなる 対向車に注意しながら走る のとろ原キャンプ場への案内表示を追いながら分岐を行く キャンプ場への入口はロープが張られ閉鎖されている キャンプ場を右に見て走り抜け富栄山登山口の駐車場に駐車する すでに3台駐車