駐車位置9:41−9:44管理棟9:47−10:11おたからこう湿原−10:20もみじ滝_1200m−10:35分岐_700m−10:39分岐_480m−10:54千軒平−11:10もみじ平−11:23県境分岐−11:35分岐−11:56すずの子平12:09−12:25奥ぶなの平−12:42熊押し滝−12:48登山口−13:05管理棟−13:07駐車位置
今日は森林公園を訪ねる 千軒平(せんげんだいら1090m)からすずの子平を歩く 7月に森林公園を訪ねるのは2001年以来久々である登山支度をして出発する 森林公園の入口に早速ヤマアジサイが出迎えてくれる またヤマボウシが白い花を咲かせている 管理棟の正面には見事なナツツバキが清楚な花を咲かせている いつものように管理棟に入り 今咲いている花が掲載されているパネルを写真に撮る
ヒナノウスツボ ナツツバキ ミズタビラコ エゴノキ ノイバラ オオナルコユリ ツルアリドオシ バイケイソウ トリアシショウマ アクシバ ササユリ ツルアジサイ ミズチドリ ウツギ コバノフユイチゴ ムラサキショウマ ウマノアシガタ トキソウ ヤマアジサイ ミヤマヨメナ サルナシ ミヤマイボタ コナスビ ミゾホオズキ* ヤマボウシ* サンカヨウの実*が紹介されていた(*印のものは撮った写真がピンボケで判読困難で類推したもの)どれだけの花と出会う事が出来るだろうか 知らない花も結構ある
管理棟を出たところにツルアジサイが咲いていた 園地をからまつ園地に向かうエゴノキ ウツギを見つけたが、すでにピークを過ぎており殆ど花を落としていた ミヤマイボタがあちらこちらで顔を出す 随分と多い これまでイボタノキと書いていたが葉の形から判断するとミヤマイボタとする方が良さそうだ バイケイソウが花を咲かせている 目立たない花だがマクロで撮ってみるとそれなりに味がある
からまつ園地に隣接してミズバショウが咲いていた湿原があるがミズバショウを見る為に設置された木道は撤去されミズバショウの葉と沢山の草が繁っていた ノアザミ ノイバラ ミヤマヨメナ コナスビ ドクダミ ヤマアジサイ等を見つけながらルートを行く ミヤマヨメナもエゴノキ同様ピークを過ぎ 花の形を留めているものは少なかった
湿原にミズチドリが一輪顔を見せてくれた 距離があるので200mmにして撮ってみたがあまり良く映っていない もう少し咲いていないかと湿原を見ながらルートを行くと 今度は数輪まとまって顔を見せてくれた 先ほどよりルートから近く なんとか花の姿をカメラに収める事が出来た ミズチドリはまだ早いのではと思っていただけに嬉しい
休憩所のある三叉路を左に進み おたからこう湿原に向かう ルート脇にヤマボウシが白い花を咲かせている エゾハルゼミやウグイスの鳴き声も聞こえてくるが天気が曇っているためか賑々しさは無い おたからこう湿原に出る オタカラコウと思われる葉が一杯繁っているが花芽はまだだ 葉を良くみると虫が食べるのか至る所あなが開いている
ルートをそのままもみじ滝へ向かう 渓流の音と一緒にエゾハルゼミの鳴き声が聞こえてくる トリアシショウマが白い花を咲かせている トリアシショウマとアカショウマの区別がつけにくい 管理棟にトリアシショウマが紹介されていたのでトリアシショウマと書いた トリアシショウマは花序が枝分かれするのと花弁がアカショウマが3mmに対し4−6mmと長いとの事だが自信が無い トリアシショウマに並ぶようにしてヤグルマソウが葉を広げていた
もみじ滝から登山ルートに入る ジグザグにルートを登って行く もみじ滝の上流を登って行く 山の斜面に白い小さな花がぽつぽつと顔を見せる 何だろうと写真を撮りながら登って行く 花の数が次第に増えてきてツルアリドオシの花とわかる 星を散りばめたように白い花が顔を見せ可愛いらしい
登ること15分で尾根道に出る 大きなブナ樹林が迎えてくれる ここでもツルアリドオシがブナの根元に顔を見せる アップダウンをこなし 千軒平に向けて登って行く 樹林から抜けたあたりでササユリが顔を見せてくれる 花を開いているもの 蕾を膨らませているものが数本一緒に並んでいた 今日は園内を3時間余り歩いたがササユリはここだけだった すずのこ平でお会いした方はきたけ峰からぐるーっと回って来られたがササユリはここだけだったと話しておられた ササユリの写真をカメラに収め ヤマツツジ ニガナ ハナニガナを見ながら登り 千軒平に出る
千軒平ではお二人連れが休んでおられた 昼にはまだ早いので挨拶を交わし、その足でもみじ平の方向に向かう 天気予報から判断すると午前中がいいところ 天気が持つならすずのこ平まで足を伸ばしたいと思っている
尾根のアップダウンを行く おなじみのルートになっている 見事なブナ樹林にはいつも楽しませて貰っている ヤマジサイ ノアザミ ヨツバヒヨドリ ツルアリドオシ コナスビ等が顔を見せる 幸い太陽の陽が射すようになりヤマアジサイの色が映える ヤマジノホトトギスが花芽をつけていた そして県境分岐に出る
天気は持ちそうなので県境分岐で降りずに尾根をそのまますずのこ平に向けて歩いて行く このところ県境分岐で下山しているのでこちらに足を伸ばすのは久しぶりだ 早速ノリウツギが迎えてくれる 今度はオオナルコユリだ 花は終わり、実が出来ていた 奥ぶな平に降りる分岐を直進しすずのこ平に向けて登って行く
この登りにはイワウチワが咲くスポットがある ブナ樹林の中 そこに出ると おおここだと記憶がよみがえる 足元を注意してみるとイワウチワの葉が繁っている この時期はツルアリドオシがあちらこちらで固まって花を咲かせていた イワウチワのスポットを後に10分程登るとすずのこ平に出る
すずのこ平では3名のグループが休んでおられた ササユリのお話を伺ったり 天気の話では13時には下に降りる計画と話しておられ 私が着いた時には出発の準備をされておられた まもなく、お先にと声をかけ下山されて行かれた 私も昼食をとり後を追う
下山は園地を周回するように 奥ぶな平 ぶな平園地 熊押し滝 かえで園地 まゆみ園地のルートを選ぶ 12時を過ぎるのを待つように空模様が怪しくなり心配したが 降られる事なくまゆみ園地に降りる 園地に出たらまた陽射しが戻ってきて一安心 マユミの実やコマユミの花を見る ここでもバイケイソウがあちらこちらで花を咲かせていた ミズタビラコにも出会った マユミ園地の橋を渡ったところにコバノフユイチゴが固まって咲いていた
帰路 旭町 加茂川付近で雨にあう
天気が安定しない 午前中は持ちそうだと判断 森林公園だとショートパスが可能なので選ぶ いつものように429を走る 雲は出ているが薄日が射しており明るい 吉備路 足守 加茂川と抜ける 旭川ダムはかなり水位を戻していた 旭町を走り 休み乢トンネルを抜ける 山並みは見えない 県道159を経由して久米で181に乗り右折 院庄で179に乗り左折 北上する 雲井山トンネルを抜ける トンネル出口は20℃ その先の奥津町役場は22℃ 泉山の登山口の近くに来てガスがかかった泉山の山容が見えてくる 甘木トンネルを抜け森林公園の案内に従い左折 道なりに車を走らせ森林公園駐車場に この時期は来園者が少ないようで管理棟の近くの駐車場に駐車 大型バスが1台駐車していた