駐車位置10:43−10:45管理棟10:51−11:14おたからこう湿原−11:26もみじ滝_1200m−11:46分岐_700m−11:53分岐_480m−12:11千軒平12:30−12:51もみじ平−13:04県境分岐−13:19園地−13:43管理棟13:51−13:52駐車位置
今日は900回目になる記念の日 家内と娘と一緒に森林公園の紅葉を訪ねる いつものように千軒平(せんげんだいら1090m)に登る登山支度をして出発する 駐車場周辺の木々もきれいに紅葉しており、青空に映えて美しい いつものように管理棟に立ち寄り、現在園地に見られる花・実の一覧を写真に撮る
ツルアリドウシ ツノハシバミ ヤマウルシ ミヤマガマズミ ウバユリ ツリバナ ホクチアザミ イタヤカエデ ミヤマイボタ ナナカマド マツムシソウ カマツカ ムラサキシキブ コマユミ ハウチワカエデ コバウチワカエデ アキノキリンソウ リンドウ フウリンウメモドキ ヤマボウシ マユミ ヤマトリカブト マムシグサ コミネカエデ ツルリンドウ オオイタヤメイゲツ サワフタギ ウリハダカエデ が掲載されている
管理棟の正面にはナツツバキがきれいいに紅葉している 花を咲かせていた時を思い出す カマツカの赤い実を見て まゆみ園地に向かう ピンク色をしたマユミの実がたわわに稔っていた まだ葉が残っている木もある 葉が残っていると北展望台の上からの展望は今一かもしれない ピンク色をした実が太陽光線を受けあでやかに輝いている なかなか美しい マユミの隣にコマユミがオレンジ色の実をつけている これも可愛らしい マムシグサやサワフタギにも出会う まゆみ園地から中央遊歩道に出る 右手にはいぼた園地が広がる
ここではミヤマイボタ イヌツゲ カマツカなどの実を見つける事が出来る 園地の端にあるヤマボウシは真っ赤に紅葉し実はもう落ちてしまったのだろう見つけられなかった そしてかえで園地に入る 名前のどおりかえでの木々がきれいに紅葉している 大きなうちわを想像させるハウチワカエデや小さなコバウチワカエデなどを見つけ楽しむ
かえで園地からおたからこう湿原に向かう 遊歩道の両側は紅葉した木々に囲まれまさに秋の景色 パノラマ写真で見るとその時の感動が蘇る ここでもミヤマイボタやノイバラが顔を見せてくれる そして前方に光の帯が見えてくる
湿原を囲むようにしている樹林が見事に紅葉し 紅葉を透過した太陽光線が輝いている 春先にはタムシバが花を咲かせていた記憶がある ここもパノラマで写真を編集する おたからこう湿原はもう花は終わっていた
湿原からもみじ滝に向かう ひときわ見事にウリハダカエデがオレンジ色に紅葉している 千軒平付近では葉の先端部分が赤く紅葉していた これから赤色に向かって色づいてゆくのだろうか 太陽の光を透過させ兎に角美しい 数日後ラジオで紅葉で色づく原理を紹介していた
寒さを感じると樹木は葉を落とす準備に入る 葉を流れる血液みたいなものを絞ってゆく 緑色はその血液に相当するもので絞られる事で緑色が消え 葉の色 すなわち 黄色が出てくる 赤い色は葉が持っている色ではない 葉が太陽の光を受け溜め込んだ養分の色 太陽の光を沢山受けると赤い色の素は増えてくる しかし 気温の冷え込みが緩かったりすると 樹木はまだいいのかと養分を取り込んでしまう 鮮やかな色は昼間に沢山の太陽光線を受ける事と朝晩の冷え込みが厳しい事とが大きく影響している との事 忘れないうちに書いておこう
渓流沿いをもみじ滝に向かい登って行く 山陰に入り紅葉の輝ける光が射し込んでこないので少し物足りなく感じる 今までが良かったからその反動のようなもの オタカラコウが一輪 頭の辺りに花が残っているのを見つける そしてもみじ滝に出る
ここまでは透過光、いわゆる紅葉した葉を透過した光の美しさ ステンドグラスのような美しさを楽しんでいた もみじ滝では反射光による光を楽しむ形となり 大分感じ方が違う 大分色づいてきたなという若干冷めた感じだ
もみじ滝から登山道となり傾斜がきつくなる とは言っても森林公園の中 ルート脇の木々の紅葉を楽しみながら登って行く 色とりどりの紅葉した木々が太陽の光を受け輝いている ウリハダカエデの色が赤みを増してくる ブナもいい色で紅葉している 足元を見るとツルアリドウシが小さい赤い実をつけている 紅葉した木々を見上げたり 足元の花を探したりしながら登って行く そして尾根ルートに出る
尾根分岐を右にとり千軒平へ向かう 大きなブナの樹林が迎えてくれる ブナの木も美しい衣をまとい どうだ美しいだろうと自信ありげにほほえみかけてくれる もう一つ分岐がありここも千軒平に向かう ツルアリドウシが赤い実を沢山つけている カメラアングルにせいぜい2,3ヶが良いところだったがここではざっと10ヶはある 今度はウリハダカエデだ 木の先端部分が赤く紅葉し オレンジ色から赤色に少しずつ変化している様子が伺える 微妙なグラデーションは実に美しい 紅葉する原理を知ると なるほどと納得する
千軒平が近づく 紅葉した樹林を抜け 草原が広がる リンドウが早速迎えてくれる リンドウも太陽光線を一杯受け取ろうと花を開いている ここにも咲いているよと声がかかる 小さい白い花が咲いているアカモノのようだが時期が違う なんだろう 今度はツルリンドウだ ススキも白い穂を咲かせ景観に味をつけてくれる そして山頂に出る
ここに出ると大山が見えるかまず確認する 珍しく すっきりくっきりである 山頂に雲は見られない 烏ヶ山も特徴ある山容を見せてくれる 泉山の山頂から大山を見ると その線上に千軒平があった 後ろを振り返りこんな方角に泉山が見られる事を再確認する 大山・若杉山の方角で15枚 泉山の方角で6枚の写真を撮り パノラマに編集する
昼食をとり、記念写真を撮り下山する 下山もいつものようにもみじ平を経由して県境分岐から園地に下りるルートを行く
下山しようとしたら足元にマツムシソウが一輪花を咲かせていた 随分頑張っている 数歩下るった左手に赤くいい色に紅葉した木がある 紅葉に惹かれて近づくと足元にリンドウが固まって咲いていた 枝を伸ばしているリンドウが枝に幾つも花をつけていた
尾根ルートを行く ここでも次々と現れる紅葉を楽しむ事が出来る 軽いアップダウンを行き 千軒平からもみじ平を経由して県境分岐まで約30分のウオーキングを楽しむ 途中赤い実をみつけたヤブコウジのようだ 県境分岐から園地に下りて行く 紅葉した木々がルートを覆うようにしており 見上げると青空を背景に彩りあざやかな木々を見る事が出来る
園地をかえで園地 いぼた園地 からまつ園地と行き管理棟に戻る コマユミ リンドウ ノイバラ イヌツゲ マムシグサ キセルアザミ サワフタギ マユミ ツリバナ ナナカマド エゴノキなどに出会う 太陽は一日中降り注ぎ900回目の登山を祝福してくれた
朝から真っ青な青空が今日の日を迎えてくれる 沿道の景観も輝いている まだ稲田が残っている所があり黄金色の輝きが眼を楽しませてくれる 429を足守 加茂川 旭町と走って行く 旭川ダムの水位は幾分戻ってきており 水面が青空を映し美しい 休み乢トンネルを抜ける 正面に泉山がくっきりと見える 青空と澄んだ空 実に爽やかだ トンネルを抜け最初の信号を左折し県道159を経由して久米で181に乗り右折する 院庄で179に乗り北上する 雲井山トンネル出口温度は15℃ 甘木トンネルを抜け、森林公園の標識に従い左折する 案内標識に従い、羽出川沿いを登ってゆく 森林公園に近づくに従い 紅葉が鮮やかになる 紅葉のトンネルを走り、園地に一番近い駐車場に駐車する