展望台13:17−13:22矢印−13:25岩−13:48笹のルート−14:03山頂14:10−14:28岩−14:30矢印−14:33展望台
下蒜山を登った帰りに、時間の余裕があったので津黒山(つぐろせん1118m)を訪ねる 津黒山を訪ねるのは3年振り3度目 それも不思議な事にいずれも11月だまず展望台に立ち寄る 展望台から今登ってきた下蒜山とその先に大山が見える 大山の周辺に大分雲が出て 下蒜山で見たくっきりした景観は得られなかった 展望台の中に山座を紹介するパネルがあったのでその写真を撮る
展望台に沢山のスキーストックが置いてあった こんな所に置いてどうするのだろうと思って見ると 脇に貼り紙があり 登山にご自由にお使いくださいと書いてあった 展望台の入口にもその貼り紙があった
登山口は道路を横切った位置にあり、登山口の標識もある いきなりの急登である 樹林帯の中のルートを行く ピンク色のテープナビが要所要所に付いている ルートを追うのはそう難しくはないが樹林の中のルートはどこにも自由に行ける、ルートを失わないようテープナビを確認しながら登って行く
5分程登ったところに矢印を書いた標識がある 旧ルートの合流点のように思う 矢印に従い登って行く あまり目印になるようなものが無く記載しにくいのだが 矢印から数分登った所に岩があり 岩の手前を右に曲がり登って行く 所々見覚えのある場所に出る 樹林帯の中や樹林帯に沿った位置にルートが出来ている
樹林帯に沿って登っている時は 右手が落葉樹林で木の葉は落ち明るいのに対し 反対側の樹林帯は奥に行くほど薄暗く 不気味な感じがする 落葉樹林の中にカエデの木が一本まだ葉を残し太陽の陽射しを受けていた 大分色が落ちてはいたが眼をひいた
樹林帯の中のルートを登って行く 見覚えのある葉だ コバノフユイチゴが群生していた 今度はツルアリドオシの赤い実を見つけた 何も無いだろうと思っていただけに小さな赤い実ではあるが 嬉しい この葉は何だろう これはイワウチワだろうかなどと推測しながら登って行く
やがて笹原がルート脇に現れる カラマツの樹林帯となり落ち葉を踏みしめながら登って行く ルート脇に雪が残っているところもある 足元が緩い所もあり下山は注意が必要だ おや! リンドウだ 太陽は雲が出て翳っているがさっきまで陽が射していたのだろう 大きく花を開いていた このリンドウが今年最後のリンドウになるかも知れない 思いがけず花に出会え嬉しい
男性の方とすれ違う 展望台の駐車場に車が無かったので人に出会うと思っていなかっただけにちょっとびっくりした 手に鎌を持っておられたので どこからか籔漕ぎをされたのかも知れない こんにちはと挨拶をしてすれ違う
樹林帯を抜け 根曲がり竹が一面を覆っている広場に出る 昔はここから山頂までは根曲がり竹の籔漕ぎを強いられたが3年前にルートが切り開かれ山頂まで籔漕ぎせずに行けるようになった ルート脇に津黒山頂上を示す案内標識がある
根曲がり竹の中のルートを行く 足元には根曲がり竹の切り株や折れた竹が散乱しているので注意しながらルートを行く そして山頂標識に出る
山頂標識のある所に三角点もある ここは以前もっと切り開かれていたように思う 根曲がり竹が伸びてきているように思う それでも大山や蒜山三座などの山並みを始めとした眺望が得られる でも、大山は展望台で見た時と同様ガスが出てはっきりしない じっとすると冷えるのでウインドブレーカを出して暖をとる 記念写真を撮りすぐに下山する
下山は登ってきたルートを戻る 足元の緩いところは注意して降りる 後はテンポ良く 下りのスピードを楽しみ車の所に 登りの半分の時間で降りた
帰る準備をしていると道路を先ほど出合った方が降りて来られた 良かったら車でどうですか と声をおかけしたが 時間を計ったりしているからと辞退された その方は、途中ルートを右方面に降りていったら道路に出たと話しておられた 登りは登山ルートを登ったとの事
下蒜山登山からの帰路 中和トンネルの手前で482へ左折する 3年前に訪ねた時は真加子(まかご)トンネルが開通し その先は道路工事がされていた
その工事は終わり 新しい道が市街地を避けて通っており様子がすっかり変わってしまっていた 津黒高原に入る少し手前で旧道と合流 津黒高原の案内に従って右折すると見覚えのあるルートになる スキー場のゲレンデを横断するようにして登り 展望台の駐車場に倉敷からの走行距離は帰路に測定