駐車場10:37−10:54分岐_1.8Km−11:04標識_1Km−11:14登山口入口−11:26階段−11:37縦走路合流−11:45階段−11:50金ヶ谷山11:54−12:13標識−12:18電波塔−12:22朝鍋鷲ヶ山12:33−12:36電波塔−13:04朝鍋鷲ヶ山登山口−13:24新道_野土路トンネル−13:29五段滝−13:39駐車場
今日は金ヶ谷山(かねがたにさん1164m)から朝鍋鷲ヶ山(あさなべわしがせん1078m)を縦走するコースを訪ねる登山支度をして出発する あじわいの宿にマユミの木が一本 ピンク色の実を沢山つけていた 宿の少し先に金ヶ谷入口と書いた標識がある 標識に従い正面の林道に入って行く 入口部分は舗装されていたがすぐに砂利道になる ルート脇の草木は茶色に変色、露に打たれ冬支度 花は見つかりそうも無い
渓流に沿って砂利道を行く 登山口まで結構あった記憶がある 丸太が林道を塞ぐようにしている 進入禁止かな?と見るが 倒木のようだ そこから少し行くと国立公園区域になっているという標識があり、更に5分行くと 道路にチェーンが渡してあり立入禁止の標識 社有林につき無断立入禁止と表示されている その後の文章を読むと 自己責任で入山し ゴミを出したり草木の採取をしないようにと読み取れるので チェーンを跨いで入山する 期間限定という状況では無さそうだ 今後はこのルートは遠慮しないといけないのだろか?
立入禁止の中を行くのはなんとなく気持ちが重い 折角登山道として整備されたのに釈然としない 分岐に出る 金ヶ谷1.8Kmと書いてあり、標識に従う 分岐に丸太を加工した人形のようなものが5,6体置いてある 何を意味しているのだろうかと不思議に思う しばらく林道を登って行く 1Kmの標識を見て少し行くと ルートは大きく左にカーブして視界が開けてくる 見覚えのある景観だ そして金ヶ谷登山道入口に出る そこまで37分要していた
登山道入口は丸太の階段 丸太を登る すぐに土の道になる 落ち葉が積もっている中を登って行く 足元が腐葉土でクッションがあり気持ちが良い 緩やかなアップダウンをこなして行く ブナの樹林が眼を楽しませてくれる 丸太の階段がある 登山記録を見ると 登山口から縦走ルートとの合流地点の丁度中間位置にある 前方樹間に金ヶ谷山の山容が見えてくる おや? イワカガミだろうか葉が繁っている 葉ではイワカガミとイワウチワの見分けに自信が無い 今度はツルリンドウの実だ 落ち葉の間から覗いている ちょっとしたものだが こうしたものを見つけられると嬉しい
縦走ルートと合流する 尾根筋に出れば大山が見えるかと期待していたが ここからは金ヶ谷山のピークに隠れて見えない 山頂まで待たないといけない こちらもブナ樹林の中のルート 土の感触を楽しみながら登って行く 丸太の階段があり ここを登ると山頂は近い コバノフユイチゴが一面に群生していた 流石もう実は無かった そして山頂に出る
金ヶ谷山山頂には山頂標識と並んで二等三角点がある 大山は樹間越しに見える 今の時期だから見えるが木々に葉が繁っていると見えない可能性が高い 山頂を少し外した地点に樹間のまばらな所があり 大山を見通す事が出来た 雪は消えていた 山頂を後にして朝鍋鷲ヶ山に向かう
金ヶ谷山の標高は1164mで、朝鍋鷲ヶ山は1078mと100m程の下り ブナの樹林帯を降りて行く 丸太の階段 結構長い下り 丸太が濡れており足がかかると滑る 乾いていればテンポ良く降りれるのだが 丸太を踏まないように注意しながら足場を選ぶ 間隔が狭くカニの横ばいのような形にならないといけないような所もあった そこを過ぎるとなだらかな下り ルートの角度によっては大山に向いている所もあるが山容ははっきりとは見えない 電波塔が見えてきてルート標識がある そこから三平山が見えてくる 今度は緩やかな登りとなり電波塔に出る
電波塔を左に見て数メートル登ると 電波塔への取り付けルートがある ここは展望が得られるスポット 笹原から三平山の頭が覗き その先に大山を見渡す事が出来る 金ヶ谷山山頂からは大山の頭に白い雲があったがここでは頭を離れ 山頂部分をくっきり見る事が出来た
すぐにルートに戻り 朝鍋鷲ヶ山の山頂を目指す すぐに展望台が見えてきて山頂標識のある所に出る 山頂にはどなたもおられない リュックを置いて展望台に登る 鉄骨で組んでありかなりの高さがある 周辺の木々の上に立つような感じでまさに360度のパノラマが展開する パチパチとカメラに収める 弓ヶ浜もくっきりと見える 大山 烏ヶ山 蒜山三座と続く 蒜山三座の先は山座同定が困難だが幾重にも連なる山並みを見通す事が出来る 縦走してきた金ヶ谷山の方角も逆光ではあったがカメラに収める事が出来た
展望台を降りて 昼食をとる 山頂標識のすぐ後ろにある木に赤い実がついている 何の木だろう 山頂周辺を歩いてみたが花は見つからなかった 食事を終え下山する
下山はルートを少し戻り 今度は林道を降りて行く コマユミが橙色の実をつけているのを見つけた すぐに電波塔に出る ここからは金ヶ谷山と縦走路の尾根を見渡す事が出来る 景観を一瞥し林道を降りて行く このルートは以前1度歩いた事がある筈だが 林道には新しい砕石が撒かれており記憶が戻って来ない 右手に金ヶ谷山からの縦走路が見え隠れする 林道の右側は谷になっており笹原とブナ等の樹木が育っている 斜面を見ると深山を歩いている感じ 林道が広くアンバランスな感じがする 朝鍋の大なら と書いた標識があった
沿道の樹林帯が杉や桧の常緑樹に変わり 金ヶ谷山のピークが遠ざかって行く 山頂から30分程降りると朝鍋鷲ヶ山登山口に出る ここも林道はチェーンが渡してあり 立入禁止の標識があった ここもなのかと驚く ここから登れないのであれば鳥取側か三平山からの縦走ルートになるのかなと不条理な思いがする
登山口には国体山岳競技の練習で入山される方へ と書いた大きな標識があり 事前に連絡下さいと記載されている 競技の練習では無い場合はどうなんだろう と余計な心配をする
登山口には標高860mと書いた標柱がある 舗装道路を降りて行く 道路脇にムラサキシキブのライトブルーの実を見つけた 降りて行くと 今度はキカラスウリの実やまだ花の形を残しているシシウドを見つけた そして県道58の野土呂トンネルの入口に出る 県道出口にここにも無断立入禁止の立看板があり連絡先の電話番号が記載されていた この道路は旧県道58と思うが 社有地につき・・・と記載されていた
県道をトンネルとは反対側に降りて行く すぐに橋がある 橋脚には ごだんだきばし 平成13年6月竣工 と記載されていた 橋を過ぎてすぐに道路脇を降りて行く道があるのでそちらに向かう 川に沿っている 下に降りてゆけるようなところは無く 遠巻きに歩いて行くと 少し離れた位置ではあるが五段の滝の全貌を見渡す事が出来る
滝を見てからまた車道に出て 道路をくだって行く 滝から10分程で山の駅の駐車場に着く
長期予報では降水確率が高かったが、前日になり引き続き高気圧に覆われるとの予報 なんとか月末の作業(ホームページ編集)を終え 晴れやかな気持ちで山に向かう 倉敷の空も真っ青 暖かな陽射しを浴びながら429を走る 吉備路 足守 加茂川と走って行く 加茂川の道の駅辺りから濃い霧に覆われる 幸い前を小型トラックが走っていたのでその後につく 小森温泉まで来ると視界がきくようになる そして旭川ダムに出る 旭川ダムは大分水位を下げていた 旭町で県道30へ左折し落合に向かう 落合入口の温度表示は5℃ 結構冷えている 313に乗る 周辺の山並みは全く見えない 313を久世に向かう 旭川にかかる手前の三叉路で信号待ちをしていると 見る見る青空が広がり三坂山と思える山並みが顔を出す 霧が晴れる瞬間はいつもその変化に驚かされる久世で181に乗り 青空の下 左手に旭川の景観を楽しみながら車を走らす 勝山を抜け 313と別れ181をそのまま直進する 勝山の温度表示は10℃と一気に上昇する 太陽の陽射しの有無でかなり違う 181に入り県道84(大佐方面)との分岐を過ぎると車は少なくなり のんびりと車窓の景観を楽しみながら車を走らす 信号は少なく 走りやすい 美甘 新庄と走り 新庄の道の駅を過ぎてすぐ県道58へ右折する 県道58を走る 途中毛無山登山道への分岐があるがそのまま直進する 野土呂に入るとまもなく右手に山の駅あじわいの宿の案内表示が見えてくる そこの駐車場に駐車させて戴く 広い駐車場であるがどなたも駐車していなかった