駐車場所9:56−10:03神社−10:13鉄塔−10:17岩−10:32大きな岩−10:54標柱_本郷22−11:25山頂11:41−11:50展望台−11:58反射板−12:16尾根終点−12:28登山口−12:48国道−12:55駐車場所
今日は雨乞山(あまごいせん 標高889m)を訪ねる 今年もイワウチワに出会えるだろうか?登山支度をして出発する 今日はAコースを登りEコースへ降りる予定 Aコースの登山口は湯本神社の所から入って行く 車は神社より手前に停めている 沿道脇の草花を見ながら神社に向かう 木にからんだつた植物が花芽をつけているのを見つける どこかで見たようだが思い出せない 調べるとアケビだった 雌雄異株で紫色が雌花で白色が雄花との事 まだ蕾だが 道路脇で見つけちょっと感動 太陽の陽が射し込み小さい野辺の花達も活き活きしている オオイヌノフグリ ウシハコベ セイヨウタンポポ ヒメオドリコソウ タネツケバナなどを見て 湯本神社への取り付け道路を入る
Aコースは神社左手にある 神社境内を左手に進み 境内を出る ルートが荒れていてちょっと解り難いが左手を登って行く ハシリドコロに出会い 昨年も出会った事を思い出す 昨年はもっとルートが読みやすかったがな これで大丈夫かなと進むとテープナビが見つかり一安心 テープナビから先はルートははっきりしており追いやすい ミツバツツジが時々顔を見せる そして鉄塔のところに出る 昨年は回り込むルートを行き苦労をした 鉄塔の斜面を行けば何の支障もない 振り返れば湯原の温泉街を見渡す事が出来る また山肌にヤマザクラが咲いているのを見る事が出来る
ルートを行く 昨年はアセビやタムシバを見たと記載しているが今年は見られない そして最初の大きな岩の所に出る この辺りがイワウチワの群生地 さてイワウチワはと周辺を見る イワウチワの葉は斜面を覆っているが花が見られない やっと一輪咲いているのを見つける その後幾つか見つける事が出来たが 蕾のようなものも見られないし 散った跡も見られない ちょっと花の勢いが無いので最後の花なのかな?と推測の域を出ない ちょっと残念ではあったが それでも幾つか出会う事が出来幸いだった
イワウチワの群生地を過ぎルートを行く タムシバが花を咲かせているのを樹林の枝の間から確認する 本郷49と書いたルート表示を確認しルートを登って行く ルート表示から5,6分で大きな岩に出る ここでイワウチワ1輪見つける 今日出会った最後になる ここの大きな岩は前回全貌をカメラの収める事が出来なかった なんとかポイントを見つけられないかとルートを登りながら撮影ポイントを探す この辺りかなと思うところで7枚程撮りパノラマ編集する ちょっと撮りそこなった箇所があったがなんとかなった それにしても画像処理技術の向上には感心する
岩を過ぎると結構きつい登りが続く 木の根や笹 灌木などを掴んだりして登ってゆく 接触面積を大きくとるように靴底の面積を最大限活用し 重心が足から離れないように移動距離を少なくして など 物理で教わった事がこんなところにも役に立つ ルートにはクロモジが新芽を伸ばしているのだが特徴のある花はまだ クロモジの開花は大分遅れているようだ やっと特徴のある花をつけているのを見つけやはりクロモジだと確認する
ルートを登って行くと樹林の間から山頂と思われるピークが見え 本郷22の標識がある コースタイムを見るとそこから30分程で山頂 時折緩斜面はあるが相変わらずの急勾配 足場を固め一歩一歩登って行く テープナビもありルートを追うのはそう難しくない 桧の樹林帯とクロモジなどの灌木樹林帯の境目付近を登って行く やがてルートの先に山頂標識の横長の板が見えてきて山頂に飛び出す
山頂にはいつもの景観が待っている 霰ヶ山を前面にその先に大空山 どちらの山も長い事ご無沙汰している Cコースのススキの原は枯れて見通しが良くなっていた 山頂標識の前で記念撮影 暖かな陽射しを受けながら昼食をとる 山頂広場にはヤマヤナギ クロモジが花をつけていた 登る途中クロモジの花を探していたのにここで出会うとは
食事を終えEコースへ下山する Eコースはルート整備され歩きやすい 昨年シュンランに出会ったが今年はどうだろう 足場はしっかりしており下りのテンポを楽しむ ツルシキミが花芽をつけているのを見て 展望台に出る 展望台と呼ばれるだけあって山頂が見えたり 下山ルートの反射板が見える 勿論 霰ヶ山や大空山も少し角度を変えて見る事が出来る
展望台の斜面を降りて行く アセビが花を付けていたがまだ数が少ない そして反射板の裏手に出る 反射板を右手に見て廻るようにしてルートを降りて行く 白い色をしたスミレが咲いていたヒゴスミレと言うらしい その他スミレはあちらこちらに咲いていた ツルシキミが花を咲かせ 途中で折れたヤマザクラが花を咲かせていた シュンランを見つけたのはこの辺りかなと注意して探しながら降りたが見つける事は出来なかった ミツバツチグリが黄色い花を咲かせていた
尾根ルートを下ると 尾根の取り付け口に 雨乞山 山頂はこちらです と書いた標識のところに出る そこを戻るようにして幅広にルートに出る シュンランに出会えず残念だったと思いながら降りて行くと ルート脇にヤマルリソウが顔を見せる こんなに沢山のヤマルリソウに出会った事が無い 嬉しい歓迎を受け大喜びでカメラに収める ヤマブキを見て ミツマタの群生地に出、いつもの景観を楽しむ ミツマタに混じってアオキが赤い実を付けていた そして登山口に出る
登山口から林道を降りる 林道の脇にも花が沢山顔を見せる ヤマネコノメソウ ツルカノコソウ ヒメウズ スギナ ワラビと顔を出す ワラビが幾つもあるのでワラビ狩りを行い片手一杯すぐに収穫出来た 林道を更に降りて行くと キケマン ムラサキケマンにも出会う事が出来た そして国道を行き 車のところへ
帰路 湯原温泉砂湯に立ち寄る 台風で流された更衣室は新しいものが出来、露天風呂に屋根がかけられていた 湯の温度もあがり すっかり元の状態に整備されていた
大分気温も上昇してきた 今日は25℃を越えるとの予報 青空と言えど黄砂の影響かぼんやりとしている 429を走るのは昨年12/5の下蒜山以来でしばらく走っていない 吉備路の桃は花は終わり葉が出てきた 180を少し走り三叉路を足守へ向かう 工事していた総社へ抜ける道が出来 結構車が流れている 帰路走ってみよう 足守を過ぎると山が近くなり新緑が芽生え 春の景観 かもがわ円城道の駅を過ぎ旭川ダムへ ダムは満々と水を湛えていた 旭川沿いの桜は終わり 今年は見ずに終わった 三休公園を見上げるとミツバツツジの花の色を斜面に認める事が出来た 旭町から県道30へ左折 旭川沿いを走り落合へ 落合入口の温度表示は19℃ 落合から313に乗り 久世 勝山 湯原と抜けて行く 勝山19℃ 湯原24℃と上昇してきた 湯原温泉に向かう三叉路の交差点を過ぎて少し走り左手に駐車可能な空地を見つけ駐車させて頂く