森林公園



標高 ***m    難易度 ☆     周遊122分  岡山県
倉敷からの距離   108Km        登頂日 2012/10/24   ガイドブック   F写真 動画

駐車場10:35−10:39管理棟10:43−10:54南展望台10:56−11:00北展望台11:02−11:18おたからこう湿原−11:45熊押し滝11:48−12:08かえで園地12:23−12:45からまつ園地−12:50まゆみ園地−13:01管理棟13:08−13:10駐車場

登山
 今日は家内・娘と一緒に森林公園を訪ねる 千軒平(せんげんだいら1090m)には登らず園地を周遊する

 登山支度をして出発する 管理センターの標高は840mとの事 気温は何度かわからないが肌寒い リュックを背負うと一枚上着を着たような感じ 歩くと丁度良い 家内達も寒いと言ってウインドウブレーカなどを着用 手袋もはめていた 木々は色づいており陽射しが欲しいところだが致し方ない ムラサキシキブの実をみつけ 管理センター前にはアケボノソウが幾つも見られるが花は終わっていた リンドウは花をつけていたが陽射しが得られない為か閉じた状態だ 管理センターに入り 花の情報を得る

 ホクチアザミ サンインヒキオコシ アキノウナギツカミ オタカラコウ ヤマトリカブト ミゾソバ アケボノソウ アキノキリンソウ ヨシノアザミ ギンリョウソウモドキ ウメバチソウ キセルアザミ マツムシソウ リンドウ センブリ(以上花 以下実他) ツルアリドウシ キカラスウリ ツタウルシ ヤマウルシ コマユミ ツノハシバミ マムシグサ ミヤマガマズミ

 12枚の写真を撮り パノラマ合成で一枚に合成して一覧表示出来るので便利だ

 家内が足がちょっとおかしいと言うので 千軒平に登るのは見合わせ 園内周遊としてまゆみ園地から南展望台 北展望台 おたからこう湿原に降りて かえで園地 熊押し滝を見て かえで園地に戻り いぼた園地 からまつ園地を見て 再度まゆみ園地というルートを歩いた

 まゆみ園地のマユミは森林公園のインターネット情報によると暑さの為実が落ちてしまっているとある 管理センターの今見える花の写真にも掲載されていなかった 園地にゆき確認する 一つもピンクの実を見つける事が出来なかった ヨシノアザミ オタカラコウが花を咲かせていた サンインヒキオコシ ミゾソバは花が終わっていた 展望台への登り口にケヤマウコギが特徴のある実をつけていた 黒光りしたものと緑色をしたものとがあった

 ここでヨシノアザミに触れる 実はウスバアザミとの区別がわからない インターネットを見ても アザミは変種が多くわからないと書いてあるのは見つかったが区別を説明しているものが見つからない ここでは管理センターにヨシノアザミと記載しているのでヨシノアザミと表現する

 展望台へのルートを登って行く 南展望台標高870m ここからはまゆみ園地を俯瞰出来る 色づいたカラマツが周辺を取り巻き まゆみ園地のトチノキが目立つ アップで撮る なかなかのものだ まゆみの実が稔っているとピンク色にしたマユミを見られるのだが今年はダメだ

 北展望台標高900mに出る ここからはすずのこ平に連なる山並みを一望出来る この辺りはブナの樹林帯 薄っすらと色づき初めている ツルシキミを見つける 陽射しが戻ってきた と 喜ぶのもつかの間 すぐに翳る 短い時間でも顔を見せてくれた事は嬉しい 

 おたからこう湿原890mに出る 花の終わったオタカラコウが湿原一面を埋めている 良く探すとまだ花の形を留めているものがありカメラに収める ヨシノアザミも咲いていた

 オタカラコウ湿原からかえで園地に向かう ルートにはもう落ち葉がかなり落ちている 木々は色づき始めたところ このムードが好きだ 時折陽が射し明るくなり木々が一段と映える ウバユリの実が顔を見せる かえで園地の分岐を左にとり熊押し滝に向かう

 このルートも木々が美しい 春先には花が沢山顔を見せるのだがこの季節は店じまいだ 登山口入口標高880mにキカラスウリと思われるつたがからんでいる 良く見るとキカラスウリが幾つも実をつけていた 葉に隠れているので葉裏から探さないと見つけ難い 近くにテンニンソウがいたが花は終わっていた

 ルートはこれまでよりは狭くなるもののしっかりしたルート 登山口から5,6分で熊押し滝と書いた標識のあるところに出る 何段にもなって流れる滝を一望出来る 薄っすらと紅葉した木々が取り囲みちょっとした景観 滝から戻るところでミヤマガマズミ コマユミの赤い実を娘が見つける 視力の違いでどこどこと教わる ちょっと離れているが望遠でカメラに収める ツルニンジン ヤマジノホトトギスの実も見つけた

 かえで園地に戻る 陽が射しこみ明るくなり短い時間ではあるが喜ぶ 陽射しを受けた葉裏を撮る 葉が輝いて見える かえで園地で昼食にする リュックを降ろすと肌寒い ウインドウブレーカを出し羽織る

 食事を終え いぼた園地を左に見て遊歩道を行く オタカラコウ キセルアザミ リンドウ ゴマナ アキノキリンソウ ヤマトリカブトが花を咲かせていた サンインヒキオコシ シシウド ゴンズイと思われる実 ウツギ ウバユリ マムシグサ コマユミ カマツカ イヌツゲ ヤマウルシ リョウブの実を見つける カラマツ園地をちょっと入るとツルリンドウが幾つも実をつけていた まゆみ園地の少し手前の川沿いにウメバチソウが花を咲かせていた ここに植え付けたものと思われるが増えてくれるといい

 もう一度まゆみ園地を訪ねる 渓流にかかる橋を渡ったところにムラサキシキブが実をつけているマクロで撮った紫色の実が美しい まゆみ園地ではコマユミを確認する 赤く紅葉した葉と一つの実を見つける

 管理センター前からログハウスに向かうルート入口にツリバナがあるが今年は見られなかった 管理センター前のリンドウは花を開いていた



アプローチ
 青空の下 倉敷を出発する 吉備路を抜け県道271を経由し足守の手前で429に乗る そして加茂川 旭町と抜けてゆく 旭川ダムは水位を大分下げている 旭町を過ぎ 休み乢トンネルを抜ける 泉山が顔を見せる 最初の信号を左折 県道159を経由して久米へ 久米で181を右折し院の庄へ 院の庄で左折し179を北上する 雲井山トンネル出口温度11℃ その先の奥津役場手前も11℃ 甘木トンネルを抜け森林公園の案内表示に従い左折 勝手知った道を走る 園地に近付くにつれ木々が色づいてくる 陽射しは雲に遮られて届かない 訪ねる人もそう多くなく 園地に近い駐車場に