砂川公園9:21−9:29赤坂池−9:44鉄塔巡視路入口−9:57鉄塔#353-10:03鉄塔#354−10:08鉄塔#355−10:14分岐−10:31観音めぐり=10:40穴観音=10:43観音めぐり=10:47穴観音−10:50道路−10:58奥坂休憩所10:59−11:01鬼城・岩屋方面入口−11:08鬼城東門登山道分岐−11:33東門−11:38分岐−11:51礎石建物跡=11:57礎石建物跡−11:59分岐−12:05鬼城山山頂12:12−12:20鬼城山ビジターセンター−12:28鬼の釜−12:33経山登山口12:35−12:40分岐−12:50経山山頂鉄塔#351_13:10−13:17分岐−13:29鉄塔#350−13:38分岐−13:43自動車道−13:45遊歩道入口−14:00出口−14:03砂川公園
今日は鬼城山(きのじょうさん397m)・経山(きょうやま373m)を訪ねる登山支度をして出発する ウインドウブレーカはリュックに入れる 手袋は無くても良い 駐車場で見つけたソヨゴはすでに実を落としていた 砂川公園の中に入って 道路に沿って北に向かう 桜が花を咲かせている 小鳥の声が賑々しく聞こえてくる
水路を左に見て遊歩道らしきルートとなっている この先道路に出られるか不安だったので少し手前で道路に出る 丁度お地蔵様のある三叉路 右鬼ノ城方面に向かう ヤマザクラが見事に花を咲かせているのを見て 砂川の遊歩道入り口と書いた標識のあるところを確認する 帰路はここに出て来ると思う 砂川公園の水路脇の遊歩道も道路を横断して続けて歩けるとわかった
自動車道を登って行く 先月歩いた道だ オオバヤシャブシが花芽を沢山伸ばし 新旧交代の模様 白い花はユキヤナギと言うようだ ヌルデは相変わらず 赤坂池を左に見て登って行く ヒサカキが咲き出した 小さい花なので解かりにくい ソヨゴは実を落としているものもあるがまだあちらこちらで見つける事が出来る 橋を過ぎ 右手に堰堤を見て ヤブツバキがまだ花を咲かせているのを確認 第14番地蔵を左手に見てすぐ右手に鉄塔巡視路の標識がありテープナビもある 先月歩いたルートだ
山道に入る なだらかな登り アセビが花を咲かせているのを確認 渓流の流れを右に見て登って行く カンスゲが花を咲かせているのを見つけ 鉄塔#353に出る ここに出ると周囲の見晴らしがきく 山肌にはタムシバだろう早春の花を伺う事が出来る
ソヨゴ ヒメヤシャブシ ヒサカキなどを見つけ 鉄塔#354に出る ここから少し下って樹林の中のルートとなる 平坦なルート 足を伸ばしぐいぐいと歩く 数分で左手に鉄塔#355が見えるがそのまま直進する 前方に送電線が走っているのが見えてくる 先月はこの送電線に沿って歩いた 三叉路に出る 今日は直進してみよう
ルートは狭くなりコシダがルートを覆うようにせり出しているがしっかりしたルート 所々倒木があるがルートを歩くに特に支障はない 渓流に沿って降りて行く 何回か渓流を跨ぐようにして越えて行く 花はアセビを見つけた程度 コシダが茂っておりあまり期待出来ない
突然 観音めぐりみちと書いた標識に出る 穴観音の観音様が置いてあるようだ 17年前ここに出ただろうか? 記憶は定かでないと言うかあまり記憶に無い 標識に従って回ってみよう 三番と番号が書いてある 千手観音と言うらしい 丸太の階段のルートとなっており登って行くとあちらこちらに観音様がある それぞれに番号が記載されているようだが良く見ないとわからない 十一番観音を過ぎた所に分岐があり一方は鬼城山の方に向かっている もう一方はぐるっと回る感じで下っており 観音様もあちらこちらに設置されている
幾つも観音様を見ながら降りて行くと穴観音と書いた社に出る お社の左手に第八十八番と書いた観音様がある お社を出て進むと観音めぐりみちと書いた標識に出て 一周した感じだ 左にも回るルートがある こちらは平坦なルートだ 四国八十八ヶ所奥坂零場参拝口と書いた標識に出る もう一度穴観音の所に出て やっと全体の様子を把握出来た
穴観音を後にルートを行く 四国八十八ヶ所奥坂零場参拝口と書いた標識を過ぎて少し行くと 岩屋三十三観音と書いた大きな標識を見て自動車道に出る 自動車道には穴観音と書いた石碑が設置されている
しばらくは野辺の花を愛でながら自動車道を行く オオイヌノフグリ スギナ(ツクシ) ホトケノザ ナズナ ウシハコベ セイヨウタンポポ アブラナ(菜の花) ヒメウズと良く見る花が顔を出す そして 奥坂の休憩所に出る 広い駐車スペースがあり数台駐車していた トイレも設置されている
休憩所から鬼城山の第二展望所と思われる石垣を見上げる事が出来る 休憩所を出るとすぐに 鬼ノ城 岩屋 登山道と書いた標識がありそれに従う オニノゲシ ノボロギクを見つけルートを行くと 先月民家のわきから出てきたところだ ここだったのか 奥坂休憩所のすぐ近くだったのだ
その先の鬼ノ城と書いた標識に従い分岐を入り 総社ふれあい自然のみちのルートを行く 白い花が咲いている 五弁の花で特徴がある 特徴を参考に調べてみた リキュウバイと思われるが定かではない 数分歩くと鬼ノ城登山道と書いた標識に出る 標識に従って左に折れ 山に向かう
このレポートを書いていて 鬼ノ城か鬼城かどっちなのかと思う 私の勝手な判断だが地名を表示する場合鬼ノ城と書いて 山名を表示する場合は 鬼城山と書いているように思われ その考え方で整理しているのだがどうだろうか
ルートを行く ミツバツツジが赤紫色の花を咲かせている ミツバツツジもお目覚めだ タムシバの白 ヤマザクラの薄いピンク ミツバツツジの赤紫 どれも早春の色だ ルート脇に史跡鬼城山見学路案内図と書いた大きな案内板があり そこから丸太の階段の登りとなっている
丸太の階段を登って行く このルートもシダが多い 階段が無くなり岩肌の中を登る感じとなってくる 結構急な登りで振り返ると高度を稼いでいるのがわかる 急とは言ってもジグザグにルートを選べ 危ないと感じるようなところは無い ルートの選びようは幾つもあるのでこれで良いかなと心配になってきたころにルート標識が設置されいた 実にいいタイミングに設置されていると感心する
石がごろごろしているルートを選びながら登って行くと左手に東門が見えてきて 鬼城山遊歩道に出る 前回は東門 南門 西門と回ったので 今日は礎石建物跡を見てみようとそちらに向かう 遊歩道を第二展望所に向けて登って行き 分岐を左に折れ礎石建物跡へ向かう
分岐の位置に展望所があるのでそこに行くと第二展望所を見る事が出来る ルートを行く 湿原が見られる シーズンには何が顔を見せてくれるのだろうか タムシバと思われる白い花が山肌あちらこちらに見られるなと思っていたらルート脇に顔を見せてくれる 咲いてまだ間が無いのだろう純白が鮮やか ソヨゴやアセビも顔を見せる そして礎石建物跡に出る
鬼ノ城で最初に発見された建物跡と書いた説明がある 穀物などを収納していた倉庫らしい 礎石建物跡の周辺にもタムシバが顔を見せてくれるので喜んで写真に撮る 礎石建物跡を後にルートを行き鬼城山山頂に出る
山頂には子供連れのグループが来ており昼食をとっておられた 私も小休憩し麦茶を飲んだり 記念写真を撮ったりする 風が吹き少し肌寒い 歩きながら食事をしようとリュックを背負い歩き出す
先月綿毛をつけていたコウヤボウキは綿毛を落としていた 角楼の横をとおり降りて行く これから訪ねる経山のピークを伺う事が出来る 白い花が咲いている ナガバモミジイチゴだ葉は出たばかりなのだろう薄い茶色 花は結構早く咲くようだ
鬼ノ城駐車場には結構車が駐車しているリュックを背負った人も見られる ウオーキングセンターの裏手に遊歩道が無いかと思い 裏手に向かう 予想通り砂川公園と書いた案内標識がある 標識に従いルートを行く ここでもタムシバに出会う事が出来た 右手に自動車道を見て平行するように降りて行く 畑の畦道のようなルート 土の感触が良い
降りて行くと 自動車道に接する そこは先月降りた遊歩道だ 経山登山道は自動車道を少し降りたところになる 自動車道に出た道路反対側に鬼の釜が設置されている 鬼の釜を見て自動車道を行く シキミが花を咲かせていた また 自動車道から経山の山肌を伺う事が出来 タムシバの白い花を認める事が出来る ヤマザクラも混ざっているようだ
自動車道を降りて行くと 経山城跡と書いた標識がある ここでデジカメの電池切れ 予備の電池と入れ替える それからルートに入り登って行く 5分程登った所に分岐がある 真っ直ぐ行くと砂川の森 左に折れて経山城跡に向かう
タムシバがあちらこちらで咲いているのを樹間から確認出来る 写真に撮るには手前の樹が邪魔になりいいアングルが無い それでも青空に映える白い花をカメラの収める事が出来た ヤブツバキも花を添えてくれた 少し前を歩いていた女性二人組が経山城跡と書いた標識のところに立ち止まり写真を撮ろうとしていたのでシャッターを押してあげようと声をかけ 押してあげる
城山城跡の標識には下記の説明があった(写真に撮り 書き起こす)
経山城は、守護大名大内氏が天文年間に築いたといわれる山城です、天文十二年(1543)に赤松春政、元亀二年(1571)に尼子晴久の城攻めがあり、天正十年(1582)の高松の役後に廃城となったと考えられます。
城は、山頂の主郭を囲むように壇や郭、曲輪を配し、さらに石垣や石塁、堀切を備えるなど、城の形状がよく残されている山城です。経山を訪ねるのは2度目 この先に展望のきく場所がある事を知っていたので お二人にもそう話し 一緒に歩いてゆく すぐに三角点があり 三角点を少し行ったところに鉄塔#351(と思う)があり その少し上の位置にあたる 総社市や倉敷市を一望出来気持ちが良い
お二人に一緒に撮りませんか そしてYoutubeに掲載していいですかとお尋ねし いいとの事で三脚を取り出しセットする 撮った写真をお二人に送るのでと私のメールアドレスをお話し メールを戴いたが 返信しても受信許諾に入っていないとダメなようで 残念ながら何回返信してもダメだった メール送っているのに連絡が無いと不親切な人と思われているかも知れないが如何ともしようが無い
お二人は砂川公園から登って来られ これから鬼城山に行くと話されていた メールアドレスの入力などで20分ほどご一緒した 見晴らしもいいしここで休んでゆこうとお二人で話しておられ お先にと失礼する お互いに写真を撮り合っている様子をカメラに収め下山する
下山する方向に 鬼城山の西門を見る事が出来る 300mmズームで撮影する 高垣 西門 角楼と一望出来る
ルートを分岐に戻り 分岐を砂川の森へ向かう 下山ルートは経山のピークを左に見ながら降りて行く タムシバを山肌に見たり ルート脇に見たりと楽しむ事が出来る ヒサカキ ミツバツツジも花を咲かせる そして鉄塔に出る 経山の鉄塔の次だ 見上げると#351鉄塔が見える ズームにして撮ってみたがお二人は確認出来なかった
鉄塔を後にルートを降りて行く 10分もしないうちに分岐に出る 分岐を左砂川の森へ向かう 降りてきたルートにはこの先急坂あり注意と書いてあったが そう心配するような所は無かったように思う 急なところがあったかも知れないがルートはしっかりしており どこの事なのかわからないまま降りてしまった 比較すれば東門ルートの方が急なように思う
分岐のところで男性の方とお会いする これから登られるとの事 こちらから聞いたわけでもないのだが この分岐を右に行くと○○小学校のところに出 豪渓の方だがヤブで戻ってきた方が良いと話しておられた 良く周辺を歩かれているようだ
後は平坦なルート 経山で会ったお二人が面白い橋があると言われたものだろう 丸太の橋に手すりになるような枝を設置している ルートは自動車道に出る 遊歩道の様子がわからないので自動車道を行く 砂川公園を出た時に確認した遊歩道出口は 自動車道出口より手前に位置していた 自動車道を越えないようルートを選び 渓流に沿ってルートを行く 大きな案内板があったり 木道があったり 花はヤマザクラ ユキヤナギ ヤマモモの花芽などを見つける
治山事業が昭和16年になされた旨の標識があった 昭和16年は私の生まれた年 第二次世界大戦直前という時代 そうした時代に何を目的とされたか不明だが 今の基礎となる事業をされていたとは と 感銘を受ける
そうして目的としていた遊歩道出口に出る 自動車道を横断し砂川公園の中のルートを渓流の流れを聞きながら歩き駐車場に 駐車場には随分車が増えていた
青空の下429を走る 吉備路の桃の花も幾つか咲き出した 吉備路道の駅を左に見て走り 180号を横断し県道271に進む JRの踏み切りを通り 道なりに右にカーブ 次の交差点の砂川公園の案内を確認して左折 そのまま山に向かって走って行くと砂川公園に出る、一番奥の第7駐車場に駐車させて頂く 外気は車の温度計で12℃随分と上昇してきた