駐車場10:09−三叉路−10:30丸木橋−10:34標識_分岐まで90分−10:41ロープ−10:53ロープ−10:56標識_分岐まで50分−11:06渓流−11:15ロープ−11:32尾根分岐−11:44大空山山頂11:45−11:58尾根分岐−12:17富栄山山頂12:32−12:45尾根分岐−標識_30分−13:05標識_50分−標識_90分−13:15丸木橋−13:23三叉路−13:30駐車場
今日は大空山(おおぞらせん1103m)と富栄山(ふえいざん1206m)を訪ねるウグイスの鳴き声を聞きながら登山支度をする ヘラオオバコ クマシデが風に揺れている まだママコナは顔を出していない 岡山市市制80周年記念造林地と書いた石碑の横から擬木の階段を登って行く 花は少ない ギンリョウソウが特異の姿を見せてくれたがそれ以外見つける事が出来ない
擬木の階段を登り 左にカーブして少し下る 渓流の流れが聞こえてきて 渓流沿いのルートとなる そこでやっとハナニガナ ノアザミ ヤマアジサイ アカショウマ コナスビ コガクウツギなどに出会う ヤマアジサイは咲き出したところ なかなかきれいだ
渓流にかかる丸太の橋を渡る どうどうと水が流れ水量は多い ルート沿いにヤマアジサイが咲き競っている どの花を撮ろうか目移りがしてしまう ヤマボウシは少し離れたところで花を咲かせている ズームで撮る ミヤマホウソを見つけた花期は5−6月との事なので花が終わった状態のようだ コバノフユイチゴが幾つも白い花を咲かせていた
作業道を横切るようにしてルートを行く 初めて富栄山を訪ねた時に迷ったところだ 今は分岐まで90分と書いた標識がありルートが整備されている 山肌を巻いて登って行く 周辺に木々が無く見通しが得られる 花も顔を見せる ウツギ ナガバモミジイチゴの実 ヤマアジサイ コガクウツギ ヒヨドリバナ オカトラノオ イワガラミなどを見つける ヒヨドリバナ オカトラノオは花芽を膨らませているところ 花はこれからだ 反面コガクウツギはピークを過ぎている
樹林帯に入る ロープが設置されている ロープが始まるところにササユリが一輪咲いている 思いがけない歓迎 喜んでカメラに収める ロープのところを登る このルートには数箇所ロープが設置されているがどこも足場がしっかりしており ロープを使わずに登って行ける 登っている途中ルート右手に橙色のキノコのようなものを見つける 今度はツクバネソウだ 花は終わり実をつけていた
ロープを二つ過ぎると分岐まで50分の標識がありブナの樹林帯の中のルートとなる しばらくは緩やかなアップダウンのルートを楽しむ ルートに倒木があり潜ったりした事があるが今は切断され通りやすくなっていた コバノフユイチゴ ツルシキミの実 コナスビなどを見つけ 水が流れているところに出る どんな花に出会えるか楽しみな場所 ミズタビラコとヤマアジサイが迎えてくれた ミズタビラコの薄いブルーの花弁は可愛い
ここを過ぎると 登りが厳しくなる ジグザグにルートが切ってあり 一歩一歩登って行く 大きなブナ林は見応えがある 倒木がありそこを潜る 分岐まで30分の標識があった場所だが標識は見られない 倒木に切り込みが入れてあり潜りやすくなっていた リュックを背負ったままなんとか抜けたが下山時はリュックを外そう コバノフユイチゴ アカショウマ コナスビを見つけルートを行く
分岐まで15分の標識のところに出る 標識は地面に落ち 二つに割れている 文字も何が書いてあるかわからない でも ここまで来るとルートは緩やかになるという目安となりほっとする 標識に触れてみなかったが 今思うと 大雨で流されても不思議ではないのに何故そこに留まっているのだろう と疑問が生じた
緩やかなアップダウンのルート 一息入れ足も軽くなる 右手樹間に大空山が見えてくると尾根分岐は近い そして尾根分岐に出る
少し雲行きがおかしくなってきた 天気予報から雨の心配は無いと安心していたが 時々雨粒が落ちてくる 樹林の中なので本当に雨が降っているのか確認が出来ない 富栄山へ先に行くか迷ったが降ってきたらそこで戻ろうといつものとおり大空山を目指す
尾根分岐は標高1100m程度あり大空山の標高1103mとそう違わない 暫く下ってから登り返す 緩やかなアップダウン コナスビ コバノフュイチゴ ギンリョウソウ コガクウツギ ツルシキミの実など見つける ギンリョウソウが固まって顔を出していた エゴノキの花弁がルートに散っていたが樹高があり花を確認出来なかった そして大空山山頂に出る
新しい山頂標識が設置されていた 従来のものもそのまま残されていた 標識の後方にヤマボウシが花を咲かせていた 山頂からは富栄山は伺えない 電波塔のあるピークを伺う事が出来る 麦茶で喉を潤し 富栄山へ向かう 幸い天候は大丈夫のようだ
分岐に向かう途中で男性の方と出会う 駐車場に停められておられた方だ 私もそこからと挨拶を交わす 天候が怪しかったので富栄山に先に行き 降ってきたらそのまま降りようと思ってた この分なら大丈夫そうですねと話しておられた 天気が怪しかったのは思い過ごしではなかったようだ
尾根分岐まで戻り そこから富栄山へ向かう 標高差100mあるが なだらかな登り 根曲がり竹に囲まれたルートを行く 天気が回復して陽が射してきた 天気に合わせエゾハルゼミも鳴き出した これからの夏山にはエゾハルゼミは欠かせない このルートにはエゴノキが多い 根曲がり竹のルートにところどころオアシスのように樹木がある そこにエゴノキがあり花を咲かせている ルートにも沢山落花が散っていた 山頂に近づくほど樹高は低くなり花が近づく いい香りがするエゴノキの香りだ コバノフユイチゴ ヒヨドリバナ ホウチャクソウを見て富栄山山頂に出る
山頂には男性お二人 調査に来られたとの事 根曲がり竹の藪を漕いで登って来られたとの事 こういう方もおられるのかと驚きを新たにする お先にとお二人は大空山の方向に向かわれた どこから降りようかと相談されているようだった
お二人が下山されどなたもいなくなった 山頂展望台に登り景観を楽しむ 大山はガスで見えないが360度の展望を楽しめる 大空山に連なる尾根 ぐるっと回って乗幸山に続くルートなど展望出来る 記念写真を撮り 昼食をとりながら周辺を見るが花を見つける事はできなかった 根曲がり竹が随分せまってきた感じがする
食事を終え下山する 下山は登ってきたルートを戻る 足場を確認しながら下りのスピードを楽しむ 尾根で出会った男性の方の車はもう無かった
昨夜なんとかホームページの掲載を間に合わせた 今日はすっきり気分で富栄山登山を目指す 空は晴れているもののすっきりしない 鬼城山は霞んで見える 429吉備路を行き 県道271を経由して足守の手前で429に再度合流し足守 加茂川と走る 旭川ダムの水位は幾分下がり気味 旭町で県道30へ左折し 旭川に沿って走り落合へ 落合入口温度はなんと31℃ エッ!と思って車載の温度計を見ると26℃だった 落合で313に乗り久世へ 久世の旭川を渡る手前の交差点を右にとり 181を横断するようにして県道65へ進む 米子自動車道の橋脚を見て 余川に沿って川を遡る 道幅が狭い箇所が何か所かあるが前車について走り 無事抜ける のとろ原キャンプ場の案内に従がって走り のとろ温泉天空の湯の案内を見て右折、急な登りをキャンプ場に向かう キャンプ場ではトラックが入り工事が行われていた そのまま車を走らせ登山口の駐車場に 駐車場にすでに1台駐車 車載温度計は22℃