駐車場9:51−10:01三叉路−10:11丸木橋−10:13標識_分岐まで90分−10:18ロープ−10:29ロープ−10:32標識_分岐まで50分−10:43渓流−10:53ロープ−11:12尾根分岐−11:24大空山山頂11:25−11:38尾根分岐−11:56富栄山山頂12:13−12:25尾根分岐−12:39標識_30分−12:48標識_50分−12:58標識_90分−12:59丸木橋−13:07三叉路−13:13駐車場
今日は大空山(おおぞらせん1103m)と富栄山(ふえいざん1206m)を訪ねる登山支度をして出発する 岡山市市制80周年記念造林地と書いた石碑の横から擬木の階段を登って行く 花は見られない 登ったり下ったりしながら渓流沿いのルートに ここでチゴユリの実を見つける、ここまでにチゴユリの葉をあちらこちらで見るが実は見られない 一つぐらいあるだろうと留意し やっと見つける事が出来た 渓流沿いは桧の樹林が主、なかには紅葉した木もあり 黄色く色付いた葉に陽が射し込み 透過光を楽しめた
丸木橋を渡る この辺りはシーズンには花があったところ、何か見つからないかと探しながらルートを行くが見つけられなかった 分岐まで90分の標識に従ってルートを登って行く 少しの間視界が開け、右手に山並を見る事が出来る ツルリンドウが赤い実を幾つもつけていた 斜面を横切るようにして登り左に90度近く曲がってまた常緑樹林帯のルートとなる ロープが設置されたところが3ヶ所ほどあるが 足元に不安は無く ロープのお世話にならずに登って行く
前方が明るくなってきた 常緑樹林帯から落葉樹林帯の境界が近づく この部分に分岐まで50分という標識があった、朽ちたものが残っているが文字は読めない そしてそこを境に紅葉したブナなどが出迎えてくれる 今日訪ねた狙いはこの辺りで紅葉を楽しめるのではないかと期待していたもの 太陽の陽射しにも恵まれ 美しく着飾った木々を楽しむ事が出来た あっちを見たり こっちを見たり 振り返ったり 太陽光線の角度により見た感じも違う ウリハダカエデの落ち葉がルートを埋め色付いている 見上げるとまだ残っている葉も多い ルートは整備されており足場がぬかるんでいるところは大きな丸太の輪切りが敷石のようにして置かれていた ケンパーケンパーケンケンパーを思い出される
渓流がありそこを過ぎると登りがきつくなる 高度をあげてきたのか木々の色合いも変化が見られ大分暗くなってきた 倒木を潜って抜けたところがあったが整備され木の一部が切られ、その上を歩いて行けるようになっていた この倒木は2008年に登った時からあったものだがこのように整備されるようになったのかと懐かしく思う
ルートをジグザグに登って行く 大きなブナの倒木がルートを塞いでいる されど枝など切り払われ、迂回路が整備されていた なるほど、ここの整備に人や機材の搬入が必要でここまでのルート整備がなされたのかと考えられ、ひとり納得する その後も倒木が幾つかあったが潜ったり 跨いだりしながら抜けて行くことが出来た ガンクビソウがかろうじて花の形を留めていた ツルシキミが幾つも赤い実をつけていた
ジグザグの登りを終え 尾根分岐に向けて進む 前方樹間に大空山が見えてくる 木の葉が落ち見えるようになってきた はっきりピークが見えるようになると分岐は近い そして分岐に出る
いつものように分岐を右にとりまず大空山を訪ねる 分岐の標高と大空山の標高とは同じ位 4−50m程くだって登り返す 尾根ではカラマツが紅葉していた ここでもツルシキミの赤い実を見つけた 大空山山頂には山頂標識がある 右手下方に電波塔が見える 富栄山の方は見えないが不溜山や扇山方面を一望出来る 景観を一瞥して富栄山へ向かう
尾根分岐に戻り北へ 分岐を直進するようにして進む 富栄山は標高1206mあるので100mほどの登りではあるが緩やかな登り 女性二人組とすれ違い挨拶を交わす 駐車していた車の方だろう 根曲がり竹に囲まれたルートを行く 根曲がり竹は背丈以上あり左右の視界はきかない ルートは山頂に向けて一直線であり ルート前方に山頂を見る事が出来る ベニバナボロギクが花を残していた 随分と強い花だ 山頂展望台が見えてきて山頂に出る
山頂には男性お一人 昼食をとっておられた 挨拶を交わす 登山口の車とバランスが合わない どちらから登られたのですかと伺うと のとろから あれ? さっきの女性はどこからだったのだろう と言うと 登山口には2台駐車していましたよ との事 私の後から登られ 私が大空山に行っている間にこちらに先に到着されたようだ 話をしていると 登山途中蜂に気付きませんでしたか? こちらから降りると渓流があるところの少し先のルート脇に巣があるようです 注意されるといいでしょう と教えて頂く 気温が10℃を切れば蜂の動きが悪くなる事は知っていたがどう注意したらいいだろう ちょっと心配だ
山頂は陽射しはあるものの風は結構冷たく感じる ウインドウブレーカを出して暖をとる 展望台に登り360度の景観を楽しむ 今日は大山は見えない 北に向けて乗幸山への縦走路が見え 東から南に向け不溜山や扇山方面 南には縦走してきた大空山を見る事が出来る
展望台を降り 記念写真を撮り 昼食に 先程の方は食事を終え 冷えるのでお先にと下山された 私も食事を終え 後を追うように下山する
下山は登ってきたルートを戻る 注意を受けた蜂の場所 この辺りかなと思うところでブーンと羽音 これだなと思ったが何もせずに抜けて行く 羽音はすぐ聞こえなくなった 偵察機だったようだ まずは一安心 相変わらず太陽の陽は射し込んでいた 往復とも紅葉を楽しみ下山する
青空の下倉敷を出発する いつものように吉備路を行き県道271を経由して足守の手前で429に合流する 足守 加茂川 旭町と走り 旭町で県道30へ左折 旭川沿いに落合へ向かう 旭川ダムは随分水位を下げていた 落合入口13℃を確認 313に乗り落合市内を抜け久世に 旭川を渡る手前の交差点を右にとり 181を横断するようにして県道65へ進む 米子自動車道の橋脚を見て 余川に沿って川を遡る 道幅が狭い箇所が何か所かあるが無事抜ける 主要道の交差点にはのとろ原キャンプ場の案内がある 案内にしたがって走り のとろ温泉天空の湯の案内を見て右折、急な登りをキャンプ場に向かう キャンプ場を右に見て直進し登山口の駐車場に 駐車場にはすでに1台駐車