駐車位置9:26=9:31登山口−9:46見張所−10:00天神地蔵−10:09三の丸10:16−10:21天神山城跡本丸−10:40天神山10:41=10:43軍用石=10:45三角点=10:52和気美しい森=11:00三角点=11:03天神山−11:17分岐下山口−11:37分岐侍屋敷入口−11:43登山口=11:46駐車位置
今日は佐伯天神山(てんじんやま409m)を訪ねる登山支度をして出発する 左手に見える吉井川の景観は好きだ 道路脇にセンダングサが特徴のある実をつけている 触れると種が付着してしまう 要注意だ 河本のバス停があり そのすぐ近くに神社がある 神社の左脇に登山口がありそこが河本登山口になっている
トイレが新しく出来た事はすでに紹介したが 登山口が随分とすっきりして登山口の案内も見やすい 前回登った2014/2/11はどうだっただろうかと当時の写真を探してみると昔の姿 整備されている事を確認出来た
登山ルートもはっきりわかるよう整備されていた 以前はここでいいだろうと思うような入口だったが、丸太の階段が出来ている 少し登ると以前の雰囲気のルートとなる 登り口は結構斜度があるがそう長くはない 土の落ち着いたルートとなりロープのある場所に出る
岩場になっているがルートをジグザグにとる事でロープを使わず登ってゆける 視界が開け振り返ると吉井川を眼下に見る事が出来る
尾根に沿って登って行く コシダや岩がごろごろしているルート ルート脇にソヨゴの木があるが赤い実は見つからない 今年はソヨゴの実に出会う機会が少ない 武者落とし上の石畳 と書いた標識を見て 更に登ると見張所に出る ここからは吉井川の上流 下流の見通しがきき絶好の見張り場所だ
見張り所から10分程登ったところに天神地蔵がある ネズの実やソヨゴの花芽、コウヤボウキの綿毛などを見つけながら登る 今日は地蔵様のところまで行く ここからも吉井川の上流 下流を見る事が出来る
天神地蔵を後にルートを登って行く 天神山城跡は吉井川に沿って西北から東南に細長く伸びておりその西北端にあたる下の段 そして三の丸に出る 三の丸には休憩所が設置されている ここからも今の季節であれば樹間に吉井川を俯瞰出来る 薄日が射し 暖かくなってきたのでウインドウブレーカを脱ぐ 休んだタイミングに吉井川を背景に記念写真を撮る
三の丸から天神山城跡を経由し太鼓丸に向かう 説明板が随所に見られる 2013/1/29の記録をコピーしておこう
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−ここから−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
下の段 西櫓台を経て 先程見えた東屋のある三の丸に出る 帯曲輪と称されるなだらかな尾根道が続き 鍛冶場 桜の馬場 長屋の段 二の丸 空堀 と続き 本丸に出る 本丸には天神山城跡の標柱と浦上遠江守宗景之城址と記した大きな石碑があるここから太鼓の丸まで700m 飛騨の丸 竪堀 馬屋の段 南櫓台、南の段 南櫓 掘切り 亀の甲 下の石門、上の石門を過ぎて山頂に出る 亀の甲を過ぎた辺りから山蔭の岩に薄っすらと雪が残っていた 山頂には天神山鳥瞰図を示した案内図がある また、北の方角に棚田が見える ここには以前山頂と書いた木片がぶる下がっていたが見つからなかった でも山頂として考えて良いのだろう
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−ここまで−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−と言う事で鳥瞰図の案内図がある場所を山頂として記録している 天神山城跡から案内図のある山頂に出る 途中、コウヤボウキの綿毛が太陽光線に照らされていたのが印象的だった
太鼓丸を右に見てルートを行くと ソヨゴと書いた木に虫こぶのようなものがついている 良く見ると周辺のソヨゴにも見られる 調べるとソヨゴメタマフシと呼ばれソヨゴタマバエの幼虫が入っているとの紹介があった 軍用石を過ぎ 三角点に出る 三角点のある近傍に天神山と書いた木札が木の枝にくくられていた
この近くにネジキの木があった筈と見回したがネジキの実は見つけられなかった 足を伸ばし 和気美しい森を訪ねる トイレのドアが開いていた土日は開けているのかも知れない ビジネスセンターを見て駐車場まで行き戻る ビジネスセンターを撮った写真を見ると蛍光灯が点灯しているのに気付いた 誰かいるようだ
歩いてきたルートを三角点 山頂 城跡本丸と戻り 本丸から天瀬登山口に向けて降りて行く 下山口から樹間に吉井川が見える 結構傾斜のある下り坂 足元を追いながら降りて行く 気になった場所で立ち止まり周辺を探す ヤブツバキやヒサカキの花芽 ネジキの実を見つける 侍屋敷跡には向かわず登山口に下山 片上鉄道跡のサイクリングロードを横断するようにして降りると国道に出る
片上鉄道跡は片鉄ロマン街道としてネットに紹介があった 総延長34kmの自転車道との事 いいものが出来ている
国道を行き車の所へ ネズミモチとサルトリイバラの実を見つける
太陽の陽を受けながら2号線を岡山に向かう 車載温度計は4℃ 休日でもあり車の流れは順調 渋滞もなく岡山バイパスを抜ける 前方に熊山が見えてきて吉井川にかかる備前大橋を抜け、熊山を左に見て走る JR伊部駅を右に見て、次の伊部東の交差点を左折して374に入る 和気インターチェンジを過ぎると和気の市街地に 金剛川を渡ると左手に吉井川が見えてくる 和気橋の三叉路を直進し吉井川に沿って走る 新田原井堰付近は今日も工事が行われている タイミング良く片側交互通行を抜ける 右手に天神山登山口と書いた大きな標識が見える 天瀬登山口だ 登山口の近くの道路脇の空地に駐車させて頂く 何時の間にか太陽の陽射しは翳り 車載温度計は3℃に下がっていた