駐車位置10:14−10:17管理棟10:19−10:22マユミ園地10:27−10:45かえで園地−10:50おたからこう湿原10:53−11:03もみじ滝_1200m−11:20分岐_700m−11:24分岐_480m−11:39千軒平11:49−12:08もみじ平−12:21県境分岐_480m−12:33園地−13:03管理棟13:09−13:12駐車位置
今日は森林公園を訪ねる いつものように千軒平(せんげんだいら1090m)を訪ねる登山支度をしながら周辺を見回す いろいろ見つけられるかと思ったがコマユミだけだった 紅葉しているものもあった ナナカマドは葉は残っていたが実は見つからなかった 自動車道を園地へ向かう アキノキリンソウとリンドウが迎えてくれた コバギボウシは実をつけていた
園地に入る すぐ、右手にアケボノソウを見つける 沢山花をつけているがほとんど閉じており 開いているのは2輪だけだが、開いているのがあって何より 管理棟の右手にはカマツカが沢山実をつけ 太陽の陽射しを受けていた
いつものように管理棟に入り 今咲いている花や実の写真と名前を確認する 下記が掲載されていた
アケボノソウ ツチアケビ* キクバヤマボクチ キッコウハグマ* コマユミ ツルシキミ ヒメモチ ミヤマガマズミ* センブリ* ウメバチソウ オタカラコウ ツルアリドウシ マツムシソウ サンカクヅル ハイイヌガヤ* ヤマボウシ* ヨシノアザミ ナナカマド キバナアキギリ ユキザサ* ツルリンドウ ワレモコウ* ウバユリ アキノキリンソウ リンドウ ツリバナ カマツカ サワフタギ(*をつけたものには出会えなかった)
管理棟を出て 早速ツリバナを見に森の家に向かうルートへ進む 入ってすぐに数本ツリバナの木があり 特徴のある実をいくつも付けていた カメラに収めまゆみ園地へ向かう
例年、マユミが見ごろになるとNHKが森林公園を紹介している 大体10月の20日頃かと思う ところが 今年は10月の初め頃にマユミが今年は良いという紹介があった マユミは年によっては実が落ちてしまったり 実がつかなかったりと変化がある 今年は他の山でも 随分実がついていると感じていたので 特別に紹介があったものだろう 期待して訪ねた
美しく色づいた実を期待していたので ちょっと見には鮮やかさが感じられず あれ? と思った マユミはどの木も沢山の実を稔らせていた だが、時期的に少し早いのか 薄いピンク色の外皮が割れているのが少なかった 近づいて見ると、割れ目からは赤い実を覗かせていた その部分をマクロで撮ると艶やかな写真を撮る事が出来た この外皮が割れるとぐっと艶やかになるだろう(24日にNHKでマユミ園地の紹介があった由)
まゆみ園地にはマユミ以外に ムラサキシキブ マムシグサ ケヤマウコギ コマユミなどの実 ヨシノアザミ アキノキリンソウ ミゾソバ オタカラコウ アジサイなどの花を見つける事が出来た
渓流を渡ったりしながら園地の遊歩道を歩く カマツカ ウバユリ ヤマウルシ ウツギ キカラスウリ オオナルコユリ ヒメモチなどの実を見つける 何回も訪ねていると その場所に近づくと この辺りでキカラスウリを見つけた事を思い出し 葉の裏を覗き込んだりして探す キカラスウリはまだ色づいていなかった そしていぼた園地に出る
いぼた園地は湿原になっており 湿原の淵に花や実を見つけることが出来る また、遊歩道の反対側は灌木でいろいろと実をつけている 右に行ったり左に行ったりして花や実を楽しみながら歩いてゆく タニウツギ リンドウ コマユミ カマツカ ノイバラ キセルアザミなどだ カマツカが多い 赤い実を幾つもつけていた 葉はまだ青々としていた
いぼた園地とかえで園地との境のところにヤマボウシの木がある 管理棟で紹介されていたので見つけられるかと実を探したが見つけられなかった
かえで園地を右に見て、分岐をもみじ滝の方へ直進する 落葉樹林帯の中のルートで紅葉のシーズンや新緑のシーズンはきれいだ 紅葉にはまだ早いものの太陽の光を受け 木々の葉が美しい 花や実は見られないので足を伸ばし ぐいぐいとウオーキングを楽しむ
左手におたからこう湿原が見えてくる 湿原のオタカラコウの花はほとんどが終わっていた 中には花を残しているものも見られた ズームで撮る だが、湿原にかかる橋を行くと橋の近くに咲いている花があった 湿原にはミゾソバが花をつけていた
おたからこう湿原を後に もみじ滝へ向かう 樹林の中のルートであり 先ほどと同様ウオーキングを楽しむ 日陰に良く見つけるキバナアキギリが何故か太陽光線を受けて花を咲かせているのを見つける その先にもキバナアキギリは幾つか花を咲かせていた もみじ滝が近づくと遊歩道に傾斜がついてくる 左に渓流を見ながら進む テンニンソウが固まって顔を見せる 花は終わっている
分岐を左に行くともみじ滝が見える 一瞥し分岐に戻り 千軒平への登山道を登って行く 落葉樹林帯の中のルート ブナが多い 階段状にルートが整備されている 薄っすらと汗をかきながら登って行く ツルアリドウシが赤い実をつけていた 可愛らしい ホツツジも実をつけていた そして尾根に出る
尾根はきたけ峰から千軒平 もみじ平 県境三叉路 すずのこ平と縦走出来る 途中で降りる事も出来る 今回も千軒平からもみじ平を経由して 県境三叉路で園地に降りるコースをとる
尾根分岐から千軒平まで主としてブナ樹林帯のルート 見事なブナの樹がいくつもあり楽しませてくれる アップダウンを楽しみながら登って行く おたからこう湿原のところからの登山道と合流して千軒平を目指す ツルアリドウシの実を見つけただけで花や実は少ない 途中2組3名の方とすれ違い挨拶を交わす
千軒平が近づくと樹林から抜け 花や実が顔を見せる ツルリンドウ キクバヤマボクチの花やウリハダカエデ チゴユリが実をつけていた 灌木は色づき初め、太陽光線を受け 輝いていた 千軒平の山頂標識が見えてくる 左手にススキ 足元にはマツムシソウが花を咲かせていた マツムシソウをカメラに収め山頂に出る
北西の方向に蒜山三座と大山を見る事が出来る 大山はガスが出ていて山容を見る事は出来なかった 南東の方角には泉山の山頂が見える 泉山 千軒平 蒜山 大山は丁度直線状に並んでいる 大山から左周りに泉山の少し先まで270度ほどの展望を得る事が出来る
リュックをおろし 昼食をとりながら山頂周辺の花を探す マツムシソウが散見された 大山の方角の足もと斜面に赤い実をつけた フウリンウメモドキだろうか? 柄の先に赤い丸い実をつけていた
記念写真を撮り 尾根ルートの縦走を楽しむ ブナ樹林や根曲がり竹を切り開いたルート もみじ平の落葉樹林帯等いろいろと変化がある ヒメモチ ツルアリドウシ アキノキリンソウ サンインヒキオコシ サワフタギ ナナカマドなどを見つけながら県境分岐まで縦走する サワフタギが多く エメラルドブルーの実をあちらこちらで見つける事が出来る 実の付き方は木によって差があり ぽつぽつとつけているものから びっしりとつけているものまで種々であった
県境分岐からは下りである ツルアリドウシを見つけた程度で とんとんとテンポ良く降り 園地に出る
かえで園地に向かう途中で ヒカゲミツバ キバナアキギリ ヨシノアザミが顔を見せた かえで園地からはいぼた園地 からまつ園地と行く イヌツゲ ミヤマイボタ アキノキリンソウ リンドウ イヌトウバナ シシウド コマユミ キセルアザミ サンカクヅル マルバノキ ウメバチソウなどを楽しむ マルバノキは管理センターで尋ね教えて頂いた 花と実と紅葉を一度に楽しめるとの事 葉は色づき 花と実をつけていた
最初から最後まで 太陽光線に恵まれ 多くの花と実を楽しむ事が出来た
真っ青な青空の下 倉敷を出発する 吉備路429を行く 鬼城山がくっきりと見える 県道271を経由して足守の手前で再度429に乗る 足守 加茂川 旭町と抜けて行く 沿道の稲田は黄色く色づいている 彼岸花のシーズンは終わり 赤いベルトは伺えない 旭川ダムの水面は青空を映し美しい 水位も定常状態だ 旭町から休み乢トンネルを抜ける 正面に泉山を確認出来る 最初の信号を左折し、県道159を走り久米に、久米で181へ右折し院庄へ 院庄で左折し179へ進み 179を北上する 泉山がぐんと近づく 雲井山トンネル出口17℃ 奥津役場前18℃を確認 甘木トンネルを出てすぐに森林公園の案内標識に従って左折する あとは標識に従い駐車場に 車は少なく入り口に近い駐車場に置けた 車を出るとひんやりする、車載温度で調べると14℃だった