佐伯天神山



標高 409m    難易度 ☆    登り68分 下り41分 その他17分  岡山県
倉敷からの距離   61Km        登頂日 2016/03/05   ガイドブック  F写真 動画

駐車位置10:31=10:39登山口−10:55見張所11:02−11:15天神地蔵−11:25三の丸−11:32天神山城跡本丸−11:54天神山=軍用石=11:58三角点12:06=12:09天神山−12:25分岐下山口−12:44分岐侍屋敷入口−12:50登山口=12:52駐車位置

登山
 今日は佐伯天神山(てんじんやま409m)を訪ねる

 登山支度をして出発する ウグイスの鳴き声が聞こえてきた 左手に見える吉井川の景観は好きだ 道路脇にセンダングサが特徴のある実をつけている 河本のバス停があり そのすぐ近くに神社がある 神社の左脇に登山口がありそこが河本登山口になっている スモモが花を咲かせ オオイヌノフグリ ホトケノザが顔を見せる 黄色いきれいな花が咲いていた 調べてみるとヒメキンセンカのようだ

 トイレの後の斜面を登って行く 斜面に割れた標識がある 何かとみると お願い 天神山登山に車でお越しの方は、五十メートル西にコミュニティ広場がありますので そちらに駐車してください 河本地区長 という内容だった 標識を見て少し行くと 天神山城址登山口と書いた大きな標識があり そこから登山道に入る

 いきなりの急登である ジグザグにルートを登って行く 段差があるところは枝を掴んだり 岩に手をついたりして登る 今までこんなにして登ったのだろうか? 年齢と共に身体の弾力性が減っているような感じがしないでも無い そんな事を考えながら登って行く

 すぐにロープが設置してある岩のところに出る 岩と言ってもジグザグにルートがあってロープを使わなくても登って行ける 振り返ると岩の先に吉井川を眼下に見る事ができる 

 尾根に沿って登って行く 振り返って吉井川を見る事が出来る場所が幾つもあり 高度を稼いでいる事がわかる ヤブツバキやミツバツツジが花を咲かせている ミツバツツジはまだ早いのか2輪だけだった そして見張り所と書いた標識のところに出る

 今日はここで記念写真を撮る 見張り所の標識が地面に置いてあったので、それを脇に置いて撮る 背景に吉井川が写っている

 標識を元の場所に戻し ルートを行く まだ登りが続く 登山ルートにソヨゴの木が多く 落果したものも見られるのだが、なかなか木についている実を見つけられない やっと実を見つける、もう勢いは無い このシーズンは花や実が少なく、寂しい こうしたものでも見つけられると嬉しい

 天神地蔵の標識を登って行くと下の段 そして三の丸に出る  三の丸には休憩所が設置されており樹間に吉井川を俯瞰出来る 三の丸から天神山城跡を経由し太鼓丸に向かう 説明板が随所に見られる 2013/1/29の記録をコピーしておこう

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 下の段 西櫓台を経て 先程見えた東屋のある三の丸に出る 帯曲輪と称されるなだらかな尾根道が続き 鍛冶場 桜の馬場 長屋の段 二の丸 空堀 と続き 本丸に出る 本丸には天神山城跡の標柱と浦上遠江守宗景之城址と記した大きな石碑がある

 ここから太鼓の丸まで700m 飛騨の丸 竪堀 馬屋の段 南櫓台、南の段 南櫓 掘切り 亀の甲 下の石門、上の石門を過ぎて山頂に出る 山頂には天神山鳥瞰図を示した案内図がある また、北の方角に棚田が見える ここには以前山頂と書いた木片がぶる下がっていたが見つからなかった でも山頂として考えて良いのだろう
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と言う事で鳥瞰図の案内図がある太鼓丸を山頂として記録してきている 今回もそれにならう 太鼓丸から更にルートを行くと軍用石を過ぎ 三角点に出る 三角点のある近傍に天神山と書いた木札が木の枝にくくられていた 山頂は樹木に囲まれ眺望は得られない ルートではヤブツバキ コウヤボウキの綿毛 ソヨゴの虫えい(こぶ)を見つける

 歩いてきたルートを三角点 山頂 城跡本丸と戻り 本丸から天瀬登山口に向けて降りて行く 下山口から樹間に吉井川が見える 結構傾斜のある下り坂 ルートは枯葉で埋もれている 足元に注意しながら降りて行く 途中ルートが判別しにくい所があったが深追いせずに探し、ルートを見つけ降りて行く ヤブツバキ ヒサカキを見つける 侍屋敷跡には向かわず登山口に下山 片上鉄道跡のサイクリングロードを横断するようにして降りると国道に出る

 国道を行き車の所へ



アプローチ
 早くも3月に突入 演奏会があったり、新年度の準備等なんとなく気忙しい 山登りのひとときを大切にしたい 倉敷を出発する 太陽の陽射しはあるものの青空は見えない 靄がかかっているのだろうか 車載温度は11℃を示している 2号線を岡山へ向かう 土曜日であるのに結構車が多く 何回か信号待ちをしてやっと岡山市街地のバイパスに乗る バイパスに乗ったあとは順調に走る バイパスを抜け国道2号線をそのまま走る 吉井川を渡ると吉井川にかかる新幹線の架橋が見える カメラを構えた人が何人も新幹線の架橋を狙っている ネットで吉井川 新幹線と検索すると 多くの画像があり、この場所は、初心者にもやさしい新幹線撮影場所という記事が見られた 今まで、これほどの人が集まっている事は無かったので、特別の企画があったのかもしれない 帰路はどなたも見られなかった

 熊山を左に見て車を走らせ JR伊部駅を過ぎ伊部東の交差点を左折して374に入る 和気インターチェンジを過ぎると和気の市街地に 金剛川を渡ると左手に吉井川が見えてくる 吉井川に沿って走る 新田原井堰付近の工事は終わっており、順調に抜ける 右手に天神山登山口と書いた大きな標識が見える 天瀬登山口だ 登山口の近くの道路脇の空地に駐車させて頂く 車載温度計は16℃まで上昇