駐駐車場9:28−9:31登山口9:32−9:52標識_1200m−10:12ニコニコ岩10:23−10:33パークセンター展望台10:37−10:39山頂=パークセンター10:46−10:51写真10:52−11:04倉敷保養センターせとうち=11:30駐車場
今日は王子ヶ岳(おうじがたけ234m)を訪ねる登山支度をする 風も無く陽射しが心地よい ウインドウブレーカはリュックに入れ出発する 空は青く 海も青い 渋川港には釣り船だろうか何艘も係留している 小豆島や四国が良く見える 三角おにぎりの形をした大槌島はなかなかいい どこから撮っても絵になる
瀬戸内海を見ながら国道を少し戻る 三叉路の角が王子ヶ岳登山口になっている 案内図を見て登山口に入ろうとしたらフェンスが設置されている これまでは無かったのにと見ると イノシシ対策のフェンス 帰る時には閉めてください とある ピストンするわけでは無いので開け閉めする イノシシ対策のフェンスは他でも見るが これまで見たものは観音開きになっている ここのフェンスは違う パイプに沿って持ち上げてルートを確保し 通り抜けてから戻す方法 結構苦労した
丸太の階段を登って行く コマツナギがいつもの場所に実をつけていた 写真の背景に大槌島が写るのも嬉しい 丸太の階段を登って行く 振り返ると瀬戸内海を見渡す事が出来る 高度を稼いでくると渋川海水浴場が見えてくる トベラやシャシャンボが植えられているが実は見つからない ミツバツツジが幾つか咲いていた ヒサカキも花を咲かせていた
丸太の階段の登りが終わると傾斜がゆるくなり ぐっと歩きやすくなる 瀬戸内海のおいたち1と書いた案内板と休憩舎1200m 渋川海岸700mの標識がある 休憩舎のすぐ先に山頂があるので全工程約2Kmとなる
案内板の説明文は以前にも書いたが 今回もコピペしておこう
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王子が岳からは、おむすび形をした美しい大槌島を中心に、その奥に四国本土の五色台やお皿を伏せた形をした屋島、さらに西の方には瀬戸大橋がかかる塩飽諸島の島々が見えます。 では、現在のような瀬戸内海の美しい風景は、いったいどのようにしてできたのでしょうか。
説明板から6分ほど歩いたところにそのつづきがある
今から数万年前の氷河期のころは、海面が現在より100m以上もひくかったため森林におおわれた湖の点在する陸地でした。 また、そのころの日本列島は大陸と陸続きであったため、大陸からの大形の動物が瀬戸内海一帯の原野にも生息していたといわれています。ナウマンゾウなどの化石が漁師の網にかかり、海底から引きあげられることがあります。
今度は王子が岳の岩石の説明がニコニコ岩の手前にある
この地域の岩石は花崗岩といい、瀬戸内海地方の代表的岩石です。この花崗岩が長い年月の間に、風や雨などの作用により風化されこのような大小の岩が重なりあった姿になりました。 また、花崗岩には、長石、石英という白い母岩が多く含まれているので、風化し、海に堆積すると、渋川海岸のような白く美しい砂浜となるのです。
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潅木に囲まれたルート 3,4回アップダウンを繰り返す 前方に注意しているとニコニコ岩がちらっと見える 肉眼では確認出来ないが、ズームで撮った写真を見るとはっきりわかる 但しこちらの方向からでは ニコニコ顔は見えず 後頭部に相当する部分だ 近づくにつれ肉眼でも判別出来るようになる
この山は蕨が沢山採れるようだがまだ時期は早かったようだ メラノキシロンアカシアが花芽をつけフサアカシアが黄色い花を咲かせていた フサアカシアの黄色は結構目立つ 固まって咲いているところもある 前に記載した王子が岳の岩石の説明板を過ぎルートを登って行くと 1分もかからずにニコニコ岩のところに出る
岩の裏手を周ると、岩の上に出る そこから瀬戸内海の景観を楽しめる なかなかの景観である 今日は空気も澄んでおり四国や瀬戸大橋などを見渡す事が出来る 大槌島をはじめ瀬戸内海に浮かぶ島々 穏やかな海面 青空を映し美しい 岩の上に立ち記念写真を撮る
景観を楽しみ ニコニコ岩の正面から特徴のある岩を見て 岩を後にする 4,5分で展望台に出る ここも景観を楽しめるスポット ニコニコ岩を見下ろす事が出来る 下山時に今立っている岩峰を見上げる形になるのだが 立っているところからはそのような岩の上にいるとはとても思えない
展望台での景観を見てパークセンターへ向かう センターの屋上からも展望が得られる パークセンターはシーズンで無い為か営業されていなかった パークセンターのすぐ脇はパラグライダーの練習場になっており 注意事項などが記載されていた 土曜日であったがどなたも練習している方はおられなかった 練習場に立って 飛び立つ位置からの景観を見るのも面白い フライト場の先に海が広がって見える
練習場を後に山頂へ向かう 芝生の斜面を登って行く 右手にヤブツバキの木が何本もあり沢山の花を咲かせていた 地面にも落花が多く見られた 空にはトンビが何羽も飛翔していた
山頂には休憩小屋がありその左手に三角点がある また 海の方を見ると児島の海岸線と瀬戸大橋を見る事が出来る ここからの景観も良い
山頂から野外広場に向かう 野外広場に向かうルートに沿ってサザンカが植えられている 花は終わったようだ 探して一輪見つけた 花が咲いていた様子を思い浮かべながら 下山する
下山ルートはパークセンターから展望所に向かうルート脇にブリキ缶の灰皿があり 近くにテープナビがある 幅は狭いがしっかりしたルートがついている 降りて行く途中にもテープナビがあった 王子ヶ岳の岩峰の裏側を降りるルートである 振り返ると岩峰を見上げる事が出来る
ルートに大きな岩が現れる ここから振り返った景観はなかなかなもの 今日も写真を何枚かとりパノラマ合成する パノラマ合成では重なりを意識して撮らないと空の部分や画面の一部が欠けてしまう事がある 水平にカメラを移動し撮影場所が漏れないよう 水平方向に4枚 垂直方向に3段 合計12枚の写真を撮りパノラマ編集する Windows提供のPhotoGalleryを使って編集しているのだが ファイルを纏めて選択し 作成−パノラマ編集 で編集してくれるので便利だ
ルートを降りる 少し行くと壁画のある岩や修験場がある これらを見て降りてゆく 御嶽山行者窟と書いた石柱の所を抜け 倉敷保養センターホールサムインせとうちの脇へ降りて行く 途中ツルニチニチソウが咲いていた 降りた所で男性グループと挨拶を交わす これから登るとの事 渋川港の駐車場は一杯だったと話しておられた
国道430に沿って海岸沿いの景観を楽しみながら駐車場まで戻る ハマダイコンが花を咲かせていた きれいな花だ オニノゲシ メラノキシロアカシヤの花芽 オオバヤシャブシなどを見つける
真っ青な空 降水確率0%快晴である 車載温度6℃を確認し倉敷川沿い県道22を走る 河津桜が咲き春の装い 河津桜が咲きだしてから毎朝のジョギングコースを変更し倉敷川沿いを楽しんでいる 国道2号と立体交差し、次の三叉路を県道21へ向かう 粒江トンネルを潜り水島インター西に出る そこから2車線の道路を走り 稗田(ひえだ)の交差点を左折し県道276を行き、国道430に出る 国道を左折し渋川方面に向かう 国民宿舎王子ヶ岳を過ぎ 渋川港駐車場に駐車させて戴く 何故か駐車場は混んでおり 2台のスペースしかなかった 車載温度計は8℃