神ノ上山から竜王山周遊コース



神ノ上山 標高 370m   竜王山 標高 223m
難易度 ☆☆     登り75分 縦走34分(涸沢峰) 下り34分(涸沢峰から) その他6分  岡山県
倉敷からの距離   57Km        登頂日 2016/03/21   ガイドブック   F  写真 山の音 動画

由加神社9:49−10:02和気中学−10:06柵−10:08柵−10:16広場−10:45鷲の巣岩分岐−10:51分岐A−10:57分岐B−11:00分岐C−11:04神ノ上山山頂11:05−11:07分岐C−11:09分岐B−11:22奥の峰−11:27ジャンダルム−11:39涸沢峰=11:42穂高山11:58−12:01涸沢峰−12:13竜王山−12:29柵−12:35由加神社

登山
 今日は神ノ上山(こうのうえやま370m)から竜王山(りゅうおうやま223m)を周遊するコースを訪ねる

 ウインドウブレーカはリュックに入れ出発する ウグイスの鳴き声が聞こえてくるのは嬉しい 県道96に出 堰堤を金剛川沿いに上流へ向かう 青空を映し川面が美しい  ヤマハゼが実をまだ残していた タネツケバナが顔を見せる 左手に安養寺が見えてくる 境内を行く お寺の背景に和気アルプスの山並みを伺う事が出来る

 境内を右に出て小径を行く ホトケノザ ツルニチニチソウ スズナ オオイヌノフグリ セイヨウタンポポ ムラサキサギゴケと野辺の花が顔を見せてくれる ルートは左手の方向 山を目指す 和気中学校が見えてきて その裏手から登山道に入って行く

 登山道入り口にフェンス(猪・鹿防御用)が2ヶ所設置されており 開閉して抜けて行く 操作し易いよう設置されているので王子ヶ岳のような手間はかからなかった 幅広のルートを行く 虫にやられた倒木が目立ち荒れた感じ そうした中でヤブツバキ ヒサカキが花を咲かせている 小鳥の鳴き声が賑やかだ

 分岐に出る 直進すると鷲ノ巣岩と呼ばれるロッククライミングが出来る場所に出られるようだが左に折れ 山の学校の方向へ進む 学校の門柱の跡を抜け広場に出る 広場から鷲ノ巣岩を見る事が出来る すぐに案内板がある 一瞥して登山道へ向かう 大きなヤブツバキの木に沢山花を咲かせていた 足元に落花が沢山見られた

 道幅が狭くなる ヒサカキ ミツバツツジが花を咲かせているのを見ながらルートを行く 七曲と書いた札があり、その辺りから勾配がきつくなる コシダ自生群落地と書いた札もありコシダが顔を見せる ジグザグにルートを登って行くと花崗岩の岩肌の尾根道になる

 左手にはこれから縦走する山並みや下山ルートとして計画している竜王山が見える 右手には鷲ノ巣岩が見えてくる 岩を良く見ると登られている人がいる ズームで撮る 鷲ノ巣岩を右手に見ながら尾根を登って行く 登るにつれ高度を稼いでいる事がわかる

 ふたたび、コシダの中のルートとなり少し登ると分岐がある 鷲ノ巣クライミング場白岩様と書いた標識がある 標識に従って右に向かえば岩場に出る 私は岩場に寄らず山頂を目指す すぐに樹林帯の中のルートとなり傾斜が緩くなる 分岐が幾つかありルート表示板がある 神ノ上山を目指す 椿谷と書いた標識がありヤブツバキが群生し花を咲かせている この山はヤブツバキが多い

 分岐を神ノ上山にとり緩やかな登りを行くと山頂に出る 山頂には7名の方がおられ昼食休憩をとられている方もおられた 県北の山が見える 大山を探したがわからなかった 山頂を後に縦走路へ向かう

 分岐を戻り 縦走路の案内に従いルートを行く 緩やかな下り 木漏れ日の中、リズム良く降りて行く 所々にミツバツツジが顔を見せ 楽しませてくれる 和気アルプス 奥の峰とか 和気アルプス ジャンダルムと表示を見つけながらルートを行く ジャンダルムから涸沢峰の間は特に景観が良い オブジェ風な白骨樹が趣を加えてくれる 涸沢峰への登りがこのルートで一番勾配がきついところ 足場を確保し踏ん張りながら登る 後を振り返ると降りてきたルートが谷に向かっている様子を伺う事が出来る

 涸沢峰に出る 女性の方お二人が昼食休憩をされていた 挨拶をしてもう少し先の穂高山へ向かう 左手に竜王山 小竜王山を見ながら 緩やかに下り 緩やかに登る 涸沢峰同様景観を楽しめる リュックを降ろし 記念写真を撮ったり 昼食をとる すぐに3名の男性グループが来られ挨拶を交わす 鷲ノ巣岩を登られたと伺った

 食事を終え下山する 涸沢峰に戻り 竜王山を目指す 結構急な下り 足を滑らさないよう留意しながら降りる すぐに緩やかになるが緊張する 尾根ではミツバツツジが迎えてくれた 尾根を登り返す 登り返したところから振り返ると和気アルプス縦走路を一望出来る

 ルートを行くと小竜王山の分岐があるがそちらには行かず 竜王山へ 竜王山には三角点と祠がある

 竜王山からそのまま下山する 花崗岩の山肌の尾根を降りて行く 左手には登ってきたルートや鷲ノ巣岩を伺う事が出来る 花崗岩のルートからコシダのルートとなりフェンスに出る フェンスを開閉して出ると舗装道路となっており案内標識に従い由加神社に向かう ヒメウズ ウシハコベ ヒメオドリコソウを見つける


アプローチ
降水確率0%で晴れの予報 青空の下2号線を岡山へ 3連休なのか結構車は多く、岡山バイパスに入るまでに時間がとられる その後は流れは順調 吉井川を渡り、熊山を左手に見ながら国道を行く 先日見られた吉井川堰堤のカメラマンは見られない JR伊部駅を右に見て、次の伊部東の交差点を左折して374に入る 和気インターチェンジを過ぎると和気の市街地に 金剛川を渡りすぐに左折して県道96へ進む 374の下を潜って金剛川沿いに走る 左手に由加神社が見えてくる 神社境内に駐車させて戴く 車載温度計でここも11℃