朝鍋鷲ヶ山登山口7:45−8:29尾根分岐−8:38朝鍋鷲ヶ山山頂8:44−8:49分岐−9:37穴が乢−10:32三平山山頂10:44−10:58土塁−11:18登山口−11:46穴が乢登山口−12:16登山口駐車場所
今日は朝鍋鷲ヶ山(あさなべわしがせん1078m)から三平山(みひらやま1010m)へ縦走する登山支度をして出発する 気温10℃であるがリュックを背負うと結構温かい 駐車場の脇にヌルデが実をつけ ベニバナボロギクが花を咲かせているのを見て 登山道に入る 登山道はいきなり丸太の階段 すぐに息があがる 傾斜が緩くなったり、また急になったりと繰り返す 緩くなったところで一息入れる事が出来る 花は少なく 時々アキノキリンソウが顔を見せる ツルアリドウシが赤い実をつけていた
ルートは少し下って 登り返すところがある ここに来るともう一息という記憶がある また この辺りから花や実を見つけた記憶があるので留意しながら登って行く モミジハグマ ユキザサ オオナルコユリの実を見つける ユキザサはこの辺りで沢山出会った記憶があるが 少なかった そして縦走路の分岐に出る
分岐には標識があり朝鍋鷲ヶ山登山口の案内がある 標識を左に折れ朝鍋鷲ヶ山山頂へ向かう(右は三平山方面) ここからのルートは緩やかな登り ルート脇に花や実を楽しめるので、右や左を見ながらルートを行く 早速サワフタギがエメラルドブルーの実を見せてくれる 実には露が残っておりしっとりとした感触 太陽も顔を見せ彩を鮮やかにしてくれる サワフタギの木は多く あちらでも こちらでもと楽しませてくれる 赤いガマズミやコマユミの実 黒っぽいオオナルコユリの実 ツルニンジン サラシナショウマ リョウブの実と実が多い 花は少なくサンインヒキオコシとミゾソバをそれぞれ一草見つけた 5分程で歩けるルートを9分要し 山頂広場に出る
まず、山頂広場に花が咲いていないかぐるっと回る リンドウが幾つか顔を見せる シュロソウ オオバギボウシは実をつけている そして展望台に登る 展望台は10m程度の高さがあり 周辺の樹木より頭を出すので360度の景観を楽しむ事が出来る 大山はガスがかかり裾野しか伺えない 大山の手前にこれから縦走する三平山が見える 今日もズームで山頂の様子をカメラに収める 撮った写真を自宅で拡大してみると山頂標識を確認出来たが登山者は伺えなかった 大山から右方向に眼を転じると烏ヶ山や蒜山三座が見え 反対側には金ヶ谷山や毛無山に繋がる尾根が見え 弓ヶ浜そして大山と一巡する 風がありじっとしていると寒い 景観を一覧して展望台を降り 三平山へ向かう
登ってきたルートを戻り 標識のところをそのまま直進する 樹林帯の中のルート しばらく緩やかな下り 足場の緩いところがあり滑りやすい ルートを避け笹の中のブッシュに入ったりして、足を滑らさないよう注意しながら降りて行く ブナの樹林もあり、景観を楽しむ事が出来る オオカニコウモリ ツルシキミ ユキザサ ヤマアジサイ モミジハグマ ナナカマド コアジサイなどを見つけるものの 樹林の中のルートで少ない そして穴ヶ乢に出る
穴ヶ乢から川上林道に降りる事が出来るが直進し三平山に向う 石の地蔵があるのを左に見てルートを行く すぐそばにキクバヤマボクチが咲いていた 樹林の中のルート 朝鍋鷲ヶ山のルート状態から足場が大丈夫か気になる 次第に傾斜がきつくなり 下手をするとズズズズと滑ってしまう 草や木の枝を掴みなんとか耐える 場所によっては敢えてブッシュに入りルートを登る この様子では帰路ここを下るのはアイゼンでも履かないと難しそうだ いっそ避けて 土塁方面に降りよう と考えながら登る
やっと急な登りを終える 振り返ると谷に落ち込むルートとその先に繋がる朝鍋鷲ヶ山へのルートを伺う事が出来る なかなかの景観だ おや? 下山されて来られる人がいる 女性の方だ 私が登りなのでルートを開けて待っておられる 朝鍋からですかと問われ挨拶を交わす この先は滑りやすいですよとお話する すれ違ったあと すいすいと軽やかに降りて行かれた
草原のルートとなりノダケ アキノキリンソウと花が顔を出す カシワの樹林がありそこを登って行くと前方に三平山が見えてくる カシワの木が沢山あるが殆どは実が無い やっと実が残っているものを見つけカメラに撮る この辺りは花が楽しみな場所 ホツツジ オケラ リュウノウギク オミナエシ マツムシソウに出会う この辺りでアラゲナツハゼに出会った記憶があり 何か実のようなものを見つけられないかと探したが見つけられなかった
ルートは少し下って三平山に続く草原のルートに出る タニウツギの実が開いているのを見た このようにして開くのかと新たな発見 草原のルートでは花が顔を見せる ツリガネニンジン ノダケ リンドウ ウツボグサ アキノキリンソウ シラヤマギク ワレモコウに出会う リンドウ アキノキリンソウが多かった ルートは右に曲がるところがありそこにアキグミの木があった筈と探すが見つからなかった ルートが変わったのだろうか?と不思議に思う 笹原を少し入ったところにそれらしい木があったが、笹原に踏み込んで確認するまでもないとルートをそのまま行く
すぐに山頂に出る 山頂には家族連れや犬と一緒に登って来られた方など10名近くおられた 軽く挨拶を交わし 少し離れた場所へ移動し周辺の景観を楽しむ 三平山からも360度のパノラマを楽しむ事が出来る 朝鍋鷲ヶ山や金ヶ谷山を見て 朝鍋鷲毛山の山頂と思われる場所をズームで撮り帰宅して見たら 山頂展望台を判別する事が出来た 肉眼では全く見えないがこうして確認出来るとは面白い
大山は相変わらずガス ガスに覆われた大山を背に記念写真を撮り下山する 下山は登ってきたルートを戻るのは見合わせて土塁経由で公園に降りるルートとした 林道を歩く時間が長くなるが安全をとろう
正面に大山から蒜山に繋がる山並みが展開する この景観を見ながら降りて行くのは久しぶりだ ゆるやかな下りなのでとんとんとテンポ良く下山できるかなと思っていたが 足元が緩くリズム良く降りる訳には行かなかった 加えるに登山者が多い 一本道で道幅が狭い 登り優先で対応が必要 子ども連れで登られている方もおられ微笑ましい リンドウ アキノキリンソウ リュウノウギク ガマズミなどに出会い 土塁に出る
土塁で記憶にあるのは真っ白な雪面に飛び出ている土塁の標識 今は周辺の草が茂っている こんなにも違うのかと感心する ここからはルート幅は広くなり足元もしっかりしている 花が顔を見せるが、すでに撮ったものは見送り、撮っていなかったものをカメラに収めながら降りて行く ススキ マムシグサ アキノノゲシ ヒカゲミツバ ヨシノアザミ ヘクソカズラ コウヤボウキなどを撮る そうして公園登山口に出る
林道には駐車場に駐車出来ない車が道路脇に停めている 沢山の方が来られている様子を伺える 公園から山頂往復であれば難しいルートもなく かつ 素晴らしい景観を楽しみながら登り降り出来る 絶好の登山ルートだと思う
私はそこから朝鍋鷲ヶ山登山口まで林道を歩く 夏の陽射しの下ではアスファルトを歩くのはきついが 気候も良く 花を楽しみながら歩く 出会った花や実は ゲンノショウコ アキノノゲシ イヌタデ アメリカセンダングサ ノブドウ ウド シロヨメナ ベニバナボロギク オトコエシ メマツヨイグサ キバナアキギリ イタドリ キクバヤマボクチ アケボノソウ アキノキリンソウ オニタビラコ マムシグサ ツリフネソウ コナスビを見て 穴ヶ乢登山口に そして ナナカマド ブタナ ハナイバナ ヤクシソウ フトボナギナタコウジュ キブシ クマシデ セイヨウタンポポ イタヤカエデ オオイヌタデ ウリハダカエデ ウツギを見て登山口に
林道は約1時間要したが 沢山の花や実に出会え大満足 アケボノソウに出会えるとは思っていなかったし ハナイバナ フトボナギナタコウジュは初めて出会った(今まで気づかなかった可能性高い)
今日も暗いうちに倉敷を出発 このところ気温が下がり 倉敷の気温は16℃(車載温度計) いつものように429吉備路を行く 鬼城山はまだ暗く色が無い 走っているうちに次第に色が見えてくる 県道271を経由して足守の手前で再度429に合流する この時間帯は信号は夜間モードと言うのか主要道路優先で走れるように設定されており 429に合流する信号も点滅状態 429を北上する 県道を横断して吉備中央町に入るとガスが現れる この付近でガスにあう事が多い 加茂川の市街地を抜け道の駅円成かもがわへ 道の駅の温度は11℃ 結構ひんやりする 小休憩し429を行く 旭川ダムの水位は定常状態 ガスなの為かどんよりとした川面 旭町で県道30へ左折 旭川に沿って走り落合へ 落合入口14℃ 落合で313に乗り 久世 勝山と走る 久世を過ぎた辺りで青空が覗き 旭川の川面が映える 勝山で313と別れ181へ直進し 今度は新庄川に沿って美甘 新庄と走る 勝山13℃ 美甘12℃ 新庄11℃と気温は下がって行く 新庄道の駅を過ぎてすぐのT字路を右折し県道58に乗り蒜山へ向かう 野土呂トンネルを抜けてすぐ左に曲がり 100m程走り 林道川上2号線へ右折する 林道左手にある登山口に注意しながら車を走らす 登山口の斜め前に車一台置ける空地がありそこに車を置かせて戴く 車載温度計で10℃