駐車場7:28−7:40電池交換7:43−7:51いぼた園地−7:58かえで園地−8:04おたからこう湿原8:05−8:19もみじ滝_1200m−8:40分岐_700m−8:45分岐_480m−9:05千軒平9:17−9:41もみじ平−10:00県境分岐_480m−10:16園地−10:40まゆみ園地−10:46管理棟10:49−10:51駐車場
今日は森林公園を訪ねる いつものように千軒平(せんげんだいら1090m)を訪ねる登山支度をする すぐ近くにナナカマドが実をつけている その他にも花や実が認められるので周辺をぐるっと回る オカトラノオ ミヤマイボタ ヤマボウシ イヌツゲ ハウチワカエデ ヤマザクラの実などを見つける そして車に戻り リュックを背負って出発する
ヤマボウシが目立つ 森林公園入口の森林公園と書いた石碑の周辺には白い花が目立った 反対側に案内表示板があり その後ろにはツルアジサイがからんでいた
遊歩道を行く 管理棟がすぐ前に見える 右手に次々と花や実が顔を見せてくれるのでひとつひとつ挨拶しながら進んで行く ミヤマヨメナ キツネノボタン ムラサキシキブ フウリンウメモドキ カマツカ等を見つけ管理棟に出る 管理棟のオープンは8:30でまだだ 帰路に寄ろう
管理棟の前のルートに入ったところにツリバナがある どのような状態か見に寄る 花芽のようなものがいくつもつけていたがこの木がツリバナだと知らなかったら 判断が難しいだろうなと思った
遊歩道をからまつ園地に沿って進む ルートに白い花が落ちていたエゴノキだ木にも沢山の花をつけていた ミヤマイボタがあちらこちらで顔を見せる 駐車場でも見つけたが遊歩道沿いにも多い ルート脇の溝に沿って大きな葉がいくつもある どうやらザゼンソウの葉が大きくなったもののようだ ミズバショウの葉も大きくなっている バショウと名がついているのが頷ける
春ミズバショウが咲いていた木道は外され 残っている木道は進入禁止となっている ミズバショウの葉の固まりが幾つも見られ ザゼンソウの葉も伺えた花や実を楽しみながらからまつ園地 いぼた園地と進んで行く 湿原はルート右手にあり 左手には灌木樹がある 陽射しが得られるのでルート脇には山野草が顔を見せる 右へ行ったり 左へ行ったり 下を探したり 眼の高さあたりを探したり 花を見つけてはしゃがんで写真を撮るので スクワットをしているようだ ちなみにリュックは7Kg程度あろう かえで園地までに出会った花や実は
ウツギ カマツカ* サワフタギ* ニワトコ* ノアザミ ノイバラ タニウツギ* ヤマボウシ ムラサキサギゴケ バイケイソウ ミズタビラコ オオカメノキ* ツルアジサイ ヤマアジサイ ミヤマイボタ ミヤマヨメナ ミズチドリ リョウブ などであった *を付記したのは実 ミズチドリ リョウブは花芽の段階 ミヤマイボタ カマツカが多かった
ここで期待していたのはバイケイソウとミズチドリ バイケイソウは目立たない花だがしっかり花を咲かせていた ミズチドリは白い花芽が顔を見せていた
かえで園地からおたからこう湿原へ向かう 落葉樹林の中のルート 秋には紅葉がいい 木漏れ日も伺える エゾハルゼミだろうか鳴き声がにぎにぎしい 太陽の陽射しに反応して鳴くのか 陽が隠れると聞こえなくなり 陽が出てくると鳴き出すことが 今日も観測された そしておたからこう湿原に出る
湿原にはおたからこうの葉が茂っていたが花をつける茎のようなものは見られなかった 木道に出て木道沿いに花が見られないか確認し おたからこう湿原を後にする
同じような樹林の中のルート オオカメノキ* ヤマアジサイ タンナサワフタギ ギンリョウソウ アカショウマ ヤグルマソウ*などを見つけ もみじ滝に出る ヤグルマソウは白い花は終わり 小さな実をつけていた
もみじ滝から登山ルートを登る 登り口にコナスビが幾つか咲いていた ショウジョウバカマ*やヤマジノホトトギスの花芽があり ツルアリドウシが白い花芽をつけ 花を咲かせているものもあった 小さな花だが星をちりばめたようで可愛らしい 秋には赤い実をつける 特徴のあるブナの大木を過ぎ 少し登ったところにイワナシが春咲くスポットがある 何か見つけられないか探すと イワナシの葉は見つけられたが実はわからなかった イヌツゲ タンナサワフタギを見て 尾根ルートに出る
尾根ルートはすずのこ平からもみじ平 千軒平 そしてきたけ峰と森林公園を取り巻く山が円周状に連なり 円の中心が管理棟となっており いろいろなルートを選ぶ事が出来る どのルートも歩いたがいつのまにか今日歩く もみじ滝 千軒平 もみじ平 県境分岐から下山するコースを選ぶ事が多くなった
ルートでは大きなブナ樹林を楽しむ事が出来る 分岐には道標がある 千軒平に向けて進む 下って登り返すと分岐がありそこを左にとり進む このルートで一番長い登りを耐えて登って行くと樹林から顔を出す ミヤマガマズミ* イヌツゲ リョウブ ヤマツツジ ニガナ アカモノ ミヤマナルコユリ ツルアリドウシ サルトリイバラ* ショウジョウバカマ*などが顔を見せる アカモノが多く顔を見せる ほとんどが実 花は少なかった そして山頂標識が見えてくる
山頂の千軒平は狭いものの草原となっており花が期待される ノアザミ ヤマツツジ ササユリ ウツボグサ ヒヨドリバナを見つける事が出来た ササユリはどこかで出会えるといいと思っていたので嬉しい 山頂からは270度程度の展望が得られる 雲があり大山は認められなかった 記念写真を撮り 下山する
下山はもみじ平を経由し 県境分岐から園地に降りて行く 県境分岐まではいくつかアップダウンがあるが登りできつい所は無い ブナ樹林のルートや根曲がり竹に囲まれたルートなど変化がある 根曲がり竹や樹林に遮られ展望が得られる場所は少ない 花や実を楽しみながらルートを行く
もみじ平までにコバノフユイチゴ ヤマアジサイ ツルシキミ* タンナサワフタギ ソヨゴ* サワフタギ* ギンリョウソウ ノアザミを見つけた タンナサワフタギとサワフタギの区別が難しいのだがこの季節ではタンナサワフタギはまだ花が残っており サワフタギは実をつけていた 葉の違いもあるようで今日繰り返し出会った事で感じを掴んだように思う
もみじ平を過ぎたところに展望の得られるところがあり ルートの先にすずのこ平の尾根が見える 左右は根曲がり竹に遮られ伺う事が出来ない 雪のシーズンは根曲がり竹が雪の下なので素晴らしい展望を楽しめる オオカメノキ* ヒヨドリバナ ノアザミ ヤマアジサイ サワフタギ* オオナルコユリ ヤマジノホトトギス ユキザサ*を見つけ 県境分岐に出る サワフタギが多く見られまだ青い実をつけていた ヤマアジサイは花が咲き出したところ ヤマアジサイの花は両性花と装飾花と言われるそうで 両性花に該当する花がぽつぽつと顔を見せていた 装飾花の淡いグラーデーションは美しく 両性花の小さい花びらは可愛らしい
県境分岐から下りである ブナ樹林の中のルート コバノフユイチゴとツクバネソウを見つけただけで園地に出る
園地に出たところでキカラスウリに良く出会うが このシーズンではその面影はなかった 遊歩道をかえで園地へ向かう ウバユリの花芽 ヤマボウシ ギンリョウソウを見つけてトイレを過ぎたところにササユリが3本 蕾のもの 蕾が開きかけたもの 花を咲かせているものを見つける 千軒平で出会って以降尾根で出会えなかった 思いがけないところで出会える事が出来た ユリは同じ場所はきらうらしい
かえで園地からまゆみ園地へ向かう 遊歩道を行く 渓流に沿ったルートで雰囲気がある オオナルコユリ トチバニンジン* オカタツナミソウ ムラサキサギゴケ エゴノキ コマユミ アカショウマに出会いまゆみ園地に出る 途中で出会ったオオナルコユリはすごい 私の身長ほどありそうで 花をびっしりつけていた 先にゆくに従って花は小さくなり つぼみの状態 根本に近い方の花は大きく開いていた こんな大きな且つ沢山の花をつけたオオナルコユリを見るのは初めてだ
まゆみ園地ではバイケイソウが沢山顔を見せ花を咲かせていた マユミは花芽の状態 ケヤマウコギは探してみたが判別出来なかった マムシグサ モチノキ ムラサキシキブの花芽を見てまゆみ園地を後にし 管理棟に寄る いつものように 今見られる花を調べる
ノイバラ ハンショウヅル エゴノキ ツルマサキ コバノフユイチゴ ショウキラン ヤグルマソウ オオナルコユリ トキソウ ツルアリドウシ ノアザミ アカショウマ サルナシ ツルアジサイ ミズタビラコ ウツギ ヤマアジサイ イワガラミ ミヤマナルコユリ ヤマボウシ マムシグサ ミヤマイボタ ミヤマヨメナ マユミ オオバナニガナ ウマノアシガタ
が掲載されていた まゆみ園地から管理棟に向かう時パラパラと雨が降ってきた 駐車場は車が一杯 園地に向かう何人もの方達とすれ違った
帰路ところどころで雨が降り 路面は濡れていた 激しく降られたところもあった 倉敷に近づくと路面は濡れていなかった
この頃天気予報は良く変わる 一度諦めていたものが復活 なんとか午前中は持ちそうだ 予報は曇り時々晴れ 降水確率午前20% 午後40% 午前中に降りてこよう 曇り空のもと倉敷を出発車載温度26℃ 早朝とは言え結構温度は高い 429吉備路を行き 県道271を経由して足守の手前で再度429に乗る 足守 加茂川と走り道の駅へ 道の駅では22℃ 小休憩をして出発 小森温泉 旭川ダムと抜けて行く ダムの水位は前回より随分上昇していたが平常の状態だった 旭町を抜け 休み乢トンネルを抜ける トンネル出口はもやいでいて山並みは判別出来ない トンネルを下り 最初の信号を左折 県道159を経由して久米へ 久米で右折し181を行き院庄へ 院庄で左折し179を北上する 院庄24℃ 雲井山トンネル出口は22℃ 奥津役場前23℃を確認 甘木トンネルを出てすぐに森林公園の案内標識に従って左折する あとは標識に従い駐車場に 駐車場車載温度は20℃ 駐車場はどなたもおらず1番だったが すぐに続いて2台来られた