森林公園



標高 ***m    難易度 ☆     周遊140分 岡山県
倉敷からの距離   106Km        登頂日 2017/08/05   ガイドブック   F写真 動画

駐車場8:10−8:39いぼた園地−8:47かえで園地−8:52おたからこう湿原−9:05もみじ滝_1200m−9:20かえで園地−9:38熊押し滝−9:54かえで園地−10:14まゆみ園地−10:30駐車場

散策
 今日は爪ケ城を狙っていたが、登山靴を忘れ 急遽変更し森林公園を散策する

 ナップザックに麦茶のボトルを入れ 運動靴姿で出発 足も軽いし背中も軽い まずは駐車場周辺で先月出会った花や実を思い出しながら探す オトギリソウ ダイコンソウが花を咲かせ ウバユリの花芽が分れ今にも咲きそう オカトラノオもまだ残っていたが勢いは無い 新たにヌマトラノオが顔を見せる 湿原に咲くものだと思っていたが駐車場の環境に幾つも咲いていた ナナカマドは相変わらず 道路脇でチダケサシの出迎えを受けた
 
 森林公園入口の石碑のところに出る 先月はヤマボウシの花が目立ったがもう花は無い 探すとヤマボウシの実を見つける事が出来る 反対側の案内板のある後ろには相変わらずツルアジサイが顔を見せる 先月の写真と比較してみたが、どこに変化があるのかわからない チダケサシ ムラサキシキブ*(*は実の意味) カマツカ*を見て 管理棟に行く
 
 花や実を見ながら歩いている時に、管理棟の入口が開いた 開館の15分前ではあったが 開いたのを幸いに入り 今見られる花の一覧をカメラに収める 下記に掲載されていた花の名前を記す アカモノだけが実で果実期が紹介されていた

リョウブ キカラスウリ オカトラノオ ヤマホトトギス コバギボウシ ツチアケビ アカモノ* ヒカゲミツバ ダイコンソウ ヌスビトハギ ヨツバヒヨドリ オトギリソウ ネジバナ ノギラン オオバノトンボソウ トモエソウ ノリウツギ ヌマトラノオ アカソ イヌトウバナ シオデ ウバユリ ナツツバキ アブラガヤ チダケサシ カワラナデシコ コオニユリ モウセンゴケ

 管理棟を出てツリバナの木のところへ行く 先月は花芽がほんの僅かついているかわからない程だったが、大分膨らみ カメラの眼にも焦点を結ぶ事が出来た
 
 遊歩道をからまつ園地に向けて進む カワラナデシコが幾つか花を咲かせていた なんと添え木をして花が倒れないように保護されていた 何らかの保護はあってもしかるべきだが、自分の力で生きている姿が 感銘を与えてくれるのだなと 反面教師的に考えさせられた
 
 からまつ園地からいぼた園地の間、花や実は多く 今日は特にゆっくりと右へ行ったり左へ行ったりしながら楽しむ コバギボウシ ヌマトラノオ チダケサシがあちらこちらに顔を見せる 管理棟に紹介されていたアブラガヤだろうひときわ背の高い草 湿原の中で花を咲かせていた サワフタギ* タニウツギ* オトギリソウ キツネノボタン バイケイソウ* オオカメノキ* オオナルコユリ* コバノガマズミ* ミゾソバ コバギボウシ タンナサワフタギ* ヒヨドリバナ ヌマトラノオ カマツカ* などに出会った ミヤマイボタはどうなっているか探してみたが 実らしいものは見つけられなかった
 
 かえで園地に出る もみじ滝まで行って戻り 熊押し滝に行って戻る というルートをとり 山道を歩くのを避ける リョウブが咲き出し ホツツジが花芽をつけているのを見て おたからこう湿原に出る オタカラコウは花茎もまだ 葉が湿原を埋めていた 湿原にかかる木道に立つ ミゾソバが咲いていた ガサガサガサと音がする マムシ注意の標識を見ていた時だ 眼をやるとヘビ 頭を草の中に隠していたが黒っぽいヘビなのでマムシでは無さそう
 
 ルートをもみじ滝へ向かう 途中ヤマジノホトトギスに出会う 管理棟にはヤマホトトギスと紹介されている 似た花だが違いがあるらしい 撮った写真はピンボケでさっぱり 判別出来そうもないので従来どおりヤマジノホトトギスとしておく
 
 滝に近づくと少し傾斜がつく 登山靴で守られているのと違い 慎重になる 登りよりは下りに余計注意が必要だ 結構濃いガスがかかっており 滝はガスの中 足元にヤマアジサイが装飾花を残し実をつけているのを見て滝を後にする 
 
 かえで園地に戻り 熊押し滝へ向かう ルート左手は先月ササユリが咲いていたところ ササユリの実を確認 トチバニンジン* ヤマボウシ* イヌトウバナ ヒカゲミツバ ウバユリを見つけ熊押し滝に出る 熊押し滝と書いた標識のところから滝を一望する こちらはガスはかかってなかった ルートの途中に県境分岐への登山口がある その近くでキカラスウリに出会った記憶があり、探したが見つけられなかった
 
 またかえで園地に戻り まゆみ園地を目指す 薄日が射し明るくなってきた いぼた園地に顔を見せているヒヨドリバナ ヌマトラノオ チダケサシを再度カメラに収める 明るいと花も元気に見える そしていぼた園地から別れ 渓流沿いの樹林の中のルートを行く このルートも花や実が楽しみ モミジガサ トチバニンジン* オオナルコユリ* キカラスウリ* アカソ キンミズヒキ バイケイソウ* キツネノボタン ヒカゲミツバなどに出会う 
 
 オオナルコユリは先月見事な花をつけていた 花は実になり 倒れないよう支えがあった 支えが無い状態では深く頭を下げ 実は葉で隠されてしまうので かがんで窮屈な姿勢で写真に撮る 今日は支えがあるのでそっくり帰ったような姿勢で難なく写真に撮れる 花は喜んでいるのだろうか 恥ずかしがっているのだろうか
 
 キカラスウリ いつもの場所を探す 管理棟には花の写真が掲載されていたので花を探すがそれらしいものはわからない ひょっとして実になっていないかともう一度見る 青い実を幾つもつけていた 同じものを見ていても花をイメージして探している時は見えず(認識できず) 実は? と切り替えた途端 認識する事が出来たのは実に不思議な感じだ
 
 まゆみ園地に入る マユミは幾つも実をつけていた この状態が維持されれば紅葉のシーズンには色づいたマユミを楽しめそうだ チダケサシ アカソ オカトラノオ ヌマトラノオが咲き シオデ* ケヤマウコギ* トチノキ*は実をつけていた そして駐車場に戻る 記録を見て 140分もの時間 あれこれと楽しむ事が出来た



アプローチ
 5時前であるが倉敷の温度は29℃ 朝の涼しさは感じられない 爪ケ城登山を計画していたので429で足守 加茂川 旭町 休み乢トンネル 津山で53に乗り 日本原で県道450に入り 声ケ乢登山口につく 登山口25℃ さて登山支度をしようとして登山靴を持ってくるのを忘れた 登山靴はいつも車に載せていたが、靴が傷み 先月購入した まだ大事に使おうと車に置きっぱなしにする事を止めた きっと忘れる事が起きそうだなと予想していたものの 購入後3回目で起きてしまった 残念
 
 折角 ここまで来た 運動靴で楽しめるところは?と考え森林公園を訪ねる事とした 53号を戻り 広域農道を使って179に入り 雲井トンネルを抜け 甘木トンネルを抜けたところで森林公園の案内に従い 森林公園の駐車場に 駐車場の温度22℃ 駐車場にはすでに数台駐車 走行距離は帰路に計測